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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オボスナサマ,イナリサマ
1941年 秋田県
稲荷様に12月にお供えを上げると、正月20日にお供開きで招かれる。この日、12ヶ月(閏年は13枚)を紙に書いてオムロに供えておくと、良くない月の紙は少しむしって、とても悪いことが起こるときにはたくさんむしっておいてくれる。また、信仰している家の紙を少しもむしらない場合、これも良くないので心配するという。

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ホトケサマ
1977年 山形県
8月13日、仏様が苗代で足を洗って入ってくるので、朝、玄関口の田の草をむしる。
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(ゾクシン)
1961年 愛媛県
葬式の入棺のとき、体が悪い人はその場所を紙でなでさすってその紙を棺の中に入れておくと、死人がそれを持って行ってくれるといわれている。
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アカイカミ,アオイカミ,キイロイカミ
1999年 栃木県
「赤い紙、青い紙、黄色い紙、どれがいい?」と言う人に出会ったとき、「赤い紙ください」と言うとナイフで殺される。「青い紙ください」と言うと首を絞められる。「黄色い紙がいい」と言うと、全身黄色くなる病気になるという。「何もいらない」と言うのが最も良い。
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チ,アカイカミ,アオイカミ
1999年 栃木県
「赤い紙、青い紙、どれがいい?」と聞く人に出会ったとき、「何もいらないと答えればいいのに、「赤い紙」と言うと血だらけにされ、「青い紙」と言うと血を抜かれるという。
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トイレ
1986年 東京都
小学校の一番端のトイレに入ると「何色の紙がほしいか」と聞かれる。赤い紙と答えると血だらけになる。青い紙と答えると首を絞められて顔が青くなる。白い紙と答えると何もされない。
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(ムクイ)
1974年 愛知県
鴈の羽根をむしり、肩骨ばかりにした女が産んだ子は両足が無かった。
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アカイカミアオイカミキイロイカミシロイカミ
2001年 兵庫県
トイレで、赤い紙を選ぶと血まみれになって死に、青い紙を選ぶと真っ青になって死に、黄色い紙を選ぶと助かって、白い紙を選ぶと壁に引きずり込まれる。
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(ゾクシン)
1974年 宮城県
婚姻に関する俗信。祝儀を行うのは2・4・6・8・10・12月が良いと言われ、奇数月は良くないという。春彼岸を過ぎてからが良く、特に2月22日と10月22日が良いという。祝儀同士がかちあうのは、勝ち負けができるので良くないというが、葬列に会うのは良いという、など。
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カイナデ,カイナビ
1956年
便所の怪。節分の夜、便所に行くと、これに尻をなでられる。やむなく入るときには「赤い紙やろか、白い紙やろか」といって入ればよい。
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(ヒ)
2000年 徳島県
正月15日の小正月に、正月飾りを神社の境内などに持参して燃やす。その火で正月2日に行った書き初めの紙も燃やし、その灰が高く上がったら書が上達する。
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オフネダマサマ
1933年 大阪府
お船玉様は女の神様で、船が難破する様になるとシャンシャン泣く。稲の穂を賽2個と12文(閏なら13文)を紙で包み、帆柱の内部の中央に祀る。
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(スミイロヲミルヒト)
1980年 岐阜県
墨色を見る人がおり、体の具合が悪いときなど指に墨を付けて白い紙に押した。その紙を明るいところにかざしてみると、悪いところが判るという。悪いところが判ると、薬草を主とした薬をくれたという。
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キツネ
1939年 青森県
夜遊びの帰りに男たちが杉の木の上に赤い紙や青い紙がぶら下がっているのを見つけた。何かと思ってみていると、後ろから誰かに金玉をつかまれた。
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オニ
1957年 新潟県
1月15日には鬼が来るので、鬼に嘘を聞かせるといってコバに割ったヌルデに閏年は「12月」、普通の年には「13月」と書く。
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(ゾクシン)
1976年 京都府
年中行事に関する俗信。ドンドヤキで竹を焼き、それを割って弓形にして家の柱につっかい棒としておくと、地震の時に倒れないという。旧12月8日に、男性有志だけでお稲荷さんにお供えをするが、翌日これがなくなっていないとご機嫌が悪かったのではないかと心配するという、など。
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テン,オヤカタ
1941年 新潟県
オヤカタ(貂の王)は普段はおとなしかった。しかし、気に障るようなことをいったりすると、本堂のお花をむしったり、天井裏で騒ぐなどの事をした。貂のおかげで寺の物が盗まれることもない。
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アカイカミアオイカミ
2001年 島根県
トイレで、赤い紙を選ぶとトイレの中に引きずり込まれ、青い紙を選ぶと年をとる。
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(ゾクシン)
1979年 徳島県
年中行事に関する俗信。正月15日のサギッチョあるいはとんと焼くと呼ばれているものの火で身体をあぶると、夏やせをしないといわれている。盆の15日に川に行くと、ガキ仏に足を引っ張られるといい、子供たちは水遊びにいかない。12月20日は山の神様が植えた木を数える日で、1月20日は山の神が木を植える日なので、木を切れないという、など。
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ヤマノカミ
1963年 大分県
旧暦12月16日または20日を山の神のミソつき日、1月16日または20日を山の神が木を勘定する日と言って山仕事を休む。この日に山へ仕事に行くと山の神の害を受けると言う。
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ボウレイ
1977年
2月15日、5月15日、7月14日、8月15日、9月16日、12月晦日の年6回亡霊が来る日だと言う。7月14日と12月晦日は特に別に祭る。
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ヤクガミサマ
1963年 福島県
12月8日には2月8日と同じことをするが、厄神様が降りてくる日。
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