カッパ 1930年 福岡県 今の水天宮のある辺りにて水浴びをしている人の中で、一人だけ引かれて餌食になる。水天宮が出来てからは、引かれなくなった。
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(ハッカイサンノユクエフメイシャソウサク) 1984年 新潟県 「八海山」では行方不明者の捜索には水天宮を願い、器に水を湛え、水天宮のお札を浮かべるとお札は当人の行った方向に水面を走って止まる。
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テングサマ,スイテングウ 1975年 新潟県 孫ジイさんが祈祷をしていると下女に神が憑き、ここを出て中峯に行くと告げた。その後風の音が聞こえ、1ヶ月ほどは神がかりも起きなかった。4ヶ月後、中峯様が戻ってきたと告げられ、祈祷殿を建てると、病気祈祷の参拝者も多くなった。ジイは神主となった。
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テングサマ,スイテングウ 1975年 新潟県 中峯様、古峯様、水天宮様を信仰していた。ジイさんが晩に三つの神の名を書いた餅を板の上に伏せておいた。翌日、中峯の餅が起きていたので、これまでフシギを行ってきた神は中峯様だったことが分かった。
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カッパ,スイテングウ,カワドウジ 1935年 福岡県 久留米市に鎮座する水天宮は、『甲子夜話』65に「本草綱目にいう水虎河伯、筑後の国には水天宮、九州には川童子」と出ているのに因み、河童竹、河童鈴、河童人形などの玩具を分与している。
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テングサマ,スイテングウ 1975年 新潟県 家に中峰様、水天宮、古峯様の三体の神様を奉っている。中峰様が追放されて水天宮に変わったのに、中峰様が中央に奉られているのは、中峰様がこの家に初めに来たからである。
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ドンガス,カッパ 1916年 大阪府 福井金水堂という薬屋の門に、「はい薬」と書かれた看板をもたされているドンガスがいる。先々代が一夜の夢に水天宮からこの薬方を授けられたので、水天宮のお使いであるドンガスを店の看板に用いたらしい。
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ゴシンタク,サトミヤ 1931年 長野県 里宮は鎌倉時代からあったが、荒れてしまっていた。延宝か天和のころに冠者殿宮を造営しようとした時、山から切った木材を運ぼうとしても動かなかった。里宮の祟りだと思い伺いをたてると「我が宮を建ててから彼の宮を建てよ。神は逆礼を受けない」という御神託があった。その後、旱魃のときに里宮に願をかけると、5月27日の午の刻に雨を降らすというご神託があり、その後雨が降った。
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キツネ 1995年 長野県 職人さんの一番小さい子が狐に下手平につれていかれ、馬糞やミミズを食べさせられた。水天宮のお札をちぎって川に流し、それがとまったところをさがしたら見つかった。
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ヤマノカミ,サンノウ,スイテングウ 1956年 神奈川県 昭和29年10月の相模湖での麻布中学生22名の遭難事故は、山王あるいは水天宮の祟りのためだと言われている。
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サイキヨウネズミ 1956年 神がかりの異称。意識的に神がかりの状態に入るもののほかに、覚えず神気に触るという場合もある。
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ジョウドキツネ 1956年 神がかりの異称。意識的に神がかりの状態に入るもののほかに、覚えず神気に触るという場合もある。
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ジゾウアソビ 1956年 神がかりの異称。意識的に神がかりの状態に入るもののほかに、覚えず神気に触るという場合もある。
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カッパ 1935年 福岡県 久留米では、5月節句に筍を食べ、また米飯に竹の根を添えて水天宮に供え、後それを流す習俗がある。これはこうすれば河童がこの地方の人は恐ろしく固いものを喫するのに驚いて犯さないからだ。
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カワッパ,フクタロウ 1935年 福岡県 久留米ではカッパを方言でカワッパまたは福太郎という。水天宮様の謝恩に深く感謝しているので、報恩のために福運をもたらすものとされ、福太郎の別名も生まれたという。
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カッパ 1971年 福岡県 3、40年前にやらなくなった須恵の川祭りでは、川に笹を立てた。また、河童よけとして久留米の水天宮からお守りをもらって篠竹の筒に入れ、糸を通して首にかけていた。日本一の河童の名所で、「川流れ(水死人)が出なければ梅雨が上がらぬ」と年寄りが言うほどだった。
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テング,ソラガミサン 1915年 和歌山県 正月初寅の日に山へ行くと、空神さん(天狗のこと)に戒められる。
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ショウガツノカミサン,トシトコサン,ワカトシサン 1970年 岡山県 正月の神さんはトシトコ(歳徳)さん、あるいはワカトシさんといい、男の神らしい。タユウさんがくることによって、年の神さんが来るというが、セッキギヨメをせずとも年の神さんはくる。
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テングサマ,スイテングウ 1975年 新潟県 足が歩けるようになったら下女が神がかりになり、神を祀ることを許可すると伝えてきた。その晩、この家から杵の音がした。寝静まってからは僧の声が聞こえてきた。
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ソラガミサン,テング,(ゾクシン) 1915年 和歌山県 正月初寅の日に山に行くと空神さん(天狗)に戒められるという。
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トリダシ 1956年 神がかりの異称。意識的に神がかりの状態に入るもののほかに、覚えず神気に触るという場合もある。トリダシは山の仕事中、急に神が女などに乗りうつって一種の通力を得たりするもの。
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