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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シノゼンチョウ
1933年 鹿児島県
知人、殊に幼友達の家の仏様の御堂が明るくなるという。訃報に接すると「そうだったか、昨夜御堂が明るくなった、あれで、あの人もどうやら成仏されたな」という。

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ダイソウ
1967年 福島県
白沢の観音は昔、御堂があった頃野火により焼失しそうになった。その時白衣の大僧4人が現れて火を消し、その姿を消した。そのため御堂はなくなったが観音は残った。
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テン,オヤカタ
1941年 新潟県
御堂に住んでいた貂は、御堂の移動に伴って一族も移動していった。転居先でも、オヤカタ(貂の王)は天井裏に棲んでいた。
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キツネ
1993年 岩手県 
夕方、抜けたお爺さんが山道を行くと、だんだん明るくなってきた。変だなと思いながら明るいところに出て、着物のまま川の中を歩いて、水浴びもした。人に声をかけられて戻った。狐に騙されていた。
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ヒカリモノ,ヒトダマ
1981年 茨城県
八月のある夜に、橋の上を通っていると、パッと明るくなった。見てみると一つは明るくて大きく、二つ目は小さい2個の光ものが飛んで行った。すぐに消えたが、これが人魂だろうか。
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キツネ
1976年 山口県
猟師が月夜で明るい夜道を歩いていると、急に真っ暗になった。キツネの仕業だと思って煙草を吸い、「今のうちに通さぬと鉄砲を持って仕返しに来るぞ」と威すと、また明るくなった。
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ヒックリカエルドウ
1979年 新潟県
御堂がひっくり返ることがある。このようなことがあったので、衣を寄付した。家の中を嫌う観音なので、天曝観音と呼ばれている。
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キツネ,(ゾクシン)
1976年 山口県
あぶらあげを持っているときは、明るいうちに戻るものだという。
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オタヌキサン
1976年 愛媛県
暗闇の中を歩いていると大きな青い火が現われて明るくなる。
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ヒルトヨル
1938年 高知県
ヒルは夜闇の中を仄かに明るくなって飛び、ヨルは昼間、明るい中を黒雲のように翳って飛ぶ。
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クチヨセ,イチッコ
1977年 神奈川県
お経を上げると仏様がイチッコにのりうつり、その口を借りて話す。1度はそうして見てもらわないと、仏様が成仏しないのだという。
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チャンチャカオババ
1962年 大阪府
北御堂正門の右のほうにある便所の一番奥の雪隠には、白髪を振り乱したチャンチャカお婆が棲んでいると言われていた。北御堂の境内は子供らの遊び場だが、黄昏時になると、一斉に「チャンチャカお婆、赤い紙やろか、白い紙やろか」と言いながら散り散りに帰る。
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アミダガフチ
1938年 京都府
淵の中に黄金の阿弥陀仏を見つけ、別の場所に祀ったが、洪水のたびに御堂が流失するので以前の場所に戻したところ、悪事災難に見舞われることが無くなった。
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センジュカンノン,レイゲン
1932年 山口県
ある日海人夫婦が海中に入ると、海底が俄かに震動し日月のように明るくなり、驚いて海上へ上がると髻に千手観音像が取り付いていた。家に安置した所、その夜の夢に観音が現れて海人の願いを尋ね、その願い通り娘を美女にしてくれた。娘は帝の后となり、養父となった紀大臣が御堂を建立した。
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タタリ
1930年 山梨県
某という者が盗人をして困るので、村人たちは相談して村の辻で殺した。殺された者が祟るというので、辻に延通庵という御堂を建て、観音様を祀った。
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カワウソ
1948年 新潟県
夜歩いていると、突然前が見えなくなる。歩きつづける田の中に入ってしまう。あっと思うと、急に明るくなるという。獺の怪の仕業ともいわれる。
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(リンシタイケン)
1995年 福島県
葬儀中に倒れて意識不明となった。夜明け時のように薄明るくなり、次第に明るさを増して、中央に女神らしい神々しい姿が現れて光りを放った。そのまばゆい光で目を覚まし我に返った。
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テンカ
1951年 兵庫県
地蔵盆の夜、戸外で友人6、7人と立ち話をしていたら、天火が出た。明るくなったので振り返ると、マグネシウムを焚いたように明るい光りものが、シューと音をたてて田の中央から垂直に昇天していった。
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キツネ
1973年 岡山県
6月3日を柴取りの口開けといって、この日から山の柴を刈ることができる。ある年、柴取りの口開けの日に夜明けを待っていると、月があがって明るくなった。刈ろうとすると木に結んだ、弁当を詰めたメンコが落ちた。すぐにまた月が隠れて真っ暗になり、しばらく座って待っていると、また月が出て明るくなった。一回目に明るくしたのとメンコを落としたのは狐が化かしたためだと話した。
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テング
1995年 群馬県
行者が御嶽山の御堂に一週間ばかり籠もった。満願の日に奥の諏訪山にお礼参りに行くと天狗がのりうつった。
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カタメノサカナ
1931年 東京都
医王寺の御堂の前にある池に魚を放すと必ず片目になると言われている。下流の小川にも稀に片目の魚がいて、御薬師様の鮒だということで、食べずに池に持っていき、ここに放したという。
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エンマサマ,バケモノ
1939年 山梨県
十王堂の前のこうろん橋を中心に走る六本の径は御堂の主の閻魔大王の取り調べを受けて、極楽や地獄に行く径だという。一本は氏神様に通じていて氏神様の境内で神様と仏様が喧嘩したり化け物が出たりした。
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