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番号 C0730122-000

呼称(ヨミ) (テンキニカンスルゾクシン)
呼称(漢字) (天気に関する俗信)

執筆者 岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎

論文名 第二編  第二章 一 会津檜枝岐村民俗誌:(一八)予兆・卜占

書名・誌名 福島県史 第23巻 民俗1
巻・号/通巻・号 23巻
発行所 福島県(厳南堂書店)
発行年月日 S39年3月31日
発行年(西暦) 1964年
開始頁 228
終了頁 230

掲載箇所・開始頁 229
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献) (『檜枝岐民俗誌』)

地域(都道府県名) 福島県
地域(市・郡名) 南会津郡
地域(区町村名) 檜枝岐村

要約 なべのつるが熱くなるとき、鳥が水浴びするとき、ねこが顔を洗うときは天気が悪くなる。岩ツバメがくると雪が降らなくなる。はとが鳴くと天気がよくなる。星が遠く見えるときはよい天気が続くが、多く見えるときは天気が変わる。風が川へ吹き込むと天気が変わる。たつみ風(東南からの風)が吹くと暴風雨になる。北雲で照れば100日照る。雲が南へ返せば寒くなる。月が出るとき・太陽の沈むときにかさをかぶると雨になる。雲の輪のなかに星が1つあれば翌日は雨、2つなら2日目、または2日以内に雨が降る。夜の雷と地震、あるいはかまの底のすすに火がついたり消えたりする「きつねの嫁入り」は雨になる前兆、ぶよが出ると天気が変わるともいう。
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