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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

トラネコ,カミナリ
1969年 秋田県
虎猫は普段は山の上で遊んでいるが、天気が悪くなって雲が低くなると、雲に乗って天に登って雷になり、地上に雷を落とす。落ちた後には、虎猫の爪跡が残っている。

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カミナリ
1932年 奈良県
ある日、興福寺の金堂で雨宿りをしていると、雷が堂の前に落ちた。すると猫の子のような形をした雷が天から落ちてきた。その雷はあっという間に天に登った。
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カミナリ,カミナリサマノスガタノアト
1999年 栃木県
激しく雷がなっていた日に、雷が家の庭に落ちた。見に行ってみると、木がひび割れていて、そのすぐ側には太鼓を背負った雷様の姿がくっきりと残っていたそうである。
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シンリョウ
1977年
竜は気をふいて雲を生じさせ、その雲に乗って飛ぶ。
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ライフ,ライジン,ライカン,ライサン,ライボク
1973年
雷が墜ちた土地には、雷斧・雷碪・雷環・雷鑽・雷墨などの霹靂碪と思われものが落ちている。これはみな形が違うが同じものである。
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(ゾクシン),カミナリ
1936年 栃木県
雷に裂かれた木は雷除けになるという。
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(テンキニカンスルゾクシン)
1964年 福島県
なべのつるが熱くなるとき、鳥が水浴びするとき、ねこが顔を洗うときは天気が悪くなる。岩ツバメがくると雪が降らなくなる。はとが鳴くと天気がよくなる。星が遠く見えるときはよい天気が続くが、多く見えるときは天気が変わる。風が川へ吹き込むと天気が変わる。たつみ風(東南からの風)が吹くと暴風雨になる。北雲で照れば100日照る。雲が南へ返せば寒くなる。月が出るとき・太陽の沈むときにかさをかぶると雨になる。雲の輪のなかに星が1つあれば翌日は雨、2つなら2日目、または2日以内に雨が降る。夜の雷と地震、あるいはかまの底のすすに火がついたり消えたりする「きつねの嫁入り」は雨になる前兆、ぶよが出ると天気が変わるともいう。
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カミナリ
1932年 長野県
鼎村に雷がおちたとき、碑の上に雷の手がおかれたため、そのあとが残っている。雷の手形石としてまつっている。
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カミナリ
1966年 静岡県
雷は地の底にいるナマズか猫のようなもの。雷除けには、縁側に線香を立て、念仏や「クワバラクワバラ」を唱える。雷の落ちた木を雷木と言い、焚き物にしない。
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(ゾクシン)
1958年 香川県
残った豆は神棚に供えておく。夏になって雷が鳴った時、この豆を噛むと雷が落ちない。
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カミナリ
1965年 宮崎県
雷の落ちた木は、落ちてまた上る。雷がかじった爪痕があるという。
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カミナリ
1960年
雷が落ちたところには必ず脱毛、爪痕がある。すなわち、雷は全体が火におおわれた獣の一種である。火の中を見ることはできないので、古今まったく雷の本当の形を見たものはいない。小猫のようなものであるという。また、雷は形の無いものではなく、六畜雄鶏のようなものでもない。雷を捕えたという者がいるが、それは本当の雷ではない。
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(ゾクシン),カミナリ
1935年 栃木県
雷が鳴っているときに裸でいると、雷にへそを取られるという。
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ライ,ライジュウ,ネコ
1916年 和歌山県
雷には水雷と火雷の2種類があり、火雷が落ちると火事になるという。水雷も火雷も猫のような形の獣で、鋭い爪を持つと信じられている。
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テンジンサン
1972年 岐阜県
落ちた雷を天神さんがしゃもじで伏せているので、下神原には雷が落ちないという。
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アヤシノクモ
1936年 島根県
雲が淵は雲井城の飲料水である。ここの山にはあやしの雲があり、毎年下女を連れ去るが、外敵が攻め寄せてきたときには雲が城を包んでくれる。ある年、城主が雲を退治してしまったので、敵に攻められて滅んでしまったという。
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ショウトクタイシ,カミナリ
1932年 奈良県
雨が降り続いた後、井戸に雷が落ちた。その後、上から聖徳太子が落ちてきて、大きな岩で井戸にふたをした。それ以来、雷はそこへ落ちない。
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カミナリ,クワ
1916年 宮崎県
昔、鎌がかかっている桑の木に雷が落ちた。雷はその釜に切られて亡くなった。それから雷は桑の木を恐れて落ちなくなった。そのため雷鳴の時、桑原桑原と言うのである。
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ユミハチマン
1937年 福井県
普段は雷が落ちないといわれている八幡神社の境内に、雷が落ちたので不思議に思ってみてみると、弓に矢をつがえて空に向かっている神様の弓が切れていた。村人はそれをすぐに直した。
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ヨモギネコ
1942年 秋田県
ヨモギ猫は虎猫より薄黒く毛が光っていて、一般に家人を護ると信じられている。
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(ゾクシン),カミナリ
1936年 栃木県
初雷が鳴ったときには節分の豆を食べれば、雷に潰されないという。
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カミナリマツ
1987年 愛知県
大きな松が河和の北屋敷の海岸近くにあり、よく雷が落ちるので「雷松」と呼ばれていた。この木に雷がよく落ちるのは、根元に金の茶釜とか金の鶏が埋まっているからだといわれていた。今は枯れてしまってもうないという。
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