ジュウサンダンノカイダン,クビノナイヒト,クビダケトヒト 1999年 栃木県 13段の階段は縁起が悪いという。それは処刑台の階段が13段だからである。13段の階段を上って振り返ると、首のない人とか、首だけの人とかが見えるという。
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カイダン 1990年 神奈川県 横浜市のある高校では、屋上に続く螺旋階段は何度数えても段の数が違う。ある小学校では、このような現象は3のつく日の夜に起こると言われ、七不思議の1つとなっている。ある学校では、全部で70段余りある階段を数えると、上りと下りとではその数が異なる上、数え続けると2往復半目で、80を超えても階段がなくならず、帰ってこられなくなるという。
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ジュウサンダンメノカイダン 1999年 栃木県 学校では、13段目の怪談を踏んではならない。
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オオキナイシ 1977年 和歌山県 西ノ叉の近くの山に、山頂が野球場ほどの真っ平らな場所が3カ所ある。一の段・ニの段・池の段という。そこには大きな石があり、草刈りに行った子供がその石を池に転がすと、翌日には必ず元に戻っていたという。
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ヘビ 1972年 奈良県 滝の2段目のつぼには蛇がいるといわれ、村人誰も恐れて近づかない。
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ヤマノカミ 1972年 山形県 月の17日は山の神が木を数える日なので、山に入ると自分も数えられてしまうという。
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カミナリ 1979年 和歌山県 雲上の雷たちは村の娘をさらい、お寺の六賽堂に閉じこめられた仲間の雷を助けてほしいと頼み、5段の重箱を土産に持たせて返した。帰って重箱を開けると、1段目から順に、人の目、鼻、口、焼いた臍が詰まっていた。5段目は「へその下だから見せられない」と娘が言うので開けなかった。全部見ることができなかったので、村人は雷を帰らせなかったという。
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ヤマガミ 1916年 山梨県 1年のうちに1日または2日、山神の木算えという日があって、この日に山に入ると、木と共に数えこまれてしまい帰ることができなくなるという。
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コドモ 1937年 岐阜県 炭焼人が山小屋に忘れ物をした。その夜小屋で炉にあたっていると5歳位の子供が現れ火にあたった。やがて子供が小屋を揺らし始めたので鉈を投げつけた。すると忘れ物が落ちていた。山中で忘れ物をするのは山の子が欲しがる為だという。
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ヤマドリ 1940年 岐阜県 山鳥は火を点して化ける。尾の羽色は12時を分けたもので12段になっているが、13あるものが火を点す。
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オニ,カミ 1913年 秋田県 昔、神山の奥に住む鬼が毎年現れて田畑を荒らした。村人は困り、もし一夜のうちに100段の石段を作れなければ、以後、姿を現さないと鬼に約束させた。ある夜、鬼が石段をつくり、あと1つで100段というところで一番鶏が鳴いたので、鬼は姿を隠してしまった。それから豊年満作が続いたので、山の頂に祠を建て、鬼を神として祀った。不浄の女が3段以上この石段を上ると石になるといわれている。祭礼の日には、村人が餅を供えにいく。
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ヤマノカミ,ジュウニサマ 1950年 群馬県 12日は山の神が生まれた日とも山の木を数える日ともいう。この日は切った木をいじるのはいいが、返してはならない。
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テング 1968年 福井県 東俣の段の岳という山には天狗がいるので、この山の木を伐ったものは家が火事になるといわれている。
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ネコ,タヌキ 1981年 和歌山県 踊りが段というところで、猫や狸が踊りを踊った。地蔵様も祀られている。
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シシャ 1981年 和歌山県 人が死んで、遠くの親戚に知らせに行くときには、必ず2人1組で行く。1人で行くと死者にさらわれるという。
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マヨケ 1966年 静岡県 珍しいものは何でも魔除けになる。キノコや、キジの13段の羽根など。
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テング 1988年 長野県 元旦から15日まで様々な行事があり、11日からは祭りが行われる。鬼の口に朝日が差し込むように祭りが進行すればその年は豊作である。15日の夜は天狗のみの祭りであるから、人はお宮に行ってはいけない。
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(ゾクシン) 1916年 長野県 俗信13件。
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テング,テングマツ,コシカケマツ 1915年 長野県 山には天狗松或いは天狗の腰掛松と呼ばれる松があり、伐ると祟られるといわれている。多くは落葉林中に1本だけ立つ松か山頂に孤立する老松の枝振りが、2段又は3段の腰掛状に見えるものである。家の庭にできれば金玉だといい、富を得るという。
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リュウグウ,タキ 1916年 愛知県 二ノ滝という滝がある。この滝のため鮎が段嶺にまで上らないので、段嶺の城主が岩を割り砕こうとしたら、夢で龍宮のお告げがあったので計画を中止した。また、材木商が材木を上流から流したらこの滝に入ったまま浮かんでこないので、中にもぐって竜王に奪わないように訴えた。家に戻ってみると、3時ぐらいだと思っていたのに、家では三年忌の最中だった。
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カイダン 1986年 東京都 中学校の階段が、夜になると1つ増えている。
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