メドチ,カッパ 2001年 青森県 5月5日に菖蒲と蓬をさしていたところ、やめろと言って後ろから引っ張った者がいた。見ると、それは子供の姿をしためどちだった。
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テング 1940年 神奈川県 文化4年7月5日、3人の人が天狗に投げられ、1人が死亡、2人が怪我をした。
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チマキ,スイジン,カウリヤウ 1983年 昔、高辛氏の悪子が、5月5日に船に乗って海を渡っていた時、にわかに難風が吹いて波に沈んでしまい、水神となって人を悩ませるようになった。そこである人が、5色の糸で粽をして海中に投げ入れた所、水神は5色の蛟龍となり、その後は人を悩まさず、漕ぎゆく舟も災難に遭わなくなったという。
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テング 1985年 和歌山県 ある人がいなくなった。4・5日して帰ってきて、天狗にさらわれたが、いろいろ面白かったと言った。
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ミツミネサマ 1967年 千葉県 5月5日は日待である。この日仕事に行くと、三峯様ふく笛が聞こえてきて悪いことが起こる。
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スズカゴゼン 1931年 京都府 鈴鹿御前という女神が悪鬼を退治したという。
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ダイジャ,ノガミ 1988年 奈良県 昔この村では、長男が生まれると籤で決めて、5月5日にノガミの塚に人身御供に出さなくてはならなかった。旅人が退治を買って出た。ノガミの塚には大蛇が住み着いていたので、酒で眠らせて村人と共に退治した。以来、大蛇の命日の5月5日に、長男の生まれた家を頭屋にして藁で大蛇を作り、大蛇供養をするようになった。
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サカナ 1989年 群馬県 榛名湖に人が飛び込んだので、5月5日に赤飯を重箱に入れて湖に投げて供養すると、その重箱の中に魚のコケ(鱗)が入って返ってくるという。
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(ヒヲタクバショ) 1960年 三重県 月の数の日(5月は5日、6月は6日)には火を焚く場所を慎重にする。その日畑で火を焚いたため、顔に痣のある子が生まれたことがある。
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ワルイモノ 1982年 三重県 山へ行った時に悪いものが出てきたところ、よもぎの生えている所に隠れたら見つからなかったので、5月5日にはそれを屋根に挿すといって、しょうぶ、萱、よもぎを束ねて屋根に挿す。
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ゴネンガミ 2002年 山口県 氏子が集まって、神事を何年目毎にしようかと相談していたところ、五年神は耳が遠く、「5年目毎?」と聞き返したので、祟られると恐ろしいので5年目毎にいとなむようになった。
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アクキ 1997年 宮城県 琴平というところは、昔悪鬼どもが鳥海山より山を運んできたが、半ばで夜が明けてそのまま逃げ捨てたという。
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(コナノゴトキモノ) 1976年 承和5年7月18日、粉のようなものが降り、雨が降ってもそれは消えず、また止まなかった。
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タンジョウムク,エンコウダイシ 1982年 東京都 元禄9年3月から5月まで、本所回向院にて美作国誕生寺円光大師ならびに什物を開帳していたが、5月1日、誕生椋の節木を取り出してみるとそこに円光大師の御影が朧月のように浮かんでいた。1人の僧が磨いたところ、より鮮明に現れた。
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キツネ 1989年 山梨県 今ダムになっているところに、昔は道があった。そこのオオクボザワのところを歩いていて、道ではないところに道が見えて下の方の道でもないところへ行ってしまった。キツネ話である。
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ハレモノ 1982年 京都府 元禄16年5月、京油小路二条上る町で、12歳の男児が甚だ発熱し、腹中に腫れ物ができた。それに口が開き、その口が本人の言葉に従って喋った。その口は何でも食べ、食いすぎはよくないだろうと口を押さえたら高熱が出て罵った。ある医者が5,6種の薬を配合し本人に与えたところ、一両日でその口は無くなり、10日ほどして肛門より長さ1尺1寸、頭に角が1本ある雨竜のような物が出てきた。
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ヒカリモノ 1978年 東京都 元文3年2月1日夜5つ刻、光り物が飛んだそうだ。
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(ゾクシン) 1988年 岩手県 5月5日の端午の節句には菖蒲を屋根にさすが、これは膚で触れると体が腐るからということで、鬼除けになるという。
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キツネ 1974年 千葉県 下総国九久里あたりで、金5枚で雇われた傀儡師達が夜山中の屋敷で歌舞を行った。飲食して眠ったが目が覚めると荒野に寝ていた。しかし金5枚は本物だった。
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リュウジン,リュウオウ 1986年 沖縄県 那覇にあった竜王殿は中見城にあったのを天妃廟前に移したといわれている。旧暦1月4日、5月5日、9月9日、11月冬至、12月24日に祀っていたと『琉球国由来記』にある。
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ソセイ 1995年 福島県 実家の母が死んだという知らせを受け、病院を無理して退院して帰り、母に声をかけたところ3日間生き返った。4日目に零師様のところへ行って帰って来たところ、それから2時間後に母は息を引き取った。
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