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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テング
1936年 岐阜県
山道の老杉の根元で休んでいると、急に頭上に気配を感じた。見ると5,6間上の枝に高さ1尺もある一枚歯の下駄を履いた下半身が見えた。恐ろしくなりひれ伏すと1刻余り何かに押し付けられ動けなかった。

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ミサキ
1983年 岡山県
上半身は見えず、下半身が下駄を履いた者が後から着いて来るのをミサキという。
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(ゾクシン)
1940年 大阪府
新しい履物を夜に初めて履くと狐にだまされる。強いて履くときは火であぶってから履く。
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ナガ
1959年 島根県
草の中をチャアチャアチャアチャアと音をたてて通るものがある。見ると、頭の大きさ5、6寸、長さ4間もあるナガがいた。それを見た人は2、3日気分が晴れず寝込んでいたが、その後、5年して死んだという。
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(ゾクシン),オニ,ネズミ
1933年 栃木県
歯が抜けた時は、「鬼の歯より私の歯のほうが先に生えろ」もしくは「鼠の歯になーれ」と言いながら、上の歯は縁の下に、下の歯は屋根に投げる。
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ノビ
1936年 高知県
野火は怪しい火のことで、傘ほどの大きさの火が砕けて数十の星になり、時には地上4、5尺の高さを数百間も走る。草履に唾を吐いたもので招くと、いきなり頭上にきて煌煌と空中を舞う。
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オオヒトノアシアト
1927年 山口県
大人の足跡と言われる、長さ2丈4尺、横1丈8尺、深さ2尺1寸のところがある。
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ムジナ
1939年 新潟県
田の上を笠が廻りながら飛んでいるので、覗いて見ると狢が尾を振りながら飛び回っていた。怪しいものが見えると、下駄などを脱いでその歯の間から透かしてみると正体がわかる。
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キョウジンイシ,テング
1936年 岐阜県
高さ5尺余りの石で触ると気が狂うと言われている。また付近には天狗が住んでいて、天狗の機嫌に触ると石段から投げ落とされると言われている。実際に投げられた子供もいるが、怪我をしなかったという。
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テング
1988年 奈良県
神野山の神野寺に天狗杉と呼ばれる、高さ十数m、周り3mばかりの巨木があって、幹や枝の皮が剥げている。この杉に住む天狗が弟子たちに術を授けたり、枝から枝へと行をしたりするので、そうなるのだという。
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テング
1931年 山梨県
おえいという婆が急に見えなくなった。村中の人が3日探し回ったがさっぱりわからなかった。そしておえい婆は高さ何尺もある一枚岩の上で見つかった。婆を助け出して聞くと、鼻の高い顔の赤い人に連れられてきたという。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
下駄を畳の上で履いて土間へ降りると縁起が悪いが、つばをつければよい。
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オオヒトノアシアト
1927年 山口県
大人の足跡がある。周囲8丈9尺、高さ1丈5尺、窪みの長さは5尺6寸ある。窪みにたまった水で疣を洗うと疣が取れる。
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オオオンナ
1979年
万寿3年4月頃、身の丈7尺余り、顔の長さ2尺余りの女が丹後国から船に乗った。船中で酒飯があった時に周りの人が皆病気になったので着岸したが、死んでしまったという。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
下駄の裏につばをつけると歯が取れない。
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ヒトツメタタラ
1985年 和歌山県
夜、山道を一人で歩いていた。誰かが前を歩いて行く気配がするが、いくら見ても誰もいない。ふと顔を上げて見ると、目一つ、足一つの人がいた。それが一ツ目タタラである。
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テング,テンゴサマ
1977年 富山県
テンゴサマは、夜道を歩いている人の後をつける。高い鼻が見えるので恐ろしくなるので、念仏を唱えたり、急に信心深くなる人もいる。
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シロヘビ,クウカイ
1933年 栃木県
寺に幅1間、長さ1尺くらいの石碑が建てられている。その下には白蛇が住んでいると言われる。空海の経塚であるという説もある。
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(ジュウチョウ)
1981年
正徳4年4月12日、奥州しゆ原山に大きさ10間余り、亀甲で腹は蛇形、首は鳥で耳の長さ4尺8寸、尾の長さ2間2尺、翼があり、足の長さ2間で太さ3尺の獣が現れた。息は火炎のようで鳴き声は雷鳴のようであった。鉄砲10挺で撃ち止めた。見物の男女で毒気にあたり病死するものも出た。この件は江戸へ注進した。
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1980年 京都府
革屋町で荒物を商っている家の子供が、ある時1本の歯が一夜にして約1寸(約3センチ)伸びたという。次の日に歯は根元から折れてしまったという。
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ケイセイイシ
1916年 福岡県
山道の傍らに長さ7尺ばかり幅4尺ばかり高さ3尺ほどの石があり傾城石と呼ばれている。昔、傾城が京都から男を訪ねてきて石になったのだという。そのため、石の上に女が乗っても動かないが、男が乗ると自然に動くという。
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オオニュウドウ
1975年
ある船乗名人が晦日に出航した時、海上で急に風が変わり黒雲が出て背の高さ1丈ぐらいの大入道が現れ、「恐ろしいだろう」と問うてきたが「恐ろしくない」と答えると消えた。
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