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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

リュウ,(タツマキ)
1935年 三重県
弘化2年4月、庄屋の兼次郎が三浦坂を登っていた時に、俄に雲が起き、海上で龍が水を吸い上げるのを見た。それは一条の黒い気のようなもので、忽ち雲は治まり、日光が心地よく差してきたという。

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シンリョウ
1977年
竜は気をふいて雲を生じさせ、その雲に乗って飛ぶ。
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タタリ
1935年 三重県
弘化2年、弁天島と呼ばれる島の近くを舟で過ぎていた庄屋の兼次郎は、一條の水柱が立っているのを見て、島に近づいてみると何かの頭が見えたという。その三日後に弁天島に渡った親子の木こりが谷に落ちて死んだ。これは神の祟りと考えられた。
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アヤシノクモ
1936年 島根県
雲が淵は雲井城の飲料水である。ここの山にはあやしの雲があり、毎年下女を連れ去るが、外敵が攻め寄せてきたときには雲が城を包んでくれる。ある年、城主が雲を退治してしまったので、敵に攻められて滅んでしまったという。
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ユウキ,(ユウレイセン)
1935年 三重県
庄屋の兼次郎がある小雨が降っている夜に、船に載っていた時のこと。とある童子が驚いて、漂流船が見え、白帆船がこの船に衝突してくると言った。しかし兼次郎の目には何も見えなかった。これは幽鬼のしわざかと思われた。
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ニチリン,チョウウン
1983年
弘化4年12月21日に、日輪に暈がかかり、白気がかかった。
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アカトンボウ
1974年
弘化3年6月17日に、浪花の人である雲鶴という相撲取りが来て言うには、いま島の中辺を通っていたところ、南の方から空中を真っ黒になって飛んでくるものがいたという。近くで見ると、それらは皆赤とんぼうで、数万匹が北を指して飛んでいった。
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ヤマジョロウ
1972年 愛媛県
坂で山女郎が出ていたという。
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ケイウン
1973年 東京都
文政8年8月15日に、外岡北海が小石川伝通院の境内を通っていると、空に五色の雲が棚引いていた。一村の白雲が薄く棚引いているところに日光が当たり、様々に色が変わっていった。この雲がどこから来たのかを聞いたが、自分が見つけた時にすでにあったという。
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ウンリュウ
1941年 大阪府
池に棲む龍が長じて雲龍となり、毎年盆踊りに化けて出ては踊りの輪に加わった。
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フシギ,クモニノルヒト
1974年 京都府
弘化2年7月7日ある者が東本願寺へ参詣した。その時突然空が真黒になり夕立でもあるのかと見ていると御影堂の辺から、腰より上は黒く、下は赤い着物を着て、頭は法体か有髪かわからない雲に乗った人が、新たに建設中の大門の上に来た。地震か雷のような鳴動と共に大門は崩壊した。
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ヒ,カミナリ
1974年
寛政2年2月14日、昼未刻に雲がないのに雷が鳴った。近江や丹波・摂津でも同様であったという。南方の空に大きな火が飛んでいるのを見た人がいる。
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ヒカリモノ
1982年
享保12年2月15日朝、光り物が東から出現して雲に入った。大きな音がした。
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リュウ
1974年 高知県
土佐高知で元禄14年6月晦日に空が朱色に代わり、風が強く吹いた。それを見ていた黒田又市という者が空を見ると、長さ3丈ほどもあろうかという大竜が雲の中に泳いでいたという。それは姿は黒く、鱗は白銀のようで、目の色は金色に光っており、4つの足をのばしていたという。
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トラネコ,カミナリ
1969年 秋田県
虎猫は普段は山の上で遊んでいるが、天気が悪くなって雲が低くなると、雲に乗って天に登って雷になり、地上に雷を落とす。落ちた後には、虎猫の爪跡が残っている。
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ゲンカイ
1974年 長野県
弘化4年に起きた信濃の大地震のおり、小市という場所のやや上手に源海なる僧が入定したという石棺が水によって崩れた。しかしその死体は筋骨ともに備わり、川に流れても骨は崩れなかった。
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アヤシキサン
1976年
二条院の御宇永万元年に、頭2つ手4つ、足3つの児を産むものがあったという。
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ヘビ
1957年 愛媛県
庄屋の奥さんが音なし奥という山で蛇になった。それから、主人が病んで庄屋は滅びた庄屋の田植えには必ず雨が降り、その日は庄屋に蛇が出ると言う。
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(キョウガソウニナル)
2004年
瀬雲追善のため中将姫が十巻の経を書写すると,それが十人の貴僧となって地獄に落ちていた瀬雲を極楽に救い上げた。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
山の神祭りの日である2月8日にミヤマとよんでいる国有林に雲がかかっていると悪作になるという。
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テンジン,カミナリ
2001年 奈良県
幕末の頃、代官が天神様の手水鉢の水を馬に飲ませた。やめてくれと言った人は鞭で叩かれた。代官が500メーターくらい行くと、黒い雲が出てきた。急いで急な坂を駆け下りかけたとき、代官に雷が落ちて馬と一緒に谷下に落ちて死んでしまった。その坂は代官坂と呼ばれるようになった。
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コウザン
1976年 宮崎県
昔、高元泰の輩が霧島山に登り、逆鉾に至った時、急に山が鳴り雲が起こり、面前は真黒になった。長岡の祠官である青木主計頭が、いつの間にか用意していた粟粒の類を取り出し、疾風急雨に向かって投げたところ、風は止み雲は晴れた。
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