アビジゴク,ムゲンジゴク,ダイショウネツジゴク 1935年 阿鼻地獄というのは無間地獄といって、大焦熱地獄の下にあって欲界の果ての底であるという。
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ムゲンノカネ 1935年 静岡県 遠州佐野郡に無間山観音寺があり、この山に無間の鐘があった。この鐘を撞けば、現世では無量の財宝を得るが、未来は無間地獄に落ちるという。
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ムゲンノカネ 1935年 静岡県 遠州小夜の中山の観音寺にある梵鐘を撞くと、現世では金銀財宝を得るが、来世では無間地獄に落ちて苦しむといい、この鐘を「無間の鐘」とよんだ。
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モウジャ,ジゴクノカマノフタアキ 1929年 栃木県 7月朔日は、地獄の釜の蓋あきと言われている。この日には、亡者が、地獄から開放されて十万億土の地獄から、家路の旅をするのである。
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ジゴクチョウ 1981年 東京都 昔、高尾の山に地獄鳥がいて、夜の12時・1時に鳴ると里に出て鳴いた。その鳥に鳴かれるとあまりの恐ろしさに村民は悶絶した。それであるおじいさんが地獄鳥の正体を突き止めるために山に入ったが、地獄鳥に鳴かれ悶絶してしまった。翌日、消防の人50人が鉄砲を持って地獄鳥を探したが、それ以来地獄鳥は姿を消してしまった。
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ムゲンノカネ 1991年 静岡県 遠州七不思議は「波の音」「三度栗」「無間の鐘」など、諸説ある。
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ナミノオト 1991年 静岡県 遠州七不思議は「波の音」「三度栗」「無間の鐘」など、諸説ある。
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ミタビグリ 1991年 静岡県 遠州七不思議は「波の音」「三度栗」「無間の鐘」など、諸説ある。
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エンシュウナナフシギ 1991年 静岡県 遠州七不思議は「波の音」「三度栗」「無間の鐘」など、諸説ある。
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チノイケジゴク,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 産で死んだ人は血の池地獄に落ちる。
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ジゴク,タテヤマ 1935年 富山県 立山の地獄に願えば、思う人の霊が影のごとく現れるという。
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ジゴクノカマノフタノヒラクオト 1996年 東京都 父によると、その辻には、見越し入道だけでなく、地獄の釜の蓋の開く音が聞こえる。
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カネ 1975年 静岡県 遠江国佐夜中山道から三里北に光明山がある。この寺の鐘を撞く人は必ず福徳を得て富貴になるが、来世は無間地獄に落ちるという。今は土中に埋められており、撞くことができないが、貪欲な人は鐘の埋まっている上で足を踏み鳴らす。
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ボウコ 1975年 新潟県 海で死んだ者の亡霊を亡魂、ボウコという。風に逆らって走る舟で人が乗っていないのに話声がするという説や、火の玉を乗せた舟で通りすぎて消えるという説、頭が丸く大きく手は人間という説、カッパという説、髪の長い死者という説などがある。
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ジゴクニイルモノ 1978年 広島県 盆行事が旧暦7月1日からはじまるところは、この日を釜蓋朔日と呼び、地獄の釜の蓋があいて地獄にいるものも一息つくことができる。7日のところもある。
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トリノジゴク 1977年 兵庫県 摂州有馬山にある鳥の地獄という場所は、生物が入ると必ず死ぬという。
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ジゾウ 2001年 奈良県 大和国宇知郡の住人武者所康成は過って実母を殺し、死後は無間地獄に落ちた。しかし生前に罪を悔いて矢田寺の地蔵菩薩に月参りをし、母の後生を弔っていたので、その志を哀れんだ矢田地蔵に救われた。
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ガキ 1975年 人が善ならば天堂に生まれ、悪ならば地獄に堕ちる。地獄に堕ちる者は餓鬼といわれる。餓鬼は喉が針のように細いので、水を飲む事ができず、水を見ると火に変わるという。
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ジゴクイシ 1987年 長野県 山家神社境内の北側に立っている高さ1メートルほどの石。上方に直径3センチくらいの穴があいていて,地獄にまで通じていると言う。この穴に耳を当てると地獄の釜の煮える音が聞こえると言われている。
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ジゴクヅカ 1982年 群馬県 地獄塚は昔の戦死者を葬った塚で、掘ると火の雨が降るという。
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オニ 1970年 地獄で罪人が鬼に向かって、なぜ鬼は地獄に堕のかと聞けば、鬼はおぬしの子であると答えた。罪人が前世で罪を犯すたびに鬼の姿が出来上がったのだという。
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