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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

〔カリュウコツ〕
1975年 東京都
丑3刻、新吉原5丁町より火事が起き、廓中残らず焼けた。焼けた灰の中から、怪しい骨が出た。火竜の骨だという。

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イセノカジ
1976年 三重県・京都府
伊勢で起こった火事は必ず京都に及ぶ。伊勢の町屋が焼けると必ず京の町が焼け、火が神殿に及ぶと、禁中が必ず焼ける。昔も、神殿が焼けた時に京都の関白の家が焼け、禁中まで焼けたという。
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ミョートカジ
1935年 大阪府
1軒の家が焼けると、たいてい2軒焼ける。
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オニ
1957年 兵庫県
吉井部落では、正月の20日を骨正月と呼び、正月市で買ってきたブリの骨を食べる。20日になると鬼が食べる肉がなくなり、骨しかなかったため、その骨を食べたと言われており、それを真似たものである。奈良尾部落では、死んだものの骨を食うと言って、ブリの骨を食べる。熱田部落ではシイラの骨を食う。人の代わりに魚を食うのだという。
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ザシキワラシ
1974年 岩手県
火事が起きた時、おかっぱ姿の子どもが腹が空いたと言って食べ物をねだって家を訪ね歩いた。火事に気を取られて断った家は焼けてしまったが、食べさせてやった家は火元からの距離は同じだったが焼けなかった。お不動様が火事を避けて歩き回ったのだという。
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オニ
1989年 兵庫県
吉井部落では正月のぞうには臓腑煮であるといい、これは昔鬼が正月の御馳走に毎年1人ずつ取って食ったことの真似という。7日は唐と日本の鬼が交際をして、七色のものを入れて食べたといい、20日は骨正月といい、ぶりの骨を食べる。これは20日になるともう骨がなくなって、骨しか残っていなかったので鬼がこの骨を食べたのだといわれる。
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キョウドウゲンカク
1957年 愛知県
杣方の小屋が焼けるのを大勢の人が目撃したが、小屋は焼けてはいなかった。
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カジ
1965年 岩手県
村に火事があって民家が焼けると、数日のうちに雨が降るという。
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ハセデラ
1975年 奈良県
和州泊瀬山の長谷寺の本尊十一面観音は、数度の火災でも焼ける事がなかった。たとえ体が焼けたとしても、頭だけは山上に飛んでいって焼けなかった。
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キツネ
1935年
昔話に、狐は骨がないとだませないので、毎晩骨をもらいにくる。
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マムシ
1974年 滋賀県
玄関につるしておいたマムシの骨を川に入れると、骨だけのものが泳ぐ。
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リュウノホネ
1970年 大阪府
宝池庵という寺の寺宝として竜の骨を蔵している。生物学者の話では、実は鯨の骨だという。
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カンノンサマ
1981年 福岡県
観音堂があり、ここの観音様は左手に水玉を乗せているため、火事除けの神様と言われていて、椋谷は火事で焼けないという。ある時、子供が悪戯をして観音様の顔を雑巾で拭いたところ、子供の家一軒だけが火事で焼けてしまったという。
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〔セッキ〕
1975年
夜戌刻、北方に赤気があった。暫くして東西に映り、扇の骨のように中に白い気が交わり、丑刻を過ぎて消え失せた。公にも、天文家にお尋ねがあったという。京都では7日間潔斎が行われたという。
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(ヒカリモノ)
1988年 茨城県
夜、キジや山鳥が骨を咥えて飛ぶと、骨が光りながら飛んでいくという。
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ヘビ
1989年 長野県
どんどん大きくなる蛇を打ち殺した人が三ヶ月ほどしてその場所に行くと殺した蛇は骨だけになっていた。その人が骨を蹴り飛ばすと骨が足に刺さり、蛇の毒が体に回って帰宅後まもなく死んでしまったという。
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ヒドリ
1954年 青森県
青森県五戸に出る「火鳥」は、火事の際に出て飛び、飛んだ範囲だけが焼ける。
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リュウノホネ
1944年 山形県
明治年間に不動堂と瀑の間にあった巨杉に落雷して堂が焼けたとき、杉の焼け跡から白い骨がらのようなものが手桶に2杯出た。木の洞穴に棲んでいた龍の骨であろうと噂された。
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ヒカリモノ,トビヒ
1940年 新潟県
寺が火災にあって、焼けてしまった。しばらくして寺から光物が出るようになった。近くで仕事をしている人が、曼荼羅様を見つけ、それを寺に返却した。表装は焼けていたが、中身は残っていたのである。
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カジ
1981年 愛知県
岩屋寺奥の院である晩失火でお堂が焼けたが、大火事の条件がそろっていたにもかかわらず水向所が焼けただけで自然鎮火した。
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オニ
1933年
大阪の寺宝だった鬼の骨や名古屋で公開された鬼の骨や、九州を巡回した見世物の鬼の骨はおそらく同一の物だろう。
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リュウコツ
1970年 東京都
竜骨は薬品としても用いられていた。近世、伊豆三宅島に竜骨があり、これを欠きとっては売っていた。けれども、この骨を採ると嵐になるというので、採取が禁じられた。この骨は、神々に退治された悪竜の骨であるという。
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