(ゾクシン) 1986年 埼玉県 何に限らず鳥が四回鳴くのを死回といい、親戚に不幸がある。
類似事例 |
|
カッパ,メドチ 1929年 青森県 七月盆の日には一日に七回食べて七回泳ぐと、メドチに捕えられないという。
類似事例 |
|
ガワロ,ガラッポ,カワウソ 1992年 宮崎県 八重川の槙の礼橋の下は深い岩の淵で、ガワロが住んでいた。ガワロは体長1mくらい、4本足で指の間には水かきがあり、尾は尖り、頭には毛が生え、皿がある。ガワロは金物が怖い。
類似事例 |
|
カワテング 1968年 埼玉県 若沢の滝ツボで投げ網で漁をしていると、1回目は山魚や岩魚が15,6匹入っていたが、2投目を投げ入れ、引き上げようとすると銀色の輝きが広がり、渕の底から「1回目は許すが2回目は許さねえぞ」という川天狗の恐ろしい声が聞こえてきた。
類似事例 |
|
ガワロ 1992年 宮崎県 八重川の槙の礼橋の下にはガワロが住んでいた。ある人の夢にガワロがでて、「橋の下に沈んでいる目が九つのものを取ってくれたら例をする」といった。行ってみると馬鍬が沈んでいた。ガワロは金物が怖い。取ってやると、川魚を礼としてくれた。
類似事例 |
|
タケノミ 1956年 宮城県 竹に実の生った年は凶作になるといわれている。
類似事例 |
|
ヲサキキツネ 1933年 長野県 大崎様と称する祝神があり、ヲサキ狐を祀ると伝えられている。ヲサキ狐は養蚕のとき蚕を盗んだり善いのと悪いのを交換したりする。
類似事例 |
|
ガワロ 1992年 宮崎県 瓜生野集落のケズンボという淵にガワロのウロというのがある。そこのガワロが来て「恐ろしいものがあるからとってくれ」と頼んだので、取ってやるかわりに集落の子どもは取らないと約束させて行ってみると、マン鍬が沈んでいた。ガワロは金物が恐ろしい。
類似事例 |
|
(ゾクシン),(ウマレカワリ) 1933年 福島県 何回も何回も小児が死んでいる時は、あと生まれて来ぬようにと、棺に鰹節を入れてやる。
類似事例 |
|
ホトケサマ,バス 1995年 福島県 一回目の巡礼のときには歩いて登るしかなかった険しい山に、二回目の時は頂上までバスが運行されていた。和尚は仏様と心が通ったのだと驚いた。
類似事例 |
|
ミノヒ,ミソ,シ,(ゾクシン) 1915年 宮城県 6月に巳の日が3回あるとき味噌を煮ると死ぬ。
類似事例 |
|
ヒノタマ 1991年 石川県 火の玉を2回目撃した人がいる。
類似事例 |
|
ウブメ 1979年 形はふくろうに似て、7、8月の間、夜な夜な出て鳴くという。
類似事例 |
|
カメ 1990年 福島県 亀石という亀に似た形の石がある。亀が悪さをしたので、お寺さんか祀った。
類似事例 |
|
コウボウダイシ 1979年 高知県 弘法大師が栗をくれと言ったので、栗をあげた。すると大師は「この栗は二度なるようになる」と言った。その通りになった。
類似事例 |
|
カミヤノネ 1974年 山形県 出羽国福浦村のあたりで、激しい雷雨の後に神矢の根というものが降ってきた。これは神軍が空中から降らしたものだと住人は言っており、同じ田川郡でも似たような事があるという。その形は様々で、鏃型や斧鎌の形、太鼓のばちの形のものもあるという。
類似事例 |
|
ガワロ 1992年 宮崎県 川で馬を洗っていたら、ガワロが馬の尻尾にいたずらして引きずられ、家まで来てしまった。ガワロを縛っておいたが、かわいそうになってほどいてやったら、お礼に毎晩魚をたくさん持っててき、木の鉤に掛けるようになった。鉤を角の鉤に替えたらガワロが恐れて来なくなった。
類似事例 |
|
イシャトウ,フネ 1961年 鹿児島県 夕方に漁船の前に、似た形の舟が走っていることがある。この後についていくと、危険な目に合うことがある。多分、イシャトゥの仕業だろう。
類似事例 |
|
ナナメグリジゾウ 1956年 宮城県 夜にこの石地蔵を七回まわると大入道か女の姿が現れる。
類似事例 |
|
ヒトヲマワルコト 1980年 和歌山県 三人に、三回回られると死ぬ。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1938年 栃木県 実が2つになっている栗を二つ栗といい、女性が食べると双子が生まれるといわれている。そのため、食べない女性が多い。
類似事例 |
|