国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

シロイホウセンカ
2000年 鹿児島県
鹿児島県では、白い鳳仙花を飲むと、魚の骨が喉に刺さったのが取れるといわれている。

類似事例(機械学習検索)

(ゾクシン)
1975年 山口県
厳島神社の祭りでは宮花を作る。祭の最後にこれを取り合うが、魚の骨が喉につかえたときに、水でこの紙を溶いて飲むと取れるといわれている。
類似事例

ノロイ,ケンモン
1980年 鹿児島県
子供の喉に魚の骨が刺さっても、冷たい態度をとる継子いじめからケンモンの話がはじまった。
類似事例

カンラン
1973年
橄欖という木は、楫に使うと悪魚の害を除き、魚の骨が刺さった時やフグにあたった時も、この実を粉にして飲めば骨が下り、毒も消えるという。
類似事例

オオカミ
1982年 宮城県
魚売りが峠道を歩いていたら、狼が口を開けて泣いていた。口の中に魚の骨が刺さっていたのを取ってやると、恩返しに以後狼に襲われなくなった。
類似事例

(ゾクシン)
1961年 愛媛県
骨が喉にささった時は、線香に火をつけ、拝むと抜けるといわれている。
類似事例

サカナノホネガノドニササッタトキノジュホウ
2000年 富山県
魚の骨がのどの刺さったときには、象牙の付け根で喉をなでる。撫で終わりの呪文は、「ナデサレ、ナデサレ」。
類似事例

ヘビ
1989年 長野県
どんどん大きくなる蛇を打ち殺した人が三ヶ月ほどしてその場所に行くと殺した蛇は骨だけになっていた。その人が骨を蹴り飛ばすと骨が足に刺さり、蛇の毒が体に回って帰宅後まもなく死んでしまったという。
類似事例

トビサゴ
2000年 鹿児島県
トビサゴ(鳳仙花)で爪を染めると、逆むけしない、蛇に噛まれないといわれている。
類似事例

ブリ
1999年 鹿児島県
鹿児島県内之浦町では、鰤を一万匹獲ると、人を一人殺したことになると言われている。
類似事例

ホウセンカ,ムンヌキ
2000年 沖縄県
徳之島では、鳳仙花を屋敷内に植えておくと、魔除けとなるといわれている。これによってハブも入ってこない。
類似事例

ホウセンカ,ツメ
2000年 沖縄県
那覇市では、鳳仙花で爪を赤く染めると毒虫に刺されないという。
類似事例

オニ
1957年 兵庫県
吉井部落では、正月の20日を骨正月と呼び、正月市で買ってきたブリの骨を食べる。20日になると鬼が食べる肉がなくなり、骨しかなかったため、その骨を食べたと言われており、それを真似たものである。奈良尾部落では、死んだものの骨を食うと言って、ブリの骨を食べる。熱田部落ではシイラの骨を食う。人の代わりに魚を食うのだという。
類似事例

ヤマイヌノオンガエシ
1941年 岐阜県
昔、安江隆三という人の家の前に口を開けていた山犬がいた。口の中に白い骨が刺さっていた。安江さんがその骨を抜いてくれたが、翌朝家の前に一個の轡があった。
類似事例

ホウセンカ,マヨケ
2000年
八重山郡竹富町では、鳳仙花で爪を赤く染めるのは、女性の御守りとなり、魔除けともなるといわれている。
類似事例

ロウケン
1928年 愛知県
老い犬が主人の猟師を襲おうとするので山で殺した。3年後、そこへ行ってみると骨のみそのままの姿でいたという。蹴ると犬の骸は崩れてしまったが、その骨が足に刺さって、それが原因で猟師は死んだという。
類似事例

クチブエ
1939年
高知県、東京都、宮崎県などでは、「夜、口笛を吹くと蛇が入る」といわれている。播磨と朝鮮半島では、夜、口笛をふくと泥棒が入るといわれており、また沖縄では幽霊が出るといわれている。また、鹿児島県では、坑道で口笛をふくと、坑道がくずれるという。他にもそれに類似した俗信が全国に分布しているという。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
ある人が酒を飲んで魚を買っての帰り、狐に足を掛けられて転び、魚を取られた。
類似事例

ヤマイヌノオンガエシ
1941年 岐阜県
昔、ある老婆は口に猪の骨が刺さっていた山犬を助けたが、翌朝家の前に金の鎖が置いてあった。
類似事例

ヤマイヌノオンガエシ
1941年 岐阜県
昔、口に人の骨が刺さっていた山犬がある老人にその骨を抜いてくれるようにお願いしに来た。老人は山犬に自分を食わないと誓わせてから骨を抜いたが、後日の朝、老人の家の前に山鳥一羽が落ちていた。それは山犬の恩返しだった。
類似事例

オニ
1989年 兵庫県
吉井部落では正月のぞうには臓腑煮であるといい、これは昔鬼が正月の御馳走に毎年1人ずつ取って食ったことの真似という。7日は唐と日本の鬼が交際をして、七色のものを入れて食べたといい、20日は骨正月といい、ぶりの骨を食べる。これは20日になるともう骨がなくなって、骨しか残っていなかったので鬼がこの骨を食べたのだといわれる。
類似事例

シキ
1956年
一般には、夜の海に魚群が白くなって見えることをいうが、それは亡霊が魚になって尾いてくると信じている。宮城県本吉郡大島では漁期のことをシキと呼ぶ。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内