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検索対象事例

ヤマウバ
1935年 京都府
正月に山神が白兎に乗って田に来て作物の種子を蒔く。後に山姥がやって来て、バラの種を蒔いて悪戯をする。

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ダイコン
1956年 宮城県
大根の種を蒔く時、褌をはずして蒔くと大きな大根が出来ると言う。
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ミコ,ホトケオロシ,(ゾクシン)
1943年 山形県
苗代に種を蒔いてから巫女に仏おろしをさせると、蒔いた種が風で吹き寄せられるという。しかし、神寄せはしても差し支えないそうである。
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イヌノヒ,シシャ
1989年 栃木県
イヌの日には作物の種蒔き、苗植をしてはいけない。これを破ると「食べない者=死者」がでるという。
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カボチャ
1956年 宮城県
三月三日、かぼちゃの種を蒔くと、なった実が落ちないという。
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ナナキョウヅカ
1988年 千葉県
七経塚という塚があったが、その跡は分からなくなってしまった。だが、それらの7ヶ所だけは、作物の種を蒔いても収穫時には必ずそのまま枯れてしまう。
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ヤマノカミ
1982年 新潟県
2月と12月にある山の神祭りでは、12日は山の神の木種蒔きの日としている。
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ヤマノカミサン
1951年 京都府
山の神さんは、春のヤマノクチの日に白兎に乗って山の草木の種をまく。秋のヤマノクチには同じく白兎に乗って草木の種を拾う。山の神さんは大きな羽がある。
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カボチャ
1956年 宮城県
三月三日、節句の餅を半分食べてかぼちゃの種を蒔くと、なった実が落ちないという。
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ヤマノカミサマ
1964年 秋田県
2月10日は大石岳の山止めである。種オロシの日ともいい、この日は山の神様が木種を蒔く日であるので、山に入ってはならない。
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ダイコン
1956年 宮城県
丑の日に大根の種を蒔くと、自分の家だけ豊作になり、七里四方の大根は不作になるという。
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アマンシャグメ
1929年 長崎県
昔、あまんしゃぐめが草の種を袋に入れて、百姓の困るように田畑へ蒔いて歩いた。ところが新城の辺で種をうちかえしたので、あの辺りは田畑に草が多い。
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オウギ,イド
1929年 岩手県
飯岡村で井戸を埋める時には、あてられるため、扇を中に入れてから埋める。そして上には物を蒔いてはならない。
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コウボウダイシ
1949年 岡山県
弘法大師が唐土に渡り様々な種子を集めた。帰国時に発見され種子を取り上げられ、唐土にいてはならないといいわたされた。そこで、小さな袋を隠し持ち種子を入れ、地上に杖を立てそれに乗った。しかし、それでもだめだといわれたので、日本に飛び戻り、各地をまわり種子をまいた。最後に下熊谷の地にきて、袋を逆さにして振ったところ残っていた茨の種子がこぼれ落ちた。現在、フクロップルイと呼ばれる茨の生い茂った荒れ地はその名残である。
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サトイモ,ゴマ,ハグウネ,(ゾクシン)
1915年 福島県
里芋や胡麻をはぐ畦(畦の継ぎ目か)に蒔くと凶事があるといわれている。
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シチフクジン,ホウオウ,ダイコクテンノウ
1940年 秋田県
大黒舞の歌詞。七福神が酒盛りをしているところへ鳳凰が飛来し、くちばしにくわえていた稲穂を大黒天が取り上げてそれを田に蒔いたところ、その年は豊作となった。
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ヤマンバ
1948年 岩手県
昔、川の上流の沢から山姥出てきては田畑を荒らしたりしていた。困った人々が山姥を神にまつれば悪いことはしないだろうと考え、山姥神社をつくった。それ以来、山姥は出なくなった。現在、山姥神社は移転して秋葉神社内にある。
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クモニョウボウ
2000年 大分県
蛇女房型の物語で、化け物になった女房を退治したが、クモの血がついた灰でソバを蒔いたので、ソバの根が赤くなったという。
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ウマ
1934年 岡山県
駒林というのは、中山神が白馬に乗り、来現された跡と伝えられる。
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(ゾクシン)
1972年 沖縄県
死の穢れは作物や家畜に及ぶ。作物の場合、臨終の際に種が室内にあるとシー(魂)を取られ芽が出なくなってしまい、畑は死者が居座ることにより作物が立ち枯れる。家畜は死去した主人に付いていく。各地域により違いはあるが、これらを防ぐ風習が存在している。
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ケイトウマメ,コウボウダイシ
1913年 静岡県
この地に鶏頭豆という1本の茎に実を2合つける豆がある。昔、豆と鶏頭を蒔く老夫婦がいた。ある時、老夫が鶏頭の種だけを蒔いてしまった。老婆が罵ると、ある法師が、鶏頭を豆に変えた。それが鶏頭豆の由来である。その法師は弘法大師だった。
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ヤマンバ
1999年 静岡県
山姥が子供を取って食べた。それで村の衆は仕返しに、焼いた石を山姥に食べさせた。山姥が水を求めると油をやったのでよけい燃えた。山姥は天竜川に入って死んだという。
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