キツネ 1976年 長野県 ある人がどうしても山から出られず、近所の人がやっと見つけ出す。よく調べてみると、同じところをぐるぐると回っていたことがわかった。それは狐にばかされたのだ。
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オニ 1935年 長崎県 正月7日、鬼が出るといって夜は外に出ない。
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テンジンサマ 1984年 福井県 神様が去来されるときには火をたくことが多い。正月は25日で終わるといわれており、天神様は天神講のオショウジコの煙に乗って、天上へ帰られる。
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ユメマクラニタッタネコ 1992年 奈良県 おじいさんが猫を大事に飼っていた。おじいさんが神戸の親戚の家に用があって行っていたら、夜中にその猫がおじいさんの夢枕に立った。帰ってきたら、ちょうどその時に息子が猫を殺していたことがわかった。
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キツネツキ 1964年 福島県 きつねにばかされて道に迷わされた人がある。
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テング 1979年 岐阜県 教員住宅の松に天狗がいて、そこの人を隠した。10日ほどしてかえって来たが、ボケッとしていて、どうしていたのかさっぱり憶えていなかった。
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キツネ 1988年 岩手県 キツネは馬をばかすことはできない。
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キツネ 1938年 長野県 狐がある家に嫁入りし、子供が生まれたが、乳をやるとき、寝室の戸を閉めるのを家の人が不思議に思い、戸の穴から覗かれ狐の姿を見られた。狐は裏口から野原へ逃げ、大きな石になった。
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キツネ 1938年 長野県 夕方、婚礼の話をしていたらその晩ばかされる。また、狐にばかされて一晩中山の中を駆け回った話がある。
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チンジュキタノジンジャノサイジンテンジン 1984年 新潟県 9月25日の「天神さんの神送り」の日には、鎮守北野神社の祭神天神は、酒を造るために一足先に出雲にたたれるというので、甘酒を供え、赤飯を焚く。
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ショウガツノカミ,トシトリノカミサマ 1985年 福島県 2月8日は去年の12月8日に来た正月の神(年取りの神様)が帰っていく日である。昔はこの日には神が頭をとかすから朝早く外には出てはいけない、外に出ると身体が悪くなるといった。
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キツネ 1989年 山梨県 狐にはよく騙される。昔はいくら捜しても道がわからず、一服しようと思ってタバコをつけると道に座っているというようなことがあった。
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ジゴクノト,(ゾクシン) 1961年 愛媛県 7月16日には墓参りをするのだが、この日は地獄の戸が開く日だといわれていて、川へ入ることが禁じられている。
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タヌキ 1992年 奈良県 夜になると、名前を呼んで戸を叩く音がする。けれども戸を開けてみると誰もいない。いっぺん脅かしてやれと思い、戸の所で待っていて、戸を叩いた時にパッと戸を開けたら狸がいた。狸は前足で戸を叩くのではなく、逆立ちして後ろ足で叩いていたという。
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テンジンサマ,トシガミ 1984年 福井県 天神様というのは、天神地衹ということばがあるように、天の神ということで、正月には天から地上に降りて年神になるという。
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ガッパ 1975年 長崎県 きれいな道に見えたが、そこを通ったら足が血だらけになった。そこで「ばかされた」と気付いた。
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タヌキ 1978年 和歌山県 おじいさんと息子二人で山へ行った。お昼を食べて仕事場へ帰るとき、息子たちが後ろを見るとおじいさんがいない。おじいさんは狸にだまされて三日三晩山をさまよったのだった。
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ヒノタマ,カイイ 1978年 1月6日の夜丑三つ時に家に帰り戸の前でふと後ろを見ると月も無いのに影が出ていた。不思議に思い道に出て空を見ると西側に火の玉があった。音も無くどこかへ飛んで行った。
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ヒトツメコゾウ 1933年 長野県 2月25日に山に行くと一ツ目小僧に化かされるといわれている。
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オニ 1935年 長崎県 正月7日、この日に鬼が年をとるという。
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カミガミノトシトリ 2001年 青森県 12日は山の神、15日は八幡様、16日はノウガミ様、17日は観音様、19日はお蒼前様、20日は疫病神様、23日は子安様とお地蔵様の、25日の天神様のトシトリである。
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