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検索対象事例

カネダマ
1975年 埼玉県
東から青白い色を出して進んで来るものをカネダマという。ある時、ある人が蛍を採っていると、観音山の上の方から50センチぐらいのカネダマが横切った。その日、知人が死んだという。

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カネダマ
1938年 東京都
カネダマは唸りながら飛ぶ。カネダマが出た家は滅び、カネダマが落ちた家は栄えると言う。オカシラという家では30年程前にカネダマが裏の藪に落ち、それから栄えだしたと言う。
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カネダマ
1935年 千葉県
この地方では人魂をタマセと呼ぶ。これは人体内に宿り、死ぬと体外に出て去る。タマセは丸い黄色の光球で、青い尾を十尺余りも長引かせる。家の棟や樹梢をすれすれにとぶ。若い人のタマセは飛び方が早く、老人のは遅いという。但し、青い尾が無くて、高く飛ぶものはカネダマ(金玉)であり、カネダマが飛んでいった方向の家は、縁起が良くて金持ちになるという。
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カネダマ
1951年 兵庫県
某家の台所の屋根から5寸もある丸くて赤い光り物が飛び上がった。その頃から某家は困窮するようになった。村ではこれをカネダマといい、これが出ると都合が悪くなると言っている。
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ホタル,ボチ,ソウ
1966年 栃木県
夜、子供が蛍を見に行った。墓地の中は特に蛍が多いので、水路を跳び越して蛍を追って墓地の中に入ると、子供の目の前に3メートルぐらいの僧が現れた。蛍は吹き消したようにいなくなっている。子供の驚いて逃げるのだが、墓地の外から見ると僧は見えず、ただ美しい蛍が見えただけだったという。
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マクラモトニスワルオジイサン,シ
1966年 群馬県
昭和10年頃、3時に目が覚めると「旦那!」という声がする。見ると黒い衿のついた丹前を着た知人が座っていた。翌朝、その知人の家に行くと、知人は病気で寝ていた。その服装は夜に見たものと同じであった。
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ヒノタマ,ホタルガッセン
1985年 愛媛県
妹と蛍取りに出かけた時、ふと空を見上げると大きな火の玉が青白い尾を引いて上になりしたになり、争っている。人魂かと思った瞬間、背筋がゾクッとして妹を促して帰った。あとで学校で話すと、「それは蛍合戦だ、珍しいものを見たものだ」と言われた。
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ホタル(ゾクシン)
1990年 奈良県
季節はずれの蛍が飛ぶと、人が死ぬ。
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タマシイ,ユウレイ
1973年
人が死ぬ時には10中7~8は魂が出て知人などを尋ねる。来たとしても黙って座っているだけである。人が死んでからもこのようなことがあるが、多くは生前のことである。生前のものは魄(たましい)、死後のものは幽霊という。
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キツネビ
1973年 岩手県
狐火は本当は狐が出している火ではなく、枯れ木が青白く光っているものだ。
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ツチノコヘビ
1974年 奈良県
30年ほど前、死んだ長さ40センチのビール瓶より太いくらいの蛇を見た。背は薄茶色、原は黄色で内側にすぐ曲がった。
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ツチノコヘビ
1974年 長野県
ある人が2度捕まえ、1度は食べた。長さ54センチ、太さ4,5センチ、尾は4,5センチ。銭型模様は7つくらいで肋骨が尾のほうまでなく、横に大きく張っていた。マムシより脂っぽかった。
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カワウソ
1960年 奈良県
十津川から来た知人が、カワウソは人をだますものと信じている。
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キツネ,(ゾクシン)
1935年 大阪府
狐が、山の尾根から谷へ道を横切って下ると、人が死ぬという。
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タマシイ,ギオンマイリ
1933年 京都府
話者の知人の女性が夢に出てきて、自分はどの寺社に参ればよいか尋ねた。祇園社を推すと知人は納得した。それから2・3日後に知人が亡くなった。通夜で知人の縁者に話をすると、その人も同日前に同様の夢を見ており、祇園社へ参る途中であったという。
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ツチノコ
1974年
昭和45年7月、体長30センチ、直径6,7センチで頭は船の舳先のように尖っており、首から上は茶色っぽい黄色、両目のふちには薄茶色の筋が2,3本入り、体は灰色、肩にオットセイのようなひれがあるものが見つかった。
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ショウネンダマ
1952年 兵庫県
47年前の6月25日か26日の夕方、表で「ショウネンダマだ」と叫んでいるのが聞こえた。見に行くともうなくなっていた。青白い尾を引いたものが埋め墓の方に飛んでいったという。そんなものあるはずがないと言っていた祖父が7月3日に卒中で死んだ。
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ツトヘビ,ツトッコ,ツチヘビ
1921年 愛知県
東門谷へ行く道で、ある男が藁を打つ槌ぐらいの大きさで、丈60センチほどのツト蛇を見たという。
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テング
1933年 長野県
藤蔓をとりに山に入ったとき、白髪の老人にあい、弁当をあげたお礼に石をもらった。その石には金や銀が混じっていた。山を降りたとき知人に会い、知人に石の半分をあげたところ、知人は3日目に死んでしまった。
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カミサマ
2000年 徳島県
正月15日の小正月に、真言宗の家では炊き上がる前の粥に、切りかけした20~30センチの田鶴の木をつけて家中の柱を叩いて回る。その時に「この暮も神様早く来てください」と祈る。
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ガラッパ
1960年 鹿児島県
父が12才の時に、オーシゴーという川へ泳ぎに行った。川の大きな石の上には、赤子のような体長50センチほどのガラッパがいたという。口が少し尖っていて、頭の中心が剥げていたという。じっと見ていると川の中へ飛び込んだという。
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サル(ゾクシン),ユメ
1990年 福島県
15夜の晩に、東枕で寝て夢に猿が現れると、人が死ぬ。
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