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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ホウソウ)
1980年
方相は葬車を遣う鬼で、魂を導き守るものである。

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カミナリ
1921年 全国
雷神は龍神に追遣われる。
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カッパ
1914年 佐賀県,長崎県
肥前では人が河童に殺されると、葬には火を用いず、衣類から棺まで白い物は使わない。これを黒葬といい、黒葬をすれば河童は眼が潰れ腕は腐って死ぬという。
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スイカズラ
1979年
人の来ないところで穴を掘って、中に蛇をたくさん入れて神として崇めて遣わせる法である。大方犬神と同じである。これに憑かれると病気になる。憑かれた事がわかれば、宝を送り遣わせると治るというが、それは誤りである。
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ネコ
1974年 栃木県
車で猫を捨てに行ったら、車が谷に落ちたことがあるという。
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テング
1982年
文政3年に虎吉という男が、15歳の時より天狗に遣われたという。
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オニトムスメ
1956年 宮城県
2人の姉妹が、天気の良い日に栗拾いに山の奥まで行った。そのうち夜になって道に迷い困っていると、柴を抱えた同じ年頃の娘が来たので、その娘の家に泊めてもらった。そこは山の崖下にある粗末な掘っ立て小屋だったが、「自分は鬼にさらわれてここにいる。鬼が来たらどんな目にあうかわからないから、長持に隠れていろ」と娘が言う。鬼が帰って「人くせえ」というが娘がなんとかごまかし、鬼は「誰か来たら逃がすな」と言い残して去る。逃げる機会をさぐっていた娘も一緒に、一鞭あてると千里走る車を奪って逃げる。帰ってきた鬼は残っていたもう一つの車に乗って追いかける。海まで来て鬼は一息に海の水を飲み、娘たちの車が鬼の目の前に来たとき、娘たちはしかたがなくなって、3人で腰巻も何もかもひきあげて尻を丸出しにしてぴたぴたと叩いた。すると鬼が大笑いし、その拍子に水は鬼の口から出て、娘たちの車は無事に対岸へ着いたという。
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オニ
1961年 和歌山県
百姓が雨がなくて嘆いていると、鬼が雨を降らし、かわりに一人娘をさらって行った。娘は鬼の家で鬼の子を産み、鬼の子がお爺さんに会いたいというので、鬼の留守に鬼の車に乗って逃げ出した。鬼が追いかけてきたが、笑わせて逃げ切った。お爺さんの家に行き、鬼が怖いと言っていた青い剣と青いヒルに似た菖蒲とヨモギを軒端に下げて鬼を退散させた。それが五月節供の由来。
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アオイテ
1999年 栃木県
山道を走っていた車がガソリンスタンドで休憩を取った。乗っているうちの2人が買出しに出かけて車に戻ると、車に残っている人が青い手に足を掴まれて動けなくなっていたので、2人は逃げ出した。再び車に戻ると人はいなくなっていた。
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キンキ,フウキ,スイキ,インギョウキ
1975年
天智天皇の時代に、藤原千方という者が金鬼・風鬼・水鬼・隠形鬼の4鬼を使役していた。伊賀と伊勢の国はこの鬼のせいで、天皇の支配に入らなかった。そこで紀朝雄という人物が「草も木も我大君の国なればいづくか鬼の栖なるべき」と和歌を詠んで鬼のもとに送りつけたところ、たちまちに鬼はいなくなり、藤原千方は朝雄に討ち取られたという。この鬼は狐狸の類か。
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モノヨ
1975年 香川県
死後6日目に親戚のものは皆葬家に集まり宿泊するが、必ず誰かがうなされる。
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オニ
1975年
霊は鬼であり、鬼は気である。
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オニ,ランシン
1975年 愛知県
ある女が鬼となって葬所で死人を食べた。殺そうとしたが山に逃げた。これを聞いた人が言うには、乱心も身体の病がなすものであり、虚症の人には狐狸の類が憑いて狂わせるといった。
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カラス,タマシイヨビ
1983年 高知県
葬制。カラスが鳴くと死の予兆である。枕元で名前を呼んだり、竹の筒に米を入れてふってきかせたりして魂呼びをおこなう。
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チチオニ
1941年 大阪府
父鬼は父の鬼が住んでいた事からその名が起こったという。その鬼が父瀧にいたとも、鬼唐臼にいたとも言う。鬼唐臼には鬼の夫婦がいて、それが討たれ、手負いになって河内の鬼しめに逃げた。延命寺に負矢という家があって鬼の系図があるという。又この鬼しめには川に大きな石があってそこで鬼が死んだので鬼の血がついて今でも赤い、ということである。
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タマシイ
1977年 和歌山県
死者の魂は、亡くなる前日の晩に実家の寺に入るという。女性の魂は台所から、男性の魂は表から入るという。
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(カワノメイドウヲトメル)
2004年 奈良県
中将姫は和歌を詠んで竜田川の鳴動を止め,龍田明神に対して朝家を守り衆生を導くことを誓わせた。
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キツネ
1982年 東京都
狐はチョウチンをつけてきて、人に車の音を聞かせる。近くまでくると、チョウチンも車の音も消えてしまう。
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カシャ
1932年 岡山県
旧熊谷村では火車が出て時々死体を食うとされた。妙八を叩くと火車が来ないというので、葬式の時には必ずこれを叩く。
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タマシイ
1967年 山梨県
死の前の晩には、魂が寺へ先に行くが、その時、男の魂は寺の玄関、女の魂は勝手口から入り、寺の人はガタガタするような音を聞く。
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オニ
1986年 鹿児島県
ある人が狩りに行って、木の上にしばられた鬼ににぎり飯をやったら、鬼が力をつけてしばっていたカズラを切り逃げた。実はその鬼はその人の妻の父がしばっていたもので、逃げた鬼は妻をさらって鬼が島へ行ったという。妻をとりかえすために箱に入って鬼が島へ行き、鬼を退治する。
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オニ,(ゼンヲカシテクレルジンジャ)
1990年 長野県
青鬼神社の山の上の方には、青鬼の住む大きな祠があった。何か困ったときは、そこの鬼が椀を貸してくれたという。青鬼はオーコドヌシノカミだったともいう。
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