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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カッパ
1930年 福岡県
今の水天宮のある辺りにて水浴びをしている人の中で、一人だけ引かれて餌食になる。水天宮が出来てからは、引かれなくなった。

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テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
孫ジイさんが神がかりになって自分の頚を絞めた。水天宮だと名乗り、別の神を祀っていることを戒めた。その後ジイさんは元に戻り、治療をし始めた。17日は水天宮の命日で、この日に神がかりになった人の口から、水天宮が外の神と共にこの家に来たと告げた。
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(ハッカイサンノユクエフメイシャソウサク)
1984年 新潟県
「八海山」では行方不明者の捜索には水天宮を願い、器に水を湛え、水天宮のお札を浮かべるとお札は当人の行った方向に水面を走って止まる。
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テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
家に中峰様、水天宮、古峯様の三体の神様を奉っている。中峰様が追放されて水天宮に変わったのに、中峰様が中央に奉られているのは、中峰様がこの家に初めに来たからである。
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カッパ,スイテングウ,カワドウジ
1935年 福岡県
久留米市に鎮座する水天宮は、『甲子夜話』65に「本草綱目にいう水虎河伯、筑後の国には水天宮、九州には川童子」と出ているのに因み、河童竹、河童鈴、河童人形などの玩具を分与している。
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ドンガス,カッパ
1916年 大阪府
福井金水堂という薬屋の門に、「はい薬」と書かれた看板をもたされているドンガスがいる。先々代が一夜の夢に水天宮からこの薬方を授けられたので、水天宮のお使いであるドンガスを店の看板に用いたらしい。
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ヤマノカミ,サンノウ,スイテングウ
1956年 神奈川県
昭和29年10月の相模湖での麻布中学生22名の遭難事故は、山王あるいは水天宮の祟りのためだと言われている。
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エンコ
1967年 愛媛県
海に遅くまで一人でいると、エンコに引かれる。
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キツネ
1995年 長野県
職人さんの一番小さい子が狐に下手平につれていかれ、馬糞やミミズを食べさせられた。水天宮のお札をちぎって川に流し、それがとまったところをさがしたら見つかった。
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ゴシンタク,サトミヤ
1931年 長野県
里宮は鎌倉時代からあったが、荒れてしまっていた。延宝か天和のころに冠者殿宮を造営しようとした時、山から切った木材を運ぼうとしても動かなかった。里宮の祟りだと思い伺いをたてると「我が宮を建ててから彼の宮を建てよ。神は逆礼を受けない」という御神託があった。その後、旱魃のときに里宮に願をかけると、5月27日の午の刻に雨を降らすというご神託があり、その後雨が降った。
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カッパ
1935年 福岡県
久留米では、5月節句に筍を食べ、また米飯に竹の根を添えて水天宮に供え、後それを流す習俗がある。これはこうすれば河童がこの地方の人は恐ろしく固いものを喫するのに驚いて犯さないからだ。
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カワッパ,フクタロウ
1935年 福岡県
久留米ではカッパを方言でカワッパまたは福太郎という。水天宮様の謝恩に深く感謝しているので、報恩のために福運をもたらすものとされ、福太郎の別名も生まれたという。
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カグレ,カッパ
1987年 宮崎県
水浴びに行き痙攣を起こして沈んだら「河童が引いた」という。
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カッパ
1971年 福岡県
3、40年前にやらなくなった須恵の川祭りでは、川に笹を立てた。また、河童よけとして久留米の水天宮からお守りをもらって篠竹の筒に入れ、糸を通して首にかけていた。日本一の河童の名所で、「川流れ(水死人)が出なければ梅雨が上がらぬ」と年寄りが言うほどだった。
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(ゾクシン)
1960年 愛媛県
旧盆の16日に網を引くことを嫌うので、今もあまり網を引かないようにしているという。
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カッパ
1931年 熊本県
子守の加勢に来ていた小娘が堤で泳いでいたら河童に引かれて死んでしまった。その兄も高瀬川で泳いでいたとき、河童に引かれて死んだ。ちょうど去年妹が引かれた日だった。
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ケンムン,ヒダマ
1974年 鹿児島県
木の上や森の中では火の玉となって見える。ケンムンに人が引かれると夢遊病者のようになる。薬指を持って引くので、このような時は薬指を噛めばよい。
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テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
中峯様、古峯様、水天宮様を信仰していた。ジイさんが晩に三つの神の名を書いた餅を板の上に伏せておいた。翌日、中峯の餅が起きていたので、これまでフシギを行ってきた神は中峯様だったことが分かった。
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カッパ
1953年 鹿児島県
昔、二人が畑に行く時川の所を通ったら一人は河童に引かれた。そこで、もう一人がクシャミをかけたら、河童が消えて助かったという。
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ワラノミヤガアルタ
1969年 福島県
藁の宮が田の中にあるので、そのまわりは草も刈らないというところがある。
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ソデヒキコゾウ
1956年
夕方道を通ると、後から袖を引かれるが、振り返っても誰もいない。歩き出すとまた袖を引く、という妖怪。
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キツネ
1987年 山形県
宮外沢にはキツネが多くいて人に憑くといわれ、みな近づかなかった。
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