国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

オニ,ランシン
1975年 愛知県
ある女が鬼となって葬所で死人を食べた。殺そうとしたが山に逃げた。これを聞いた人が言うには、乱心も身体の病がなすものであり、虚症の人には狐狸の類が憑いて狂わせるといった。

類似事例(機械学習検索)

カッパ
1914年 佐賀県,長崎県
肥前では人が河童に殺されると、葬には火を用いず、衣類から棺まで白い物は使わない。これを黒葬といい、黒葬をすれば河童は眼が潰れ腕は腐って死ぬという。
類似事例

キュウビノキツネ
1974年
九尾の狐が3国にわたって害をなしたという虚談も久しく語られているので事実のようになっている。
類似事例

イヅナ
1980年 青森県
新興宗教がいずなを使って憎い家の人を狂わせる。
類似事例

アクマコリ
1975年
人に憑いて怪しい事をするのは必ず悪魔狐狸などの仕業だろう。作者がこのような随筆を書くのも狐狸の仕業だろうか。
類似事例

キツネ
1987年 山形県
キツネはいじめた人や迷いのある人、疑い深い人、惑わされやすい人に憑き、疲れた人は乱心したり恐怖症にかかったり霊が見えたり病気になったりする。
類似事例

オニ
1919年 奈良県
役行者が人食い鬼夫婦に会った。人を食うなといっても聞かないので、窟に隠したが、人を食べさせろという。そこの不動尊がやって来て、鬼夫婦に人を食べないと約束させた。夫は前鬼として洞川へ、そして妻は後鬼として十津川に行った。
類似事例

キツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
キツネが人に憑いたことがある。憑かれた人は、病人なのによく食べたという。
類似事例

タヌキ
1937年 大阪府
時刻を告げる太鼓の音を真似て、人の時間の感覚を狂わせる狸がいた。
類似事例

キンキ,フウキ,スイキ,インギョウキ
1975年
天智天皇の時代に、藤原千方という者が金鬼・風鬼・水鬼・隠形鬼の4鬼を使役していた。伊賀と伊勢の国はこの鬼のせいで、天皇の支配に入らなかった。そこで紀朝雄という人物が「草も木も我大君の国なればいづくか鬼の栖なるべき」と和歌を詠んで鬼のもとに送りつけたところ、たちまちに鬼はいなくなり、藤原千方は朝雄に討ち取られたという。この鬼は狐狸の類か。
類似事例

〔キョアン〕,シンボク
1978年 千葉県
虚庵という人が総州銚子に行ったとき、その地の人々が旱魃を嘆いていたので、そこの神木に祈ったところ、神木から黒雲が出て雨が降った。幻術で人を惑わせたと、その地の役人が捕まえようとしたが、虚庵は捕り手の来る日を予測していなくなった。
類似事例

(ホウソウ)
1980年
方相は葬車を遣う鬼で、魂を導き守るものである。
類似事例

コリ
1978年
役者達が話す事すら緊張する翁がいるが、古い狐狸の類だろう。
類似事例

オニ,ブトウ
1936年 鳥取県
昔、仙賊という山に恐ろしい鬼が住んでいて、村に来て人を取って食べていた。ある日、1人の武士がやって来てこの話を聞き、首を切り落として鬼を退治した。村人は鬼の首を焼いたが、その灰が風に飛ばされて来ては人に喰いつくようになった。これがブドウである。
類似事例

ジャジン,ヨウカイ
1976年
邪神は刑死、討死、あるいは恨みを残して死んだ人の怨念を神としたもので、紀州田辺藤九郎の祠はこの類である。また狐狸や古い物、犬猫の年をとったものは怪しい事をしたり人に憑いたりする。備州の蛇神や讃州の狗神はこれである。
類似事例

(ゾクシン),ナガモノ,ヘビ
1935年 栃木県
長物(蛇の類)を殺すと、祟られるという。
類似事例

カワソダイゴンゲン
1971年 福井県
武生のカワソ大権現は女の神様で、18歳の時に下の病にかかって箱に入れて流されて、今いる所にたどり着き、お告げか夢かでその附近の人たちに祀られた。自分が病で苦しんだので、男のライ病と女の下の病を治してくれるという。
類似事例

キツネ
1975年 愛知県
狐に憑かれた人が死ぬと、身体に穴が開いているという。
類似事例

オニ
1986年 鹿児島県
ある人が狩りに行って、木の上にしばられた鬼ににぎり飯をやったら、鬼が力をつけてしばっていたカズラを切り逃げた。実はその鬼はその人の妻の父がしばっていたもので、逃げた鬼は妻をさらって鬼が島へ行ったという。妻をとりかえすために箱に入って鬼が島へ行き、鬼を退治する。
類似事例

ケショウノモノ
1974年
武州で夜周囲に人家のないところで寝ていると、二十四,五歳の賤しくはない女が現われた。化生のものだと思い殺そうとしたが身体が動かなくなった。女の帯を銜えると女が食おうとしたときからだが自由になったので斬り付けた。女は消えた。この所の神は人を嫌っているという事もあるかと思い、社を出た。
類似事例

ウミデシンダヒト
1956年 東京都
海で死んだ人の霊が、人に憑いて「水をくれ」と言った。
類似事例

ツキモノ,ヘビ
1986年 長野県
蛇が人に憑いたことがある。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内