ナナフシギ 1960年 三重県 仏舎利が灯篭から現れた。灯篭の火が夜自然に着く事。蓮池の片目の魚。境内近くの川に海水が逆流しないこと。龍の腹から梵鐘が出たこと。寺に異変があると木が泣くこと。天石の窪みに水がいつも溜まっていて目薬になること。
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シ,(ゾクシン) 1915年 愛媛県 人の周りを廻ると、廻られた人は死ぬという。
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ナナフシギ 1920年 京都府 京都清水寺の七不思議。門前馬繋・山門の横木・龍吐水・右腰に刀をさした絵馬の人物・北向きの雪隠・子安の塔。また一説には山門・虎灯篭・轟橋・足形石・権現拝殿の龍・是清の観世音・人形灯篭。
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キツネ,イキ,ヒ 1938年 長野県 夕方少し遅くなると狐に化かされる。狐が息を吐くとその息が火になってちらちらと見える。
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シ,(ゾクシン) 1915年 和歌山県 3人に3度廻られると死ぬという。
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カッパ 1999年 佐賀県 小川島のお宮さんの石の鳥居に、人間の肛門を食べる河童が出た。河童は鳥居の石が腐るようにと、鳥居に小便するという。
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ワライジゾウ 1922年 鳥取県 地蔵の周りを3度廻ると地蔵が笑い出す笑い地蔵の話を聞いたことがある。
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ダイジャ 1972年 茨城県 弁才天の祠の周りを足ケンケンで3周廻ると、池の主の大蛇が出る。ある少年が出るかどうか試してみようと祠を廻ったが、大蛇が出ることはなかった。
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キツネ 1938年 岐阜県 ご馳走の材料を買い出しに行った老人の帰りが遅いので見に行ったところ、灯篭を覗きながら「お江戸が見える」と叫んでいた。材料はすべて盗られていた。狐の仕業である。今でもトラックの音をまねることがある。
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キツネ 1938年 長野県 村へ帰る途中、ある鳥居の前からいくら行っても道へ出ない。気が付くとまだ鳥居の前にいた。
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ユウレイ 1931年 沖縄県 夜、口笛を吹くと幽霊が出る。多くは四辻に出現する。石垣に向かっていたり下問のない提灯を持っているのは、幽霊である。夜間名を呼ばれても、三度聞かない内は、返事をしてはいけない。二度までは、幽霊でも呼ぶ力がある。
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タヌキ 1986年 香川県 明治の中頃、法事の案内をうけ、夕方近くに赤飯を重箱につめて家を出た。板橋を渡りかかると先の方に女の人がいた。狸だと思ってあとをつけると家に入ってしまった。窓をのぞきこんでいたら肩を叩かれ、我にかえると石灯篭をのぞきこんでいた。
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バケイシ 1987年 山形県 化け石という石は、若い女に化けて侍を騙して斬りつけられた。その石が今でもある。
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ダイジャ,ドクイキ 1939年 京都府 山に胴回り2尺もある大蛇がいて、その毒息を吐きかけられると死ぬという。
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バケイシ 1993年 岩手県 化け石は、いたずらするものを懲らしめるために石にしたものである。
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キツネ 1981年 和歌山県 呼ばれたときに1度目で返事してはいけない。人なら2度3度と呼ぶが、狐は1度しか呼ばない。それに返事すると化かされる。
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バケイシ 1995年 山形県 さびしい沢にあった石は、夜通ると女かぶりした人が座っているように見えたり、いろいろなものに見えるので、化け石と呼ばれていた。
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バケイシ 1987年 山形県 神室山の化け石は、山中で美女に化けて出た。その石が今でも落合集落にある。
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(リンシタイケン) 1965年 宮崎県 皆で名前を呼ぶと息を吹き返すことがある。死人の出た家の軒下は三途の川になるといわれ、屋根に登って名を呼ぶと、「三途の川を渡りかけたが、あんまり呼ばれるので戻って来た」と、息を吹き返すという。
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バケイシ 1966年 山形県 昔、下生居の庄屋、権左衛門が夜道を歩いていると、石が化けて出た。化け石は大勢の子供がいて、食べ物がなくて困っていると訴えた。権左衛門は家に帰って1俵分の飯を炊き、握り飯にして化け石に供えた。するとたくさんの手が出て、瞬く間に平らげた。化け石は礼に丸い生き石を数個授けた。以後、吉左衛門家には吉事が起き、生き石も子を持って繁殖した。
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ユウレイ 1990年 長野県 幽霊はお墓に出るという。
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