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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1976年
知足院殿が祈願を立て、14日目に昼寝をしていると、夢に美女が現れた。その髪をつかみ取ったところで目が覚めると、狐の尾を持っていた。行者に聞けば、明日午の刻に願が叶うと言ったが、その通りになった。

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バトウカンノン
2001年 青森県
北の地へ落ち延びた藤原是實公は藤原正善と名を改め、自分は午の歳、午の日、午の刻生まれであるから、死後に一宇を建てて馬頭観音を祀れば、馬に関する願いは叶えると遺言して午の歳、午の日、午の刻に亡くなった。ある者が多くの馬を授かるようにと祈願すると、夢に馬頭観音が現れてその願いがかなったと言う。
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ダキニノホウ
1979年
知足院がだきにの法を修したところ、狐の生尾を感得したという。
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ムジナ
1961年 新潟県
家についたと思って寝ていたら目が覚めて天竺が見えた。
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ヒイ,タヌキ
1990年 大阪府
ひいという古狸の化物がいた。夕方男衆が外で世間話をしていると、目を広げたひいが見ていた。「それだけの目か」と言うと、大きな目をさらに大きくしてバケツみたいな目をした。このようなやりとりをしていたら余程の大きさの目になり、怖くなって逃げた。翌日、目を破裂させて死んでいた。
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ヨコヤマギツネ
1975年
伯耆国大山の横山狐は、明神の使者であり、この狐に祈願すると諸願が成就する。盗難に遭ったものが祈願すると狐が現れ、盗っ人の家まで連れていってくれる。
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イタチノカイ
1973年 京都府
治承4年、5月12日午の刻あたりに、鳥羽院に鼬が大量に走ったので、法皇は安倍泰親に占わせると、喜ばしいことと悲しいことがあると言い、その通りになった。
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シンカ
1979年 鹿児島県
安永8年9月29日夜酉の刻に地震があり、翌10月1日卯刻、桜島の御嶽南の峰に煙が立ち昇り、午の刻に至り山の腰前後6,7合目から神火が燃え上がり、黒雲のように煙が5,6里立ち昇った。
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ウマ
1993年 岩手県 
午の日に馬が畑で倒れる事があちこちで続いたので、馬頭観音を祭って、午の日には田に入らないと決められた。
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キツネ
1966年 鳥取県
山で昼寝をして、友達に起こされたと思ったが、目がさめたら誰もいない。側に狐の足跡があった。
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(ゾクシン)
1977年 秋田県
祈願中にろうそくの火が激しく揺れたり消えたりすると願いが叶わない。
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ヒトツメコゾウ,オニ
1978年 秋田県
2月8日には一つ目小僧が来ると言って、入り口に目の多い目籠類や籾とおし等を下げておく。これは、人家に入ろうとした鬼がこれを見つけ、目を数えているうちに夜が明けて入れなくなって逃げてしまうという俗信からきているものである。
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キツネ
1926年 長野県
ある女を女中に雇った。明日田植えの日、女中は狐の姿になって昼寝していた。悟られた狐は突然姿を消した。翌朝、田には苗を逆にして植えてあり、狐のたたりを恐れてそものままにしておくと、その秋は豊作になった。
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キビョウ,カミ,チ
1976年 東京都
江戸に髪の長い女がいた。毎月3,4尺切るのだがすぐ元に戻ったので、髪を剃って尼になった。また、夜になると髪がひとりでに動く婦人がいた。この髪を切って熱湯に入れたところ、髪は忽ち血になった。
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ウガンヤマ
1938年 京都府
雨願山という山で降雨を祈願すると雨が降る。
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キツネ
1970年 滋賀県
狐に化かされている人は、狐が尾を振る方向に歩いていってしまうと聞いた。
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ヤマブシ
1974年 長野県
信州高遠にたくさん子供がいる人がいた。子が病気になると夢に山伏が現れ、子を連れ去ろうとするので、引き合い、負けそうなところで目が覚め、子が死ぬという事が続いた。最後の子の時も同じ夢をみたが山伏に勝った。すると子は回復した。
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キツネ
1934年 兵庫県
夜更けに村境を通ると美女に誘われる。それは狐であり、目を覚ますと体の上に藁が置いてあって土産は全て取られている。
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(ゾクシン)
1981年 栃木県
上沢氏の家の前に薬師堂がある。ここの水で目を洗うと、目の悪い人は治り、普通の人は目の病気にかからないと言われていた。今では水が入っていないという。
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シラセ
2002年 山口県
夜、猪が罠にかかると目が覚める。かかってすぐ死ぬと寝ることができる。
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キジムナー
1969年 沖縄県
キジムナーの捕った魚には左の目が無い、または左の目が取られている、という。
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マツノキ
1967年 富山県
秋葉山にあった松の木の下に行者がきて「おいてくれ」と言った。夜中、行者が南無阿弥陀仏を唱えると、松の木が「出て行ってくれ」と言った。それでも行者が頑張ると、松の木は行者に頭から水をかけて追い払った。行者は山を降り、その出来事をみんなに話した。
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