レイセン 1930年 岩手県 眼疾に苦しんでいた老婆が泉水で目を洗ったところ平癒した。この噂が広まり霊泉として人々の尊敬を集め、一年と経たないうちに小社が建立された。
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(イシトカシタウシ) 1976年 大阪府 当寺(四天王寺)創立の時、材石を牛車で運送していた。成就の後、その牛が石と化したのを、天王宮の南に石神の祠として祀っている。
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セイリュウイケ 1976年 大阪府 四天王寺の金堂下に青竜池があり、昔は荒陵池という広大な池で、青竜が棲んでいたが、伽藍建立の時に埋め、青竜を鎮め祀って、僅かに池を残した。これが亀井の水の源となっていて、清水が常に湧き出る。
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(レイム) 1967年 福島県 昔、ある法師が修行の途中、この地で一夜を明かしたところ、夢に地蔵が現れ、ここに長年埋まっているので、掘り出して安置するなら奇瑞を現すと告げた。言われたとおり掘ってみると土中から光明が輝いたので、掘り出してみると延命地蔵尊であった。そこでその地に堂宇を建立した。
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カエルカッセン 1974年 大阪府 桓武天皇の延暦3年5月に、蝦蟆が2万匹ほど集まり、難波市南道より南行し、四天王寺境内に入った後ことごとく散り去ったという。これを蛙合戦という。
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ガマ 1976年 大阪府 桓武天皇の延暦3年5月、蝦蟇が2万匹ばかり難波の南から四天王寺の境内に入りどこかに行った。
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エンノギョウジャ,シテンノウノゾウ 1929年 奈良県 当麻の寺は聖徳太子の命によって麻呂親王が建立した。その後61年たって親王の夢想に従って、伽藍の地を役の行者練行の地に移した。行者の祈願力によって百済から四天王像が飛来して、金堂に着座した。堂の前にある石は、行者が法を厳修している時に一言主神がやって来て座した石だといわれている
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カキノキ,シ,(ゾクシン) 1915年 東京都 柿の木から落ちると3年経って死ぬといわれている。
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ヒノタマ 1991年 神奈川県 弁天様が移転したら、移転後から、下の場所へと夜な夜な火の玉が飛んだ。下の場所に戻したら火の玉はやんだ。
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キツネ 1974年 京都府 西山御坊を建立しようと場所を買った。そこは狐が多く住む所で、その巣穴を掘り返し地取をした。門主がその地を見分に来たが狐にだまされ帰路深田の中を歩かされた。御堂も焼失することがあり、狐のしわざと言われた。
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カキノキ,(ゾクシン) 1915年 東京都 ?(かき)の木から落ちると3年経って死ぬといわれている。
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カッパ 2000年 愛媛県 この地にはカッパに騙される場所があり、昔から日が暮れた後は通ってはならないとされた。
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チノカミ 1991年 静岡県 地の神は祟りやすい。特に他家の地の神は触るものではないといわれ、前の住人の地の神が残っている家屋敷は敬遠される。不幸が続くと地の神の祟りが疑われ、ミヒロボサマ(磐田市中泉の大乗院三仭坊)などの宗教者に見て祓ってもらう。
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タケミヤジンジャ 1994年 鳥取県 亀井茲矩公が武宮神社を山の中に移したら、病気や災害が続いたので、亀井氏が津和野に転封になったあと、今の場所に戻した。
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シノヨチョウ(ゾクシン) 1975年 静岡県 柿の木から落ちると、三年経って死ぬ。
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タジヒトイウマムシ 1959年 千葉県 日本武尊が太地非という蝮を見つけたが、蝮は穴に隠れた。尊が石を投げて「この蛇、出るなかれ、この地に住むなかれ」といったので、以後この地には蛇がいなくなったのだという。
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スズリイシ 1980年 福島県 この地には「すずり石」と呼ばれる、硯の形をした石があり、その窪みの部分にたまった水は日照りのの際も涸れることがないという。武蔵坊がこの水で墨をすって、著到を書いたという。
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カンゼオン,ビシヤモンテン,ヂザウボサツ 1983年 京都府 田村丸が詔を受けて東夷征罰を行った時、自ら建てた仏殿の本尊に祈ったところ、観世音・毘沙門天・地蔵菩薩が戦場に現れて、敵をことごとく退治した。そこで田村丸は、宣旨を受けてこの地に伽藍を建立し、数箇所の寺領を寄せ、大同2年にさらに再興して、その寺を清水寺と号した。
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ヘビガミツキ 1965年 宮崎県 蛇神憑きといわれる家があったが、つぶれて今はもうない。
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リュウグウサマノユメジラセ 1967年 千葉県 リュウグウ様は漁の神である。明治25年にシルオカヨキチが造ったが、その後の港の工事で移転させられてさびれていたが、昭和41年に下宿の市東トリさんに夢知らせがあって、新築し、昭和41年3月17日にその祭をやった。
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キコクカイイ,ボウレイ 1937年 愛知県 今川義元の軍が多く戦死したところで、鬼哭怪異が多発したので、明治21年に一草庵を創立すると全くなくなった。
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