国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カッパ,オホシサマ
1931年 熊本県
ある易者が子供に向かって15になると河の殿に引かれるぞと言った。脱れる法を峠に住む赤と青の装束を着た2人に尋ねると、易者にそのようなことを言うなと伝えろ、とだけ言った。15の年になった子供は、茶を飲んで遅れて川に行ったため、河童に取られなかった。赤青の装束の人はお星様であり、その加護によるものだった。

類似事例(機械学習検索)

ショウゾク
1983年 京都府
この村には装束の社という小社があり、古来から装束を神体としている。いつに作ったものかは不明だが、汚れや破れはないという。向日神社の祭礼の時に、夜雨が降ると言っても、装束を脱いだままで社へ納めても、明年出してみると必ずたたんであるという。
類似事例

キツネ,オニ
1979年 岐阜県
夜、赤鬼と青鬼が相撲を取っていて、赤鬼が崖から落ちた。朝確かめてみると、人が死んでいた。狐の仕業。
類似事例

ジョシトイレ
1986年 東京都
小学校の中央のトイレに入ると、「赤・青・黄色のうちで何色が好きか」と聞かれる。その時、赤と答えると血まみれで殺される。青とこたえると体の血を抜かれて真っ青になる。黄色と答えると助かる。
類似事例

キツネノヨメイリ
1973年 三重県
赤や青の火が、四つ辻の辺りに続いて灯ることがあった。これをきつねの嫁入りと言った。
類似事例

キツネ
1979年 岐阜県
狐は赤や青の提燈を灯して、きれいな娘に化けるものだという。
類似事例

キツネ,ショウゾクエノキ
1936年 東京都
毎年12月晦日に関東の狐が装束榎に集まり、装束を改めて稲荷に参詣した。狐火をたいて参詣するのが早いか遅いかで、その年の穀物の豊凶を占った。
類似事例

ユウレイ
1989年 長野県
無理な死に方をした人の亡霊が、恨みを晴らすために幽霊になって出てくるという。死人装束で出るという。
類似事例

アカショウゾクノボウズ,ユメ
1942年 東京都
チフスにかかると、赤装束の坊主が手招きをする夢を見る。そちらに向かっていくと死んでしまう。話者の姉は自分の赤ん坊が泣く声を聞いて気を取り直したので、助かったという。
類似事例

カッパ
1981年 福岡県
いつまでも子供が川原で遊んでいると、河童に川に引き込まれるなどと言った。川で死者が出ると、「河童が引いた」と言う。河童は山に上がって「ホィーホィー」と言う。河童は皿をかぶっているという。
類似事例

カッパ
1913年 岩手県
4歳になる子供がいた。ある易者が、この子は川の物に取られると言った。それから家の者は子を家の外に出さないようにしていたが、ある時伯母がその子を外に連れ出し、川に入ったまま見えなくなった。川童が伯母に化けて来たのだという。
類似事例

テング
1937年 福井県
天狗にさらわれた人は村の中にいるが、それは夜の12時までである。去年は子供が1人さらわれた。
類似事例

カッパ
1921年 長崎県
旧6月15日の祇園祭前に泳いだ子供は河童(がっぱ)に尻をぬかれる。7月5日にも海岸で5歳の子供ががっぱに尻を抜かれたという話が隣村まで伝わった。
類似事例

テング
1988年 長野県
元旦から15日まで様々な行事があり、11日からは祭りが行われる。鬼の口に朝日が差し込むように祭りが進行すればその年は豊作である。15日の夜は天狗のみの祭りであるから、人はお宮に行ってはいけない。
類似事例

テングサマ
1990年 長野県
家の近所で5・6歳の子供が居なくなって、「てんぐ様にさらわれた」といって村中で捜したことがあった。缶カラや鐘を叩いて捜したが見つからず、朝になると子供が1人で戻ってきたという。子供が言うには、林の中の馬頭観音様の所で寝ていたという。
類似事例

キツネノヒ
1930年 兵庫県
狐の火は青や赤だったりするが、どことなくぼんやりしている。山の向こうにチラチラ見えているかと思うと、こちらにチラチラ見えるというように、始終動いている。
類似事例

アオボウズ
1984年 香川県
娘が山の畑に仕事に行っている家人のために弁当を持って行こうとしていたら、青坊主が出てきて、「首つらんか」と言った。娘が断ったら、青坊主は消えていってしまった。
類似事例

カッパ
1968年 千葉県
河伯(河童)は水の精・川の神様・水の主である。龍の化身といわれることもある。子供が溺死するのは河童の仕業と言われ、人間や動物の尻小玉を取るとされる。
類似事例

オスネババア
1996年 新潟県
子供が言うことを聞かないと、オスネババアが来ると言った。漫画では、同じように子供が言うことを聞かないとことらが来ると言われていたと描かれている。
類似事例

ヒトダマ,ヒノタマ,オニビ,ヒカリダマ
1982年 群馬県
人が死ぬとき、魂が人魂になって出て行く。3日前に出て寺に行く事もあるという。長さ3m、幅15㎝程度。色は青、赤、赤い玉で尾は青、お月様のような色などという。波のように上下しながら飛ぶ、ノロシを曳いてすーっと飛ぶ、ふらふら飛ぶ、などという。
類似事例

ヒノタマ
1999年 佐賀県
話者が8,9歳の頃、網船に乗って松島まで行ったら、長さ3メートルほどの、赤や青のギラギラしたものが見えた。光り輝く丸いものが動いているようだった。大人たちに「子供の見るもんじゃなか」といわれた。1945年前後の話。
類似事例

カッパ,マ
1970年 高知県
子供が川で泳ぐときに、赤褌を締めていると、河童や魔にさそわれない。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内