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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ソセイ)
1980年
ある壬生の禅僧が、死んで19日後に生き返ったという。その僧は死後の世界について、ただ山水に対するといって地獄や天の事を言わなかった。

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タマシイ
1964年 滋賀県
魂は死ぬ2、3日前や、死後にも飛ぶ。
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モウジャ,ジゴクノカマノフタアキ
1929年 栃木県
7月朔日は、地獄の釜の蓋あきと言われている。この日には、亡者が、地獄から開放されて十万億土の地獄から、家路の旅をするのである。
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オトキビ,エンコ,(ゾクシン)
1975年 愛媛県
9月16日はオトキ日である。この日は「地獄の釜も休む日」といって、風呂を沸かさない。また、この日に死ぬと極楽へ行けるという。この日は魚を捕ること・池や川で泳ぐ事を忌む。泳ぐと、エンコが引っ張るといわれている。
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チノイケジゴク,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
産で死んだ人は血の池地獄に落ちる。
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ミコヨセ,クチヨセ
1972年 長崎県
形上に老婆のモノシリがいて、巫女寄せをした。病気になると死霊にさわったのではないかといって見てもらった。死者の言葉をそのままに、死後の世界を語った。どこで死んでいるのか分からないので見てもらうと、掘れといわれた場所に死体があったこともある。
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アビジゴク,ムゲンジゴク,ダイショウネツジゴク
1935年
阿鼻地獄というのは無間地獄といって、大焦熱地獄の下にあって欲界の果ての底であるという。
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ツバキノツチ
1938年 新潟県
化物が出る寺に僧が泊まっていると、大坊主が出てきた。僧が、化物は大蟹や大鯉や椿の槌などが化けたものだろうと言い当て、最後に地獄に行けと言うと、それ以来、化物が寺に出る事は無かった。
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リュウ
1970年 神奈川県
江の島の近くの山寺に禅僧がおり、日夜法華経を読誦していた。そこに夜毎女が来て聴聞し、夜が明けると忽然として姿を消した。禅僧は怪しみ、女の着物の裾に糸をつけた。翌朝糸をたどると、岩穴の中にいる竜の尾に糸がついていた。このため竜神を祀る江尻大明神には法師の参詣が禁じられていたという。
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ジゴクチョウ
1981年 東京都
昔、高尾の山に地獄鳥がいて、夜の12時・1時に鳴ると里に出て鳴いた。その鳥に鳴かれるとあまりの恐ろしさに村民は悶絶した。それであるおじいさんが地獄鳥の正体を突き止めるために山に入ったが、地獄鳥に鳴かれ悶絶してしまった。翌日、消防の人50人が鉄砲を持って地獄鳥を探したが、それ以来地獄鳥は姿を消してしまった。
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ネコ
1938年 鳥取県
死者の上を猫が通ると生き返る。
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ヒノタマ
1986年 愛媛県
人が死んだ後に火の玉をよく見るという。
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ネコ,カタナ
1940年 秋田県
死んだ人に刀を飾っておかないと、猫が憑いて生き返る。
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ジゴクノト,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
7月16日には墓参りをするのだが、この日は地獄の戸が開く日だといわれていて、川へ入ることが禁じられている。
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ダイズノゴトキモノ
1976年
享保19年12月5日、大豆の如き物が降った。
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(ゾクシン),イキカエリ
1933年 京都府
生き返った人はどんなに達者になっても長生きしない。せいぜい2、3年のうちに死ぬという。
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ガオウ
1986年 岡山県
弟の澄夫は昭和19年5月19日にサイパンで戦死したが、ちょうどその頃、父は水田で仕事をしている時に白い衣をつけた鳥のような姿をしたものが飛んできて、墓のある裏山に消えたのを見たという。死者が魂となり、このような姿になるのを昔からガオウという。
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ネコ,(ゾクシン)
1975年 山口県
猫が、死体をまたぐと生き返る。
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キツネ
1973年 茨城県
下総国飯沼郷で昔、浄土宗弘経寺にいた論議の上手な僧の正体は狐だった。僧は去ると言い、正体を見抜いた僧に何でも望みのものを見せると言った。僧が阿弥陀を見たいと言うので、見せてやるが拝んではならない、拝んだら自分は死んでしまうと言った。実際に阿弥陀来迎の相が現れると僧は思わず拝んでしまった。すると狐は死んでしまった。
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キツネ
1973年 富山県
狐が隠れ蓑を被って姿を隠して、人間の世界をおびやかすという。
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テング
1964年 三重県
初さんは天狗の世界に出入りしている。天狗の世界は老いた男性ばかりである。運動会や牛肉を食べたりするのだが、普段は小さいさじに一杯の白い粉のみである。薬なども教えてもらう。
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ガキ
1975年
人が善ならば天堂に生まれ、悪ならば地獄に堕ちる。地獄に堕ちる者は餓鬼といわれる。餓鬼は喉が針のように細いので、水を飲む事ができず、水を見ると火に変わるという。
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