ショウメンコンゴウドウジ 1960年 徳島県 この世の人々が皆死んでしまい、僧都は7日間祈った。すると28才の青面金剛童子が現れ、流行する病気の原因は三毒五欲のためでと言い、自分は梵天帝釈の使いだと言って消えたという。
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シオガマサン 1972年 岐阜県 100年近く前、馬場家の嫁で産婆をしているオジョウという人がいた。ある晩、旅の修行者を泊めたところ、翌日修行者が「塩釜さんを祀ったら難産はない」と言い、紙を与えた。修行者は二度と現れなかった。その後、塩釜さんにあげた水を飲むと、どんな難産でもすぐに子どもが産まれるという。神体は赤と青の二体があるが、青の方が格上らしい。
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ジョシトイレ 1986年 東京都 小学校の中央のトイレに入ると、「赤・青・黄色のうちで何色が好きか」と聞かれる。その時、赤と答えると血まみれで殺される。青とこたえると体の血を抜かれて真っ青になる。黄色と答えると助かる。
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ジゾウボサツ,セイメンコンゴウ 1983年 愛媛県 柿の木部落に地蔵菩薩を信じる兄と青面金剛を信じる弟がいた。弘法大師がやってきて兄弟に感心し、それぞれ仏像を刻んだ。後世、松が鼻に地蔵堂を、松尾坂麓に青面金剛の堂を作った。乱世で失ったが、その後北宇和群広見町深田の庄屋河野勘兵衛通行が松が鼻で石を枕に寝ていると夢地蔵菩薩が現れ、掘り出して供養すれば婦人のお産を安泰にする、と告げたので掘り出して祀った。これが現在の子安地蔵である。その後再び夢のお告げと二匹の猿の導きで松尾坂の青面金剛も掘り出し、お堂を造り祀った。これが現在の庚申堂である。
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コウシンサマ,コウシンクヨウトウ,コウシンマチ,コウシンマツリナド 2001年 青森県 一般的には、庚申講は60日に1度の割合でめぐってくる庚申の日に、夕方から人々が集まり、庚申、日・月、青面金剛、童子、邪鬼、三猿、鶏を描いた掛け軸の前で唱えごとをしながら夜が明けるまで食事をしながら世話話をするものである。それは、この日には、三尸と呼ばれる虫が眠っている間に体から抜け出し、天帝にその悪事を知らせに行くと言われているので、それによる罪科を防ぐ為であると考えられている。八戸市館集落にある庚申塔は、コレラが流行したときに建てられたものだと言われている。
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ビシャモンサマ 1968年 愛媛県 京都の鞍馬山が焼け、3体の仏体のうち1体が行方不明になった。数日後、神ノ浦の山頂で火がともるので、部落のものが見に行くと焼け焦げた仏体があった。これを毘沙門天として祭ったという。
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カッパ,オホシサマ 1931年 熊本県 ある易者が子供に向かって15になると河の殿に引かれるぞと言った。脱れる法を峠に住む赤と青の装束を着た2人に尋ねると、易者にそのようなことを言うなと伝えろ、とだけ言った。15の年になった子供は、茶を飲んで遅れて川に行ったため、河童に取られなかった。赤青の装束の人はお星様であり、その加護によるものだった。
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ヒノタマ 1943年 群馬県 某家の娘が死ぬ際に、その家の屋根から大きさが1尺位で、中心から赤、黄、青の色をしたヒノタマが飛び出るのを親戚の者が見たという。
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ショウメンコンゴウ 1939年 新潟県 青面金銅を祭って、魚を食べることを禁じているという。
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ヒノタマ 1995年 東京都,群馬県 夜に火の玉を見た。青火で丸かった。
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キツネ 1979年 岐阜県 狐は赤や青の提燈を灯して、きれいな娘に化けるものだという。
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ニオウ,ショウメンコンゴウ 1960年 大分県 仁王が唐天竺の青面金剛との力比べに出向いたがかないそうになく逃げ出し、命からがら日本に帰ってきた。金剛は日本まで追いかけて来たので仁王は逃げ回り、終には寺へ逃げ込んだ
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イナリ 1975年 山口県 稲荷に、金を授けてもらい代わりに、死んだら体をやらなければならない。
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チショウ,キフドウ 2002年 智証大師の黄不動は、以前に我が国でも現れ、また波間でも現れた。現れて真言を秘するために今まで現れなかったといったという。
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キツネ,オニ 1979年 岐阜県 夜、赤鬼と青鬼が相撲を取っていて、赤鬼が崖から落ちた。朝確かめてみると、人が死んでいた。狐の仕業。
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キツネノヒ 1930年 兵庫県 狐の火は青や赤だったりするが、どことなくぼんやりしている。山の向こうにチラチラ見えているかと思うと、こちらにチラチラ見えるというように、始終動いている。
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アオボウズ 1984年 香川県 娘が山の畑に仕事に行っている家人のために弁当を持って行こうとしていたら、青坊主が出てきて、「首つらんか」と言った。娘が断ったら、青坊主は消えていってしまった。
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アオドリニナッタボクフ 1932年 北海道 昔、牧場の主人が愛する青という馬がいなくなった。見張り役の牧夫が探し回ったが、見つからなかった。帰らない牧夫を村の人々が捜していると、牧場のあたりの笹藪で「青、青、青、エーンエーン」という牧夫に似た声がし、見ると小鳥が鳴いていた。牧夫が嘆き悲しみ鳥となったのだとして、この鳥は青鳥と呼ばれ、以来、毎年牧場に来て鳴いている。
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セイリュウイケ 1976年 大阪府 四天王寺の金堂下に青竜池があり、昔は荒陵池という広大な池で、青竜が棲んでいたが、伽藍建立の時に埋め、青竜を鎮め祀って、僅かに池を残した。これが亀井の水の源となっていて、清水が常に湧き出る。
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キツネノヨメイリ 1973年 三重県 赤や青の火が、四つ辻の辺りに続いて灯ることがあった。これをきつねの嫁入りと言った。
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タヌキビ 1985年 愛媛県 タヌキは山道に赤や青の火を灯す。タヌキ火という。
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