マメ 1975年 大分県 豊前中津で文化13年4月15日、大小豆が空から降り、夜、傘にはらはらと音がするほど降った。その豆を見ると、前年備後に降ったものよりは熟して見えた。小豆の色は赤くなかった。
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ボウレイ 1974年 亡霊に水を供える事は日本に昔からある事である。『日本書紀』の歌にも詠まれている。
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(ダイズアズキソバムギニニタモノ) 1982年 享保18年1月25日頃、近江路から伊勢路に至るまで、所々で大豆、小豆、蕎麦、麦に似た物が降った。人々は拾い集めて粉にして団子を作り食すと言う。2月24日には京都四条河原より松原辺り迄降った。
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ジンカク 1974年 広島県 寛政4年に、備後国蘆田郡常村の農夫の額に角が生えた。そして翌年正月17日に解脱したという。
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ツノ 1974年 広島県 寛政4年に備後国芦田郡常村の農夫が80歳を過ぎたところで額に角が生えた。そして翌年には角が落ちたという。
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コエ 1975年 広島県 備後国深津郡引野村で文政2年3月、百姓の家の榎の根の地中から、人のうめき声のような声がする。その家では息のように、3,4町離れるとよほど大きく聞こえる。次第にかすかになり、ついに止んだ。その後も変わったことはないという。
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ムギ,アカアズキ 1976年 鳥取県 元禄13年3月、麦、赤小豆が降った。
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アメ 1946年 香川県 産まれた時に雨が降っていると死ぬときにも雨が降る。
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ヒ,カミナリ 1974年 寛政2年2月14日、昼未刻に雲がないのに雷が鳴った。近江や丹波・摂津でも同様であったという。南方の空に大きな火が飛んでいるのを見た人がいる。
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(コナノゴトキモノ) 1976年 承和5年7月18日、粉のようなものが降り、雨が降ってもそれは消えず、また止まなかった。
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(ゾクシン) 1975年 愛媛県 東の空に対し、西の空が曇ると風になるという。秋の曇った日にきじが鳴くと、夕方に必ず雨が降るという。西の風が吹くと、風になるという。蛙が鳴くと、雨が降るという。海岸の山に雲がかかると雨が降るという。池や川から虹が立つと、雨が降るという。フクロウがフルツククウと鳴くと、雨が降るという。山から虹が立つと晴れるという、など。天候に関する俗信。
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ドロ 1976年 文永3年2月2日、泥が降った。
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ダイズノゴトキモノ 1976年 宝永2年に大豆のごとき物が降った。
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アクセイ,ソバ 1983年 5月の中旬に、南の空に悪星が出現したという。これを見た者は必ず死んでしまうといって大いに恐れられたが、その時に蕎麦を食べると死ぬという話が広まった。
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ジンセイ 1979年 広島県 菅茶山の話によると、文政2年(1819)3月に、備後国深津郡引野村の百姓であった仲介の家に植えられていた、榎の根の下から人の声がした。この声は数km四方にも聞こえ、昼は静かだが夜になると一晩中聞こえたという。こうしたことが20日ほど続いたということだ。
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〔シラゲ〕 1975年 秋田県 空から白毛が降ってきた。翌年、ある人がその白毛を持ってきたので、よく見てみると、白馬の尾のような色で、長さは5,6寸ほどのものが7,8筋あった。
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カンロ 1978年 東京都 寛政元年冬、江都の所々へ甘露が降った。御城の西丸にはことに多く降った。味は蜜のようであったという。
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フシンノコト,アメ,ケ 1974年 東京都 寛政5年7月15日、江戸で小雨といっしょに毛が降った。色は白く長さ5・6寸で長いものは1尺2・3寸のものもあった。赤いものも少しあった。
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カミヤノネ 1974年 山形県 出羽国福浦村のあたりで、激しい雷雨の後に神矢の根というものが降ってきた。これは神軍が空中から降らしたものだと住人は言っており、同じ田川郡でも似たような事があるという。その形は様々で、鏃型や斧鎌の形、太鼓のばちの形のものもあるという。
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カッパ 1949年 長崎県 河童は蕎麦を束ねたような姿をしている。
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イシノヤジリ 1976年 山形県 仁和2年に飽海郡神社のほとりで石の鏃が降った。
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