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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ソロバンボウズ
1925年 京都府
夜遅く、西光寺の側にある一本の榧の木に下で坊主に見える男が算盤を弾ているという。それを算盤坊主と言い、狸の仕業とも言われるが、かつてこの寺の小坊主が算盤の事で和尚に怒られ、その木で首を吊って死んだともいわれる。

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ソロバンボウズ
1938年
算盤坊主は路ばたの木の下などにいて、算盤をはじくような音をさせる妖怪である。
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タヌキボウズ
1971年 岐阜県
夕方、狸坊主と言う大きな坊主のお化けが出たという。
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ソロバンコゾウ
1937年 京都府
素盞鳴神社境内の大樹の下に毎夜1時ごろ少年が現われて算盤の稽古をする。
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タヌキ
1965年 宮崎県
狸は坊主に化ける。
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キツネ,タヌキ
1975年 愛知県
狸は坊主に化け、狐は女性に化けると言われている。
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タカボウズ
1985年 愛媛県
30年前頃まで、草場と呼ばれるあたりでよく「高坊主が出るので遊んではいけない」と言われた。また「たごり神さん」は木が好きで、木は切ってはいけないとされており、それが祀られている小祠は高坊主が守ったといわれる。
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カミカクシ
1950年 群馬県
妹が4つの時、神隠しにあった。姿が見えなくなり探したが見つからない。占ってもらうと、弘法さんに聞いて算盤をはじき、命に大事はないとのことだった。翌日、山の高いところで泣いているのが見つかった。子供に登れる場所ではない。妹に当時の記憶は全くないという。
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ロクシャクボウズ
1996年 石川県 
六尺坊主が出たと言われる坂がある。
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ニュウドウボウズ
1937年 愛知県
ある雨の夜、猟から帰ってくる途中で、安倍助佐衛門が玉坂でお寺の和尚さんらしい者にあったが、近づくとそれが大坊主になった。入道坊主だと判断して、助佐衛門は鉄砲をうったら消えたという。入道坊主に逢う時は、初めは3尺ほどの小坊主だが、近づくにつれて大きくなり、1丈くらいになる。先に入道から「見ていたぞ」と声をかけられると、こちらが死ぬという。狸の仕業であるともいう。
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(オオキナボウズ),(ミチニデルヨウカイ)
1990年 長野県
道には大きい坊主が出るという。
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タカボウズ 
1938年 香川県
高坊主は途轍もなく背が高い坊主で、道の四辻にいるといわれている。
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ドウシンボウズ
1990年 長野県
夜遅くお宮の下を通ると、「どうしん坊主がでるぞ」と言われた。どうしん坊主の顔を見ていると、だんたんと大きくなっていって、おどかされて自分が倒れてしまう。別に悪さはせず、ただ人をおどかすだけだという。
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クビヅカサマ
1982年 宮城県
首を切られた坊主の首が川を溯っていった。それを祀ったのが首塚様。
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コウボウダイシ,カレミズ
1948年 兵庫県
昔、乞食坊主がある家で茶をのませてくれといったが家のものは「お前みたいな乞食坊主によう飲ませぬ」といって断った。坊主が、「それでは結構だ」といって去り、それ以来、ここには水が出なくなったという。
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シロボウズ,テング
1993年 静岡県
白坊主や天狗を見た人には、災難が起こると言われている。
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クビヅカサマ
1982年 宮城県
坊主が隠し女を持ったといわれて侍に首を切られ、その首が川上に流れて岩に噛み付いた。それを祀ったのが首塚様。
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タッカンボ
1996年 石川県 
高坊主(タッカンボ)が出たと言われる坂がある。
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オオボウズ,コボウズ
1932年 静岡県
ある宿屋の下の部屋は陰気で、壁に大坊主と小坊主の姿をした雨じみがあった。夜が更けると、閉めたはずの表の格子戸の開く音がして、手で砂を払う音とともに、大坊主小坊主が抜け出てきた。それは上の部屋にも上がってきて、寝ていた男に手を引っ張るぞと囁き、ずるずると床の間へ引っ張っていった。
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アオボウズ
1958年 香川県
子守が留守番をしていると青坊主がやってきて「首をつらんか」と言う。首はつらないと言ったのに青坊主の長い手に捕まり首をつらされた。子守をしていた赤ん坊が泣いたので近所の者が見つけて助けた。青坊主は真昼にも出る。
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ミアゲボウズミサゲボウズ
1939年 神奈川県
ミアゲ坊主、ミサゲ坊主は山道にさしかかった時出る大きな坊主で、見上げると大きくなり、見下げると小さくなる。
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アオボウズ
1985年 香川県
子守りが畑に昼食を持って行こうとしたとき、青坊主が入ってきて首を吊らんかと言う。相手にしないでいると、青坊主は子守りをつかんで気を失わせた。子供が泣くので近所の婆が覗いたら、子守りが首を吊っていた。縄を切って座らせたら正気に戻った。
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