類似事例（機械学習検索）

フナダマサマ 1986年 香川県 四国では漁船にフナダマサマを祀って安全と大漁を祈る。ある漁師が夜になって漁に出かけた。夜が更けると急に海が荒れた。夫の無事を祈っていた妻がまどろんでいると、夫の船から白い衣を着た女が海中に入っていく幻覚を見た。翌朝浜辺には夫の船が打ち上げられていた。数日後、夫の死体が隣の島の浜辺に打ち上げられていた。 類似事例

テング 1967年 福島県 天狗の森というところでは、夜になると怪しい青い火が燃えたり、この森に入って帰らなくなった人もあり、天狗の仕業だといって近寄る人もなくなったという。 類似事例

アヤシキモノ 1974年 怪しいものを見てそれを怪しいと感じなければ、その怪はおのずから消滅する。 類似事例

コブロノヒ 1970年 香川県 コブロという所では、夜が来ると大きな火が燃えた。昔、大きな家があったので宝物が埋められていて、それが光るのだと言われた。ナガオにも大きな火が燃えることがあった。 類似事例

ネコ，タヌキ 1981年 和歌山県 踊りが段というところで、猫や狸が踊りを踊った。地蔵様も祀られている。 類似事例

サルノタタリ 1979年 岐阜県 猿が足をたたいて「あの家燃えろ、あの家燃えろ」というと、その家は火事になる。 類似事例

キツネビ 1989年 長野県 夜中、田んぼの中で火が燃えたり丘の向こうの山の辺りで火がついたりして明るくなることがある。きつね火だという。 類似事例

ネコ，キツネ 1982年 宮城県 猫に踊りを教えると、狐と一緒に山で踊るという。猫に踊りを教えるものではない。 類似事例

アマゴイ，（ゾクシン） 1963年 愛媛県 雨乞いとして、石鎚へ行ってオツヤをして、鉦踊りで雨乞い踊りをするといわれている。 類似事例

ジョウハンシンダケノユウレイ 1985年 愛媛県 8月24日の裏盆の供養の踊りの後、一人で酒を飲んでいたら、上半身だけの幽霊が出た。それ以来、踊りの後はすぐ帰る決まりになった。 類似事例

アオイヒ 1989年 昭和40年ごろ、夕方に死んだ兎を埋めて帰る途中、あたりにいくつもの青い火が燃えた。火は地面で燃え、浮遊することは無かった。 類似事例

タクサンノカミサマ 1967年 千葉県 昔、たくさんの神様の乗っている舟が嵐にあって打ち上げられ、岩になった。以来そこを岩船という。 類似事例

ネコ，タヌキ 1981年 和歌山県 踊りが山というところで、猫や狸が踊りを踊った。気味悪いので地蔵様を祀ったら、猫や狸は出なくなり、安心して山仕事ができるようになった。 類似事例

フナユウレイ，ヒーベエモン 1933年 長崎県 小川島で、波が高かったために、救いを求めている人を見殺しにしたことがあり、その人の亡霊が船に抱きついてきたという。平戸では、海上の怪火を只火と呼ぶ。見殺しにした難破者の亡霊が火になるという。筑前大島では、流れ仏の火をヒーベエモンと呼ぶ。その正体は普通に見てもわからないが、梶をはめるへこみの部分から見るとわかるという。 類似事例

ケンバイ 1956年 宮城県 崇神天皇のころ、疫病が流行したとき、薬師十二神将達が天竺の修法踊りを踊ると、悪魔が退散した。顕拝の踊りはこの踊りに端を発するという。 類似事例

フナユウレイ 1983年 愛媛県 大正の終わりごろ、稲ヶ窪の海岸近くに船幽霊が出た。かつて大きな難破船が打ち上げられたことがあったので、その乗組員の亡霊が船幽霊になったのだという。 類似事例

タヌキ 1993年 香川県 狸の火で人をだます。昼、狸が憑いたおばさんが、畑のふちで燃やしていた。晩になったらさかんに燃えており、慌ててバケツに水を入れて行ってみたら、火は燃えてなかった。 類似事例

ホウソウ 1976年 福岡県 豊前彦山では疱瘡にかからない。他国へ行くとかかる。 類似事例

ホトケ 1984年 新潟県 仏オロシに関する俗信。なやみごとや困ったことがあると、仏オロシをした。あまりおろすと仏の位が下がったり、仏が負けたりするなどという。 類似事例

ヒノタマ 1969年 滋賀県 明治2年に僧侶7、8人が琵琶湖を船で渡っている時に波に飲まれて転覆し、死んで村の近くの海岸に打ち上げられた。それを共葬した石碑が建っている。薩摩地区の人はこの付近に火の霊が上がるのをよく見たという。 類似事例

カッパ，タタリ，カワグ 1974年 九州の河童は他国と違って祟りをなすことが甚だしい。河狗ともいう。 類似事例

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