キツネ 1971年 岐阜県 ある娘が腰元奉公をしていて殿様のお手つきとなり、刀を拝領して杉平集落に下がってきて、刀を洞に隠した。その後、キツネに憑かれた人が「刀がある」といって探したところ、この刀が出てきた。
類似事例 |
|
カタナカケノマツ 1979年 岐阜県 ある人が刀掛け松の下で刀2本を拾って帰ったら、夜になると箱の中で切り合いの音を出したので恐ろしくなり、元のところに返したが、祟りがあってその一族は死に絶えた。後に近所の人が供養のお宮を建てたという。
類似事例 |
|
カガミ 1998年 静岡 合わせ鏡をすると、悪魔が出てくる。
類似事例 |
|
(ゾクシン),カガミ 1998年 静岡県 合わせ鏡をすると、悪魔が出てくる。
類似事例 |
|
カガミ,メガミッツ 1999年 栃木県 12歳の時、朝いつものように鏡の前で顔を洗っていたら、鏡に映っている顔には目が3つあった。目をこすってから見たら、もう消えていた。
類似事例 |
|
キツネ 1974年 神奈川県 相模国三浦に大多津が崎というところがあり、おみい女という狐がいて、よく源頼朝の時代の話をしたり、美女に化け人を惑わしたりした。ある農家に伝来する鏡を恐れたので人が化かされるとこの鏡で正気に戻した。祠を建てて祭ると現れなくなった。
類似事例 |
|
カタナカケノマツ 1979年 岐阜県 話者の曽祖父が刀掛け松の下に刀が2本あったので拾って帰ったら、夜になると切り合いの音を出したので恐ろしくなり、元のところに返したという。
類似事例 |
|
カタナ,アラヒトガミ 1977年 山形県 刀が祟るので埋めて祠を作り、現人神として祀った。
類似事例 |
|
カタナカケノマツ 1979年 岐阜県 昔、浄流寺の裏山で戦いがあった。ある人がその山の刀掛け松で刀を2本を拾って帰ったら、夜になると切り合いをはじめたので恐ろしくなり、元のところに返した。
類似事例 |
|
アワセカガミ,アクマ 1998年 静岡 夜の二時に、二枚の鏡を合わせて鏡の道を作ると、悪魔が来る。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1982年 群馬県 山の神を山から麓へ下ろしたところ、病気が流行ったので元の場所に戻した。
類似事例 |
|
カガミニウツルガイコツ 1986年 東京都 宿舎の入り口に大きな鏡がかけてある。夜中の2時になると、その鏡に骸骨が映る。
類似事例 |
|
(ゾクシン),カガミ 1998年 静岡県 夜中二時に二枚の鏡を合わせて鏡の道を作ると、悪魔が来る。
類似事例 |
|
コアラシイナリ 1989年 長野県 小嵐稲荷にお参りに来た若者たちがお神酒を一杯飲んで酔っぱらい、供えてあった刀で木を伐っては山を下りた。迷うような道ではなかったのに道に迷ったので、神様の物を持ち出したせいだと刀を置くとぱっと降りてきた。後から山を登った神主は道の途中に落ちている刀を不審に思いながら、元のところに置きに行ったという。
類似事例 |
|
カタナ,ハンニャノフダ 1972年 岐阜県 横蔵寺の大般若のお札は霊験あらたかなので戸口に祀る。昔、ボロボロの鍔を付けた刀を持った侍がいた。この侍が寝ているところを蛇が向かってきた。もう1人の侍がそれを見ていたところ、刀がシューッと音を立てて抜け、蛇を近寄らせなかった。目撃した侍は寝ていた侍を起こし、刀を取り替えてもらった。刀屋に見せたところ、刀はボロボロの古いものだったが、般若のお札が貼ってあった。そのおかげで蛇に飲まれずにすんだのだという。
類似事例 |
|
(センシシャノタタリ) 1989年 長野県 村一帯に悪病が流行ったときに巫女に拝んでもらうと、戦死者の霊が祟ると言われた。千九人童子の墓という碑を建てると治ったという。
類似事例 |
|
ツルギミサキ,マイケンサマ 1983年 岡山県 畑を耕していたときに出てきた刀と兜を埋め戻して塚を築き、ツルギミサキ(埋剣様)と呼んで祀っている家がある。このように、土中から出てきた刀を祀る例は多い。
類似事例 |
|
オハライサマ 1915年 和歌山県 御祓様という社がある。寛永2年11月8日午の上刻、中島利兵衛の家に空から伊勢の御祓が降ってきた。そこでこの地に祠を建てようとして敷地を決めたら、利兵衛の頭が痛くなり始めた。床についていると夢に大神が現れ、祀る場所を告げた。早速お告げのところを掘ると鏡が出てきた。そこで御祓をご神体にして社を建て、鏡を納めたのが、由来である。
類似事例 |
|
(ゾクシン),カガミ,レイ 1998年 静岡県 鏡が割れると、悪い霊が来る。
類似事例 |
|
カガミ 1998年 静岡 鏡が割れると、悪い霊が来る。
類似事例 |
|
センニン,センキョウ 1996年 神奈川県 昔、仙鏡という所にフウマ一族がいたという。舟原より上は仙鏡で、仙人が住むところだという話である。
類似事例 |
|