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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シロヒゲノオジイサン
1986年 福島県
ある人が小豆を食べずに戸を開け、白ひげの老人に出会った。以後、その人は厄病、すなわち伝染病になった。

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タイボク
2001年 愛知県
海辺の村で伝染病が流行り、夜に海上が光る。無気味な形の大木が光っていたので、焼こうとするが焼けない。行基が観音像を彫って祀ると、伝染病もおさまる。
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ヤクビョウガミ
1942年 岩手県
和賀小山田地方の俗信。腸チフス等は厄病神の仕業なので道の辻に赤飯や草履を供える厄病神送りを行う。
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ヒトツメコゾウ
2002年 神奈川県
一つ目小僧は厄病神の札を道祖神に預ける。
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カワソダイゴンゲン
1971年 福井県
武生のカワソ大権現は女の神様で、18歳の時に下の病にかかって箱に入れて流されて、今いる所にたどり着き、お告げか夢かでその附近の人たちに祀られた。自分が病で苦しんだので、男のライ病と女の下の病を治してくれるという。
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(ゾクシン)
1981年 栃木県
年中行事に関する俗信。雷が鳴ったときに、カユカキ棒を囲炉裏で燃やすと雷が落ちないという。ドンド焼きの火で団子を焼いて食べると、病気にならないあるいは中気をしないという。七夕に天上で男神と女神が会うと、伝染病が流行するという。一粒でも雨が降ると川の水かさが増して出会えないので、伝染病が出ないという、など。
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サンダラ,ハヤリヤマイ,(ゾクシン)
1950年 千葉県
流行伝染病に罹った時、#「サンダラ」#に御馳走を供え、「流行病売リマス」と書いた紙を表に出しておくと、それを読んだ人に移って自分は治る。
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タヌキ
1992年 奈良県
昔、小さい家に若い男が1人で住んでいた。そこに、毎晩、名前を呼んで訪ねて来る人がいた。けれども戸を開けると誰もいない。ある時戸の隙間から見たら、狸が後ろ足で戸を叩いていた。そこで「こらっ」と言って開けたら逃げた。それからは来なくなった。
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マンレイ
1976年 鹿児島県
薩州でとても大きな鰻を食べたところ、病になった。
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ヤマノカミ
1986年 福島県
大山神社に参った帰り道で日が暮れてしまった。神様に祈ると前方に明かりが見え、白ひげの老人が方向を教えてくれた。その通りに進むと無事村にたどり着くことができた。
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タヌキ
1992年 奈良県
夜になると、名前を呼んで戸を叩く音がする。けれども戸を開けてみると誰もいない。いっぺん脅かしてやれと思い、戸の所で待っていて、戸を叩いた時にパッと戸を開けたら狸がいた。狸は前足で戸を叩くのではなく、逆立ちして後ろ足で叩いていたという。
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シシマイ、マキモノ
2001年 秋田県
三匹獅子舞で獅子と巻物が行列したあたりの田畑は豊作になり、伝染病が家々に入らないといわれている。
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ムジナ
1933年 長野県
夜更け、安国寺のお堂の戸を叩き「こんばんは」といって起こす者がいた。けれども戸を開けても誰もいない。同じことが毎晩あった。ある晩、声がすると同時に戸を開けると、狢が屋根の上に跳び上がっていった。
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シシマイ
1941年 栃木県
大日堂の獅子舞に関する俗信。獅子舞の風にあうと疫病にかからないという。この獅子舞は疫病除けになると信じられていて、伝染病患者の悪疫払いに出張して舞ったが、獅子舞の人たちには伝染病患者が出たことがないという。
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ムジナ
1933年 長野県
ある宵の口に「名主の廻状が来た」といって戸をたたく音がした。戸を開けてみるが誰もいない。同じように毎晩続けてだまされた。四晩目に待ち伏せをして戸をたたくと同時に戸を開けたら、古狢がいた。
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ジゾウ
1998年 愛知県
天明の大飢饉のとき、流行病のため赤ん坊がたくさん死んだ。村人達は病を食い止めるために「かど坂のお地蔵さん」にお祈りをすることにした。念仏講の人たちが何日も続けた結果、流行病は次第におさまったという。
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ジュズ
1964年 青森県
春秋の彼岸や伝染病が流行したときなどに、百万べんをする。その時に回す大きな数珠は、もうすぐ人が死ぬというようなときには、棒のように固くなって、どうしても曲がらないようになるという。
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アズキアライ
1916年 徳島県
夜、橋の下で小豆洗いが小豆を洗う音を時々聞いたと老人たちが話す。
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ハクオウサマ
1991年 愛媛県
白王様の大岩の近くに金が埋まっていると信じて掘った人があったが、金は出ず、妻が病になった。
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ヤマオトコ
1928年 愛知県
白いひげを伸ばして赤い裁付を履いた老人が山にいたが、それはおそらく山男であろうということになった。
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オニ,タタリ
1974年
厄病除けの御守として「〓(せき)」の字を門戸に貼る事の典拠について。
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タマシイ
1966年 三重県
死んだ魂が帰ってきたときに帰れるように寺の本堂の戸を開けておく。入れないと戸をたたく。
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