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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シュマ
1976年
酒を全く飲めない人がいた。その人の鼻の頭を針で突くとそこから小さな虫が出た。その後大酒飲みになった。

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シュマ
1978年 中国
常元載という人は酒を飲まず、臭いをかぐだけで酔う人であった。ある人が術で治すと言って針で鼻の先をさすと、一匹の青虫が出た。酒魔という虫であるという。元載はこの日より1斗を飲んでも酔わなかったという。
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シュセキ
1979年
別府の僧・蘭谷は大酒飲みで、しかも全く酔わなかった。友人の矢田孝治によると、蘭谷はある日、酒を飲もうとして頼んだが出てこない。何度も頼んでいた最中に、口から長さ2寸(約6cm)・幅七分(約2cm)の石が出てきた。これは酒石といい、何升酒を注いでもすぐに吸い取ってしまう。その後蘭谷はほとんど酒が飲めなくなってしまった。
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カッパ
1955年 山梨県
河童を突くには、麻のからで突くと良い。
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タヌキ
1939年 佐賀県
宿屋に化けた狸が針売りをだますが、針売りが針を数えるために針を畳に刺したところ、それが狸の睾丸だった。
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(ゾクシン)
1965年 愛媛県
虫ぎとうは虫ばらい・虫供養ともいう。百万遍大きな数珠を回すと、虫がつかないという。この数珠で虫供養をするときに、谷上山(宝珠寺)・永代寺のお札をもらって帰るという。
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テング
2001年 宮崎県
ある子供が天狗を騙して、覗き眼鏡と引き換えに鼻高なれの太鼓(てこ)を手に入れた。怒った天狗に対し子供が太鼓を叩きながら「天狗様の鼻高なれ」というと天狗の鼻が伸び、その先は山火事になり、鼻の先を火傷した。以来天狗の鼻は赤くなった。
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ヒノタマ
1965年 長崎県
鼻のほげた人が寝ている時、鼻の穴から火の玉が出て水を飲みにいき、火の玉が入ると目が覚めた、という話がある。
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オトコ,ヤマンバ
1976年 長崎県
娘が心安くなった男の着物の裾に男は虫になり山中の穴に入った。男はヤマンバの子で娘の腹に虫を宿したと語ったが、ヤマンバに桃の酒、菖蒲酒、菊酒を節句に飲むので下されると言われていた。
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ハナナメジゾウ
1931年 秋田県
仙北郡にある村に鼻なめ地蔵というのがある。子供が鼻をなめようとしても届かない。背の高い子が来ても地蔵の背が高くなって舐めることができないのだといわれている。黒砂糖を鼻に塗ってあり、鼻をなめてみろと言わんばかりだという。
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キツネ
1976年
開成4年秋、村より馬で出た。夕暮れに婦人に出会い酒をすすめられたので飲んでいた。そこに犬を連れた猟師が来た。すると婦人は狐になった。手中に酒をみると髑髏酒になっていた。
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タバコ
1980年
妊娠中にたばこを吸うと、生まれてきた子の鼻の下に、赤い肝の気があるという。よく虫を殺すものと言われる。
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シロカキジゾウ
1956年 宮城県
子供の姿となって馬の鼻取りをする。
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キツネ
1980年 秋田県
狐が酒を飲んだ人に馬糞を「団子だ」と勧めて食べさせた。狐は酒を飲んだ人しか化かさない。
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ハナナメジゾウ
1931年 秋田県
三倉鼻には鼻なめ地蔵というのがある。子供が鼻をなめようとしても届かない。背の高い子が来ても地蔵の背が高くなって舐めることができないのだといわれている。
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カマイタチ
1958年 岐阜県
カマイタチは3人1組の神様。1人が突き倒し、1人が切りつけ、1人が薬を塗る。それで血があまり出ない。
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ヘビ
1956年 福島県
蛇が男に化けて娘の所に通った。不審に思って枕に針を刺しておくと、血が点々と続いている。追って行くと蛇が針に刺さって苦しんでいた。抜いてくれたら蛇の子を下ろしてやると言うから抜くと、菖蒲の酒を飲めと教えられた。だから五月節供には菖蒲の酒を飲む。
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オダイシサントヒロイイシノワキミズ
1986年 大分県
弘法大師が杖を突いて水を出した。
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ヒトダマ(ゾクシン)
1927年 大阪府
人玉が出るときには、人が死ぬ。
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コウボウダイシ
1980年 岐阜県
弘法様が喉が渇いたので水をくれと言った。土地の人が「この水は飲めない」と言ったので、弘法大師は水を止めていった。それ以来水が出なくなり、水無という地名になった。
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ヘビヨケノマジナイ
1964年 福島県
女が山畑へ行くときは、頭髪の中に針をさしていく。へびには針が毒だという。
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ジゾウ
1967年 福島県
田に水を引き鼻取りをしてくれたという地蔵様がある。お堂を鼻取り庵といっている。
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