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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オロチ
1974年 佐賀市
元弘三年櫛田宮の前を通ろうとすると馬がすくんで動かなくなった。鏑矢で祠の扉を射ると元の通り動けるようになった。後に見るとおろちが矢に当たって死んでいた。

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ムジナ
1941年 秋田県
ある晩、節穴から外へ向けて矢を射ると、何かが「キャッ!」と悲鳴をあげた。行ってみたら、大きな狢の化物がその矢に当たって死んでいた。
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クズノダイジャ
1933年 大阪府
源満仲が夢の告げに従って空に矢を放つと、それは雷のように轟き光って飛び去った。夜が明け、老人の案内で、先年俵藤太秀卿が射とった百足の霊が9頭の大蛇となって棲むという池に行くと、大蛇は頭に鏑矢が当たって死んでいた。
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ウマ,(ゾクシン)
1933年 千葉県
馬を焼き殺すと三代祟るという。火事の時、馬はすくんでなかなか廓から出ないが、臼を転ばすと容易に出るという。
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ムカデ
1974年 栃木県
昔、赤城山を7巻きする大ムカデに、田原藤太が二荒山から99本矢を射たが当たらなかったので、100本目の矢には唾をつけて射たら当たった。今でも、唾を掛けるとムカデは死ぬという。
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ヤマノカミ
1984年 山梨県
正月21日は山の神の日で、この日は山の神の矢射りの日で、山の神が矢を射るので山に行かない。
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カンノンサン
1973年 鳥取県
中原集落の観音さんは、泥棒が盗んでいこうしたときに、重くなって動けなくした。後戻りしたら軽くなり、動けるようになった。
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ヤマノカミ
1984年 山梨県
橋立ではエベス講の日にドーシンを倒す。これは1月21日が山の神の矢射り日なのでその前に倒しておかないと矢を射られるからだという。
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ダイジャ
1971年 滋賀県
大字熊野に伝わる弓取式では、狩衣をまとった若者が、熊野神社の境内より神社前にある「おろち塚」に作られた的に向かって矢を放つ。これは昔、村を悩ました大蛇の怨霊を退治するための矢だという。
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タタリ
1974年
下河辺行平は山の神が猪となったものを射ようとして当たらず、その夜死んだ。
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バケネコ
1937年 兵庫県
猪猟師が夜打ちに出ると、猫が女に化けて呼びに来て殺そうとする。猟師が12本の矢を射ると鍋のふたでかわす。猫やが知らなかった隠し矢で猟師が射ると命中し、家の軒下で死んでいた。
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ダイジャ
1969年 富山県
ある年の田植えに早乙女を呑んだ大蛇は、女の櫛が咽喉に引っかかって死んだ。その村では後に櫛田神社を建てて櫛と女を祀った。
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イワシミズハチマングウ,ハコザキハチマングウ,カブラヤ
1983年
弘安4年の蒙古襲来の際に、石清水八幡宮と筥崎八幡宮の神前から、鏑矢が1つ鳴り響いて西に飛んでいったという。
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キツネ
1974年 栃木県
狐がいて、鉄砲や槍や火で攻めても死ななかったので祈祷をしたら、死んで石になった。そこから吹く風に当たると病気になる。六三を信仰すると治ると言う。
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ヤマノカミ
1989年 鹿児島県
昔、イノシシを射ろうとしてあやまって山の神を射てしまった人が病気になって死んでしまったという。
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ダイジャ,ネコ
1997年 高知県
刑部さんという人が洞穴に住む大蛇を退治しようとした。矢を用意していたら猫が側にやってきた。そした煙草の脂をつけた矢も作ったが、そのときは猫はいなかった。洞穴の中の蛇に矢を射尽くしたが全部跳ね返された。そこで煙草の脂をつけた矢を射かけたら大蛇は死んだが、刑部さんも祟りで死んだ。そこで大蛇と刑部さんのたたりを恐れて神社に祀った。
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ケンナンサイナンヨケノモジ
1982年 和歌山県
紀伊国に住んでいた男は弓を射るのが好きで、常に百発百中であった。しかしある時鶴を射たが当たらず、2射目もはずれた。不思議に思った男が鶴を捕らえて見てみると羽に文字が書いてあった。その文字を他の鳥に付けて矢を射ると、やはり一矢も当たらなかったので文字の守りなのだろう。この文字を所持する時は剣難や災難はないらしい。
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ヒノタマ
1986年 愛媛県
人が死んだ後に火の玉をよく見るという。
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タジカラオノミコト
1983年 山梨県
杓子山二ある岩穴は、天照大神が岩戸隠れをした場所である。手力男命が扉をはずして山に向かって投げつけて、そんぼ扉があたった所を扉(とおびら)といい、扉の鍵が落ちた場所を鎌懸(かぎかけ)と呼び、鎌懸の向こうは、錠が落ちたので、錠川とよんでいる。
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ヤッサドン
1965年 鹿児島県
ヤッサドンの石の祠の前を馬に乗って人が通ると、たとえ殿様であっても落馬すると言われ恐れられた。
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バトウカンノン
2002年 香川県
下麻庄田の峰の観音堂にある馬頭観音は、元は麓にあった。庄田を通る道で、その霊威のために通行する馬がすくんで困っていた。そこで現在の峰に上げたのだという。
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カゲ
1977年 沖縄県
自分の影が無くなったので物知りに見てもらうと、8月15日に豆餅などを食べて一番大切なものを射ろと言われた。一番目は忍びないので、二番目の衣装入れを射ると、中に男がいて矢に当たった。この男は妻と密通していて、夫を殺そうとして待っていたのである。
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