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検索対象事例

ツルギミサキ,マイケンサマ
1983年 岡山県
畑を耕していたときに出てきた刀と兜を埋め戻して塚を築き、ツルギミサキ(埋剣様)と呼んで祀っている家がある。このように、土中から出てきた刀を祀る例は多い。

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ツルギミサキ
1983年 岡山県
美甘村延風では、岩穴に刀を納め、ツルギミサキとして祀っている。
類似事例

キツネ
1971年 岐阜県
ある娘が腰元奉公をしていて殿様のお手つきとなり、刀を拝領して杉平集落に下がってきて、刀を洞に隠した。その後、キツネに憑かれた人が「刀がある」といって探したところ、この刀が出てきた。
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カタナ,アラヒトガミ
1977年 山形県
刀が祟るので埋めて祠を作り、現人神として祀った。
類似事例

ツルギミサキ
1983年 岡山県
ここで祀っているツルギミサキは、遠祖が津山藩主森家から拝領した両刃の剣を祀っている。
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ツルギミサキ
1983年 岡山県
大は、昔ここに身分の高い王が住んでいたところからこの地名になったと言われているが、この王の墓である古墳の中にある塚には王の剣が祀ってあり、これはツルギミサキと呼ばれている。
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スイジン
1968年 佐賀県
ある家で祀っている水神は、病人が出たとき法印から、井戸に金物が入っているから祀るようにと勧められて祀った。
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(ゾクシン)
1973年 香川県
5月16日に、女性が牛で畑を耕したところその年が凶作だったので、5月には畑を耕さない。他に耕さないのは正月と9月である。
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ヘビノアナ
1941年 福井県
蛇の住む穴に刀を落とした武士が、穴に入っていくと宮殿があった。大将に取り押さえられた武士が観世音を頼むと、大将たちがひれ伏して刀を返した。何とか外に出ることのできた武士は、神社に刀を納めて剣の神とした。
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マサカドノカブト
1976年 東京都
四ツ谷の辺りのある旗本家で、平将門の嫡流であるという家に、将門が着用した兜が伝来していた。いつの事か、金子を借用した時にこの兜を預けたところ、翌日に兜を返納しに来た。兜を預かった晩に家鳴りや振動が起こり、恐ろしいので返したいということだった。
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ツルギミサキ,マリシテン
1983年 岡山県
城山にツルギミサキを祀る家がある。これは昔、法者が城山の本家の屋敷の下に下りて来ている摩利支天を祀らなければ祟るというので祀ったものだという。
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ヘビ,ヤトノカミ
1988年 茨城県
継体天皇の代に、箭括麻多智(ヤハズノマタチ)という人が、蛇である夜刀の神を追い払って田を作った。その夜刀の神を祀ったのが夜刀神社で、ご神体は角のある蛇神(蝮)。蛇が祟った家は必ず滅び、蛇を頭だけに切っても、その頭は死なずに仇を取ると言うので、祀っている。
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カタナ,ハンニャノフダ
1972年 岐阜県
横蔵寺の大般若のお札は霊験あらたかなので戸口に祀る。昔、ボロボロの鍔を付けた刀を持った侍がいた。この侍が寝ているところを蛇が向かってきた。もう1人の侍がそれを見ていたところ、刀がシューッと音を立てて抜け、蛇を近寄らせなかった。目撃した侍は寝ていた侍を起こし、刀を取り替えてもらった。刀屋に見せたところ、刀はボロボロの古いものだったが、般若のお札が貼ってあった。そのおかげで蛇に飲まれずにすんだのだという。
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タヌキ
1930年 兵庫県
ある郷士が夜に菱池峠にかかると、ひとりの美人がニヤニヤ笑っていた。狸に違いないと思い、刀で斬りまくった。家に帰り刀を見るとボロボロになっていた。不思議に思い峠に行くと、大石に刀傷があった。
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ヘビ,カタナ
1965年 岩手県
坂上田村麻呂が刀を置いていった家がある。その刀を盗人が持ち出し、泉で水を飲もうとして傍らに置いたところ、蛇に見えたのでそこに置いていった。家の人が通りかかると、家宝の刀だったので持ち帰った。その泉を「のまねいみず」という。その刀の錆びを白紙でふき取り、その紙を水にとかして飲むと水あたりや咳に効き目があるという。
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ツルギミサキ,ロクジュウロクブ,マリシテン
1983年 岡山県
この部落の観音堂の前には、ツルギミサキが祀られている。これは、昔ここの城に泊まった六十六部が殺されて奪われた金の刀に摩利支天が祈りこめられていたため、これが祟るのを恐れてのことだという。
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テング
1938年 福井県
武士が夜通ると、天狗に呼び止められた。毎晩邪魔をするといって天狗が刀を振り回したので、武士も勝負をした。武士が勝ち、天狗の刀を取ったという。その刀は今でも家の家宝になっている。
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ダイジャ
1941年 新潟県
刀鍛治の家に美しい娘がいた。武士がきて刀を作るので娘を嫁にくれ。作る姿は見ないでくれと頼んできた。鍛冶屋の老父がその姿をこっそり見ると、大蛇であった。そこで鶏を早めに鳴かせて、千本の刀が出来上がる前に夜明けにして、娘の嫁入りを阻止した。
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ヘイケノツカ,ヒカリ
1916年 福井県
昔、逃げてきた平家の侍の墓といわれる平家の塚がある。50年ほど前、村民の1人が雨の降る夜にこの塚から光が発しているのを見つけ、掘り出したら一振りの刀が出てきたという。
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ヤカンコロバシ
1950年 新潟県
出る。
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アヅキトギ
1950年 新潟県
出る。
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(ジヌシサマノタタリ)
1961年 鳥取県
旧家といわれる屋敷の東北の隅に祀られている荒神の脇に地主様が祀られている。家人に病人が出たときに拝み手がきて、地主様の神体の石を見つけて祀ったという。
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