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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カミサマ,ジゾウ,ウンサダメ
1955年 新潟県
昔、日暮れに雨が降ってきたので地蔵堂で雨宿りしていると、神様が自分の子の運命を予言するが、そのことを知っていて用心していたので子供は助かった。

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ジゾウ
1986年 滋賀県
地蔵堂の地蔵は子供の神様で、この堂の前では絶対に子供は怪我をしないといわれ、昔から地蔵堂の辺りは子供の遊び場となっていた。今でも幼稚園の送迎バスがここに止まったり、何かと子供が集まる場所となっている。
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カミサマ,ウンサダメ
1967年 新潟県
昔、富山の薬売りがお宮に泊まった。夜中になって神様が隣村に生まれた子供は3歳で水に溺れて死ぬと言う話をしているのを聞いた。薬屋は自分の子供の事だと思い用心していたが、3歳になった時に水に溺れて死んでしまった。運命は生まれた時に決まっている。
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ケンムン
1969年 鹿児島県
ある男が12月頃の晩に潮干狩りに行く。木を枕に海岸で寝ていると、その木はケンムンの枕木だったのでケンムンの声がして来た。「今晩生まれる子が女の子であれば、他部落に嫁入りするように。その時大雨が降るが木の下に隠れるように。その時石垣もろとも木が倒れ娘は命を失う。運命だ。」男が家に帰ると女の子が生まれていた.。成長し嫁入りすることになったが予言どおり大雨になった。父はついていくといって聞かず、雨宿りさせなかったので無事に嫁入りは終わり、その子は百才まで生きた。それで田舎ではケンムンの死の予言を祓う。
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ケンムン
1969年 鹿児島県
12月頃の晩、潮待ちしていて海岸でウツウツしていた人がケンムンの枕木を枕にして寝ていた。すると、ケンムンの声が聞え、生まれてくる娘の運命を予言した。
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アメ
1946年 香川県
産まれた時に雨が降っていると死ぬときにも雨が降る。
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キツネビ
1937年 長野県
雨が降ってきた日暮れに酒を飲んで歩いていると道がわからなくなり、夥しい数の狐火が出た。
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イヌガミ
1986年 愛媛県
犬神の憑いた人は予言をしたりする。これは、人間が犬神の魔力を持つから予言できるようになる。
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コドモ,タマシイ
1937年 新潟県
死んだ婆さんが野原に行くと、そこに子供が出てきて、自分の墓に花を供えて欲しいという。婆さんはその後蘇生し、この子供のことを話すと、昔若くして死んだ子供がいることを知り、以来その供養をするようになった。
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キツネツキ
1982年 京都府
享保8年4月17、18日の火災の時、京中の人はあらかじめ用心をしていた。それは上京辺りの狐つきの病人が、それを予言していたためである。
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キツネ
1971年 岐阜県
昔、病人が狐の真似をしたり来客の予言をするようになったが、その人は少しして死んでしまった。
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クダン
1956年
牛の子で、人語を解し、予言めいたことを口にする。「よって件のごとし」という俗説を生じたなどといわれた。流行病などを予言して4,5日ほどしか生きていないという。
類似事例

クダン
1956年
牛の子で、人語を解し、予言めいたことを口にする。「よって件のごとし」という俗説を生じたなどといわれた。流行病などを予言して4,5日ほどしか生きていないという。
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ジゾウサマ,カンノンサマ
1934年 山口県
昔、商人が歩いているうちに日が暮れ、雨が降ってきた。辻堂に泊まっていると、夜中にチャンガンチャンガンと馬に乗った人が通った。馬には観音様が乗っていて、商人の家に子が生まれることを予言した。家に帰ると嫁が可愛い女の子を産んでいた。
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キツネ
1980年 青森県
お昼に山に仕事に行ったら、キツネが子供を連れてきていて、人間の子と自分の子を遊ばせていた。
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オオキナコイ
1983年 長野県
猟をしている人が山に入ると、雨が降ってきた。堤の横には大きな鯉がいたので撃ち取ると、更に雨が降ってきた。しっかりせねばと思っていたら晴れてきた。この人は魔がさしたと思い、鉄砲を一切持たなくなった。
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ウンメイノカミ
1928年 鹿児島県
ある夜、漁師が神様が立ち話をしているのを聞いた。それによると、今夜産まれた女の子は嫁入りのとき、雨を避けようとしてうつろに入った木が倒れて押し殺される運命であるということだった。嫁入りの日、娘は漁師に助けられて事なきを得た。それからは子供が生まれるとすぐ、運命の神の悪因縁を払うために鍋墨を額につけるようになった。
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ハナトリジゾウ
1922年 福島県
昔、農夫が鼻取の子供を叱責すると、どこからか子供が来て、鼻鳥をした。子供を追跡していくと地蔵堂に着き、床の上には泥足のあとがついていた。叱られる子供を気の毒に思ってのことであった。
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ウンメイノカミ,サクサマガー
1928年 鹿児島県
徳之島では運命の神のことをサクサマガーといっている。
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サダメ
1941年 愛媛県
生まれ子が七歳になったら水に誘われて死ぬ運命を持っていると知った父親が、それを防ごうとしたが、子供が七歳になった日に「水」の字が書いてあった暖簾に首をかけて死んだという。
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キツネ
1978年 山梨県
昔、オサンの狐という狐がいて、雨が降る前には「雨が降るよ」と雨戸を叩いて回った。
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タヌキ,キツネ
1931年 青森県
地蔵堂から山に1町ほど入ったところに別の小堂があって、何体か石像がならんでいる。ここは賽の河原と呼ばれている場所で、地蔵堂がなかったころは狐や狸が通行人を誑かして困った場所であった。ここで誑かされた人間はまもなく死ぬので、供養の為に地蔵堂が建てられたといわれている。
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