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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1939年 青森県
夜遊びの帰りに男たちが杉の木の上に赤い紙や青い紙がぶら下がっているのを見つけた。何かと思ってみていると、後ろから誰かに金玉をつかまれた。

類似事例(機械学習検索)

チ,アカイカミ,アオイカミ
1999年 栃木県
「赤い紙、青い紙、どれがいい?」と聞く人に出会ったとき、「何もいらないと答えればいいのに、「赤い紙」と言うと血だらけにされ、「青い紙」と言うと血を抜かれるという。
類似事例

アカイカミ,アオイカミ,キイロイカミ
1999年 栃木県
「赤い紙、青い紙、黄色い紙、どれがいい?」と言う人に出会ったとき、「赤い紙ください」と言うとナイフで殺される。「青い紙ください」と言うと首を絞められる。「黄色い紙がいい」と言うと、全身黄色くなる病気になるという。「何もいらない」と言うのが最も良い。
類似事例

トイレ
1986年 東京都
小学校の一番端のトイレに入ると「何色の紙がほしいか」と聞かれる。赤い紙と答えると血だらけになる。青い紙と答えると首を絞められて顔が青くなる。白い紙と答えると何もされない。
類似事例

アカイカミアオイカミキイロイカミシロイカミ
2001年 兵庫県
トイレで、赤い紙を選ぶと血まみれになって死に、青い紙を選ぶと真っ青になって死に、黄色い紙を選ぶと助かって、白い紙を選ぶと壁に引きずり込まれる。
類似事例

アカイカミアオイカミ
2001年 島根県
トイレで、赤い紙を選ぶとトイレの中に引きずり込まれ、青い紙を選ぶと年をとる。
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カイナデ,カイナビ
1956年
便所の怪。節分の夜、便所に行くと、これに尻をなでられる。やむなく入るときには「赤い紙やろか、白い紙やろか」といって入ればよい。
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(ゾクシン)
1961年 愛媛県
葬式の入棺のとき、体が悪い人はその場所を紙でなでさすってその紙を棺の中に入れておくと、死人がそれを持って行ってくれるといわれている。
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ノロイ
1985年 青森県
自分の家族の名前と住所などを書いた紙が隣のお宮の杉の木に五寸釘で打ち付けてあるのを知った女性が祈祷師に相談にきた。その紙と釘を前に「九字」を切り、法をかけて祓った。
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キツネ
1995年 群馬県
夜遊びに行って帰りに上から白い布が下がってきた。逃げようとしたら川のほうに火がたくさんついていた。狐に化かされたという。
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オバケ
1972年 兵庫県
便所へ行くと「赤い紙やろか、白い紙やろか」とお化けが言うと、低学年、特に1年生の間に伝説が広がる。だから皆、数珠つなぎになって便所へ行く。
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オオブロシキ
1991年 香川県
炭焼小屋で茶を沸かしていると、火にあたりに来る者がいた。その男は自分の金玉を火であぶって、どんどん拡げてゆくので、金玉に包み込まれては大変だと、小屋の主は金玉に薪の燃え株を投げ込んだという。
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タヌキ,ワカイオトコ
1978年 和歌山県
昔、娘が紙を梳いていると、若い男が呼ぶのでそこへついていった。帰りが遅いので村人が探しに行くと、娘は木の株のところでぼけっと座っていた。狸が若い男に化けて娘を騙したのだろうといわれた。
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カミヅツミ,リュウグウジョウ
2003年 沖縄県
与那覇村の男は龍宮城で歓待を受けたが、家に帰りたいと神に訴えた。神は地上では三十三代の時が過ぎていることを告げたが、男は帰りたがった。すると神は1つの紙包を男に与えた。それを携えていくと向かうところが道になり、故郷に帰れるという。また故郷に居場所がなかったら、紙包を携えて帰ってくればまた戻ってこられるという。神は男に紙包を絶対に開けてはいけないと戒めた。男は紙包を携えて故郷に帰った。
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オオウワバミ
1976年 茨城県
常陸国霞ヶ浦のある農夫の女房が、昼弁当をしたため、耕作の合間に一休みしようと、畑脇の大松に寄りかかり寝ていると、この松に棲んでいた大蝮蛇が女を呑もうとした。周りの人が見つけて、蝮蛇が呑みかかろうとするときに、女の頭から火炎が燃え立った。女が目を覚ましたので、集まっていた人たちが女を引き連れ退かせた。女に、何かありがたい物を身に付けているのかと尋ねたら、特にはないが、髪が乱れていたので、反故紙のようなもので元結の代わりにしているといった。その紙を開いて見たところ、それは剣先御祓いの紙で、中に大神宮と書かれていた。
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キジムナー
1985年 沖縄県
キジムナーは海辺の岩の下に住む。口笛を吹く。金玉をなで、金玉を借りたり返したりする。
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カジ,アカイカミ
1983年 東京都
貧しい身なりの旅人が泊めてくれというのを断ると、旅人は村はずれで赤い紙をヒラヒラと飛ばした。その紙は先程の家の屋根に落ちて、火事になった。何軒も家が焼け、村半分が焼ける大火事になったという。
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ウシノコクマイリ,ノロイ
1972年 滋賀県
宮さんの境内の木に、紙に人形を書いて貼り、喉首に五寸釘がささっているのを子供の時に見た。皆がノロイだと言っていた。紙をめくるとノロイが移るというのでそのままほっといた。
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ヒトダマ
1981年 福岡県
人魂には赤いものと青いものがある。その家から青い炎が出ると、そこで死人が出るという。
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カラス,シノヨチョウ
1950年 島根県
血をふいた紙などを鴉に見せると人が死ぬ。
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メヘビ,タキ,ゾウリ
1916年 愛知県
七滝という七つの滝があり、この滝の主として片足の雌蛇が住んでいると言い伝えられている。紙の緒の草履を履いて行くと、片方を掠め取られると言われている。なぜ紙の緒の草履なのかは不明である。
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テング
1988年 富山県
杉の木に天狗がいて、夜に剣の音がする。翌日木が倒れているかと思っても倒れていない。
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