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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シダレザクラ,バケネコ,ダテツナムラ
1956年 宮城県
元禄8年(1695)、伊達綱村が生母浄眼院三沢初子の菩提のため、初子が伊達騒動の際に護持仏とした釈迦如来像を安置する釈迦堂を造営した。士民の結縁と遊楽のため、京都からシダレ桜と彼岸桜500株をそこに取り寄せた。昔、老いた猫が樹上で老婆に化けて手拭いをかぶり、糸繰り車をまわしていたという。

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トラゲネコ
1974年 滋賀県
虎毛の猫が、夜な夜な手拭いをかぶって出て行ったり、人に化けて風呂にはいったりする。
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ネコマタ
1931年 香川県
老婆がかわいがっていた猫が年を経て猫またになった。猫または老婆を食い殺し、自分が老婆に化けていた。猫または老婆の息子に斬り殺されると、元の姿に戻った。
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ギョウニンザカ
1956年 宮城県
澱橋通筋違橋から千貫沢に沿い、山屋敷に通ずる坂。路傍に行人塚があった。元禄の頃、その亡霊が伊達綱村の茶席に現れたという。
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ホトケヨセ
1964年 福島県
伊達の方から頼まれてみこがきた。仏の前で拝んでいるとねむったようになり、仏のような声音でいろんなことを口走る。仏の祭りをおろそかにしているとうらみごとをいわれたり、災難を教えられたりする。
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ビシャモンテンノゾウ,ユメ,ドウジ
1983年 京都府
夢の場所に辿り着いて不思議に思うと、草中で毘沙門天の像を得た。そこで寺を建立してこの像を安置した。しかし伊勢人は観音像を安置したいと思っていたので願いが成就しないと考えた。その夜の夢に童子が現れ、観音と毘沙門天は一体だと答えた。そこでまた1宇を建立して千手観音を安置した。
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カエデ,タダスノモリ,カモジンジャ,ホウソウヨケ
1956年 宮城県
京都下鴨の地名を取って糺(只州)と称す。伊達綱村が、元禄年中に塩釜の社地から遷座。上加茂、下加茂の両社殿が紅殻塗りであるので疱瘡除けの俗信がある。竜田山から移植された石段脇の大楓が神木である。疱瘡の禁忌と紅葉が結びつく。
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ヤンベセイベイ,ワレイ
1976年 岡山県
東江原町青木の和霊神社では、和霊様を祭っている。伊達正宗の家臣であった山家清兵衛は正宗の次男秀宗に従い宇和島にやってきて家老となったが、お家騒動のため斬殺された。その霊が祟りをなすので宇和島伊達家が城内に祭神として祀ったのが和霊神社で、それを勧請してきたものと言う。
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バケネコ,ハイラズノマ
1957年 熊本県
人吉城の中に化猫が出るという騒ぎが起き、寛永2年、普門寺のあとに生善院(俗称猫寺)を建てて菩提を弔った。観音堂脇の大木は猫像であるという。本堂には今も入らずの間があり、ここに泊まるとどうしても眠れないという。
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ネコ
1937年 石川県
ある夏、毎晩竿にかけた手拭がぬれているので不思議に思っていると、その家の老婆が猫がかぶって踊りに行くのを発見した。次の朝、老婆が何気なくそれを話題にすると、猫が喉を食いやぶって老婆を殺した。
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ネコ
1961年 新潟県
婆さまが手拭いを枕元におくがんが湿っぽかった。手拭いをかぶって猫が踊った。遊び過ぎてカエロを上ってくるがんを人が見つけて以来、猫は姿を見せなくなった。
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カネ
1982年 宮城県
熊ん堂淵に桜ん子の浄勝寺の鐘が大水で小泉川を流れてきて入り、京都まで流れていったという。その鐘は「桜ん子恋しい」と鳴る。
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シダレザクラ
1993年 三重県
昭和20年代のこと(1945~54)、無動寺のシダレ桜に灯りが灯った。両手の人さし指と親指で作る程度の大きさで、檀家の人が亡くなる2,3日前から灯り、亡くなると消えたという。
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ヨシナリノベンテン,シロヘビ
1956年 宮城県
元禄10年(1697)、四代藩主綱村が造営した黄檗宗臨済院の境内にあり、この本尊は奥郡から移したという。堂の周囲にマムシが多く、弁天さんに口を切ってもらった蝮で、人に咬み付いても毒がまわらないといわれ、時には白蛇が現れることもあった。
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(ナナフシギ)
1956年 宮城県
満興寺(まんこうじ)は曹洞宗、永徳2年(1382)の開山。伊達政宗が狩りに行くたび休息したという元の建物は政宗の造営で、その位牌を安置する。境内に一夜で生えたという樹齢数百年の桂があり、山号を大桂山という。七不思議で名高い。
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トリツクオンナ
1939年 和歌山県
糸繰り車を借りに行って断られた女が車に取り憑いて動かなくした実話がある。
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イソウ
1976年
10歳ぐらいの女の子がいるが、手足が縄をなったようである。足を首にまわしたり、手をまわしたりしたら、届かない場所はない。
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(ゾクシン),ネコ
1936年 栃木県
猫を殺すと化けて出るという。
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ネコノオドリ
1977年 神奈川県
干しておいた手拭いが頻繁になくなるというので困っていた。安西六左衛門という人が寺の観音堂の前を夜に通ったところ、中で猫たちが手拭いを頬かむりして踊っていた。
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キノシタノヤクシ
1956年 宮城県
伊達政宗が大崎義隆と戦って旗色がわるかったとき、48人の法師武者が現れて敵を切り崩し、伊達勢に勝利をもたらした。政宗が「いづこの御僧か」と尋ねると、宮城野の木ノ下の住人とのみ答えて姿を消した。家臣に調べさせると野中に石殿があって薬師如来が安置してあった。その夜、夢の告げでこの薬師如来の加勢であったことを知った。
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ユウレイ
1988年 長野県
子供に愛情の残っている母親が幽霊になって出てくるという。それは腰から上しかなく、手拭いをかぶった女の姿で現れるのだそうだ。家の中や屋敷内に出る。
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アズキアライ
1943年 長野県
小豆洗いは、沢に出て黒い手拭いをかぶって小豆を洗う。
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