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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キュウリ,テンノウサマ,サクモツキンキ,(ゾクシン)
1916年 千葉県
眞名には胡瓜を栽培しない家がある。昔、疫病が流行した時、天玉様に願掛けして難から免れることができたためだという。

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ダンバラハン,ダンバラサマ
2000年 愛媛県
昔、疫病が流行した時に、曽我部家の宅地内にあった、屋敷神であるダンバラハンを祀っていた家だけは災難から免れたという。
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キンキ,キュウリ
1956年 宮城県
牛天王さんは、戦に敗れたとき、胡瓜畑に隠れて助かったので、胡瓜を禁忌として作ったり食べたりしない。昔はこれを厳しく守り、胡瓜にふれたり、見たりするのも嫌ったという。
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カッパ
1990年 福島県
弁天沼にも河童がいて、胡瓜が大好きなので「胡瓜もっていかれない」「胡瓜食って入れない」などと言った。
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ウシオニ,ウシノヨウカイ
1973年 愛媛県
昔、疫病が流行したため、疫神退散を願って牛鬼をつくり、厄払いをした。また、牛のよう会が出て農作物に被害を蒙った。そのため怨霊を慰めるため牛鬼をつくり、祭事に奉仕し、被害から免れた。
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ガランボウ
1985年 和歌山県
ガランボウは胡瓜が大変好きらしい。だから、胡瓜を食べたら川に行ってはいけない。胡瓜を食べると匂いがあるから、尻の穴を抜かれる。
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カッパガミ,キュウリ,ウシ
1956年 宮城県
お花湯立てには胡瓜を二本持参、一本を供え、一本は河童神に供える(川に流す)。今野家では胡瓜を作ることも触れることも禁じられ、牛を飼うことも食べることも禁じられる。部落の人々も胡瓜を供えないうちは食べてはならない。お天王様がボウの病になったとき胡瓜畑で休み、目が覚めると胡瓜を食べてのどの渇きをいやし、迎えに来た牛に乗って帰って助かったからだとされている。
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オオハマグリ
1999年 香川県
ある時、村に疫病が流行した。多和大神の託宣によれば、小左自古が所持する玉と海底の大蛤の中にある玉を持ってくれば、疫病はおさまるという。そこでみそりに頼んで蛤を上げてもらったが、みそりは死んでしまった。人々はみそりの死をいたみ塚を立てた。
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カラス
1929年 香川県
カラスの口眞似をすると口角裂傷が切れる。
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ビョウマ
1933年 大阪府
疫病が大流行した明治初年の事、夏の日没時に怪異なる容貌をした乞食坊主が、ある商家の店先に立った。妻女が箒で追い払うと、坊主は斜め向かいの家へ入った。その家では夜半から疫病を発病する者が出、翌朝には死んでしまった。
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カッパ
1935年 新潟県
河童は胡瓜が大好きなので胡瓜を供えてその臭いが取れるまでは水泳をしてはいけない。南瓜の花が嫌いなので、それを腰につけて泳ぐと河童に取られない。仏に備えた飯などを持っていっても河童の害から免れる。
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フナダマサマ
1964年 福島県
船玉様は女の神様だといわれている。
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イヌノコ,インノコ
1983年 京都府
京都の祇園社あたりに住む老婆は、子供の額に朱印を押す。これを狗の子や院の子というが、これをしないと疫病を免れる事ができないといい、またこれを押すと夜泣きをしないという。
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エキシン
2001年 埼玉県
名主が疫病逃れに別時念仏を催し、参加者名を名帳に記し、夢で疫神にその名帳を見せた。名帳に載った人は疫病にかからなかったが、他所に嫁いでいた名主の娘はかかって死んだ。
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オガッパサマ
1974年 宮城県
胡瓜を二本、河童にあげるために、川に流す。
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カッパ
1990年 福島県
胡瓜食って川に行くと河童が出る。
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ゴズテンノウ
1958年 埼玉県
牛頭天王は胡瓜が大好物で、紋所も胡瓜をモチーフにしている。八王子の別当には畠で胡瓜を作ってはいけないという禁忌があり、「牛講」の講社の家でもこの禁忌は厳しく守られてきた。
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ツキモノ,キツネ
1986年 長野県
きつねが人に憑いたことがある。そうすると、急に精神異常になり、おかしな仕草をしたりする。祈とう師に頼んだり、お稲荷さんに願掛けして離してもらった。
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クジラ,タタリ
1999年 三重県
三重県にある腹子持鯨菩提塔は、疫病が流行したのは鯨の祟りだということから建立されたものである。
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カッパ(ゾクシン)
1935年 奈良県
下北山村地方では、胡瓜を食べて川浴びをすると、河童に足を引かれて沈められるといって、現在でも胡瓜の初成りを流す人もある。以前は各家流していた。
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カッパ
1991年 滋賀県
梅吉という爺さんが住んでいた。ある日お坊さんが「この玉をあずかってください」といって出した5つの白い玉を預かった。しばらくすると子供がやってきて、その玉を欲しいといった。お爺さんは断ったが聞かない。河童が化けていることに気付き、「相撲をして勝ったらあげる」といって相手になり、その玉を隠そうと益田川の大井のところに行くと相撲をしていた子供が先に来ていた。うろうろしている間に玉は無くなっていた。子供は河童が化けていた。
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フナダマサマ
1960年 愛媛県
船霊を船玉という。ご神体はサイコロで船の中間に祭ってあり、女であるという。船玉は蛇や猿を嫌う。新造船を作ったときに船玉様をのせる。また正月2日を初乗りといい、船玉様を乗せかえる。死人を乗せたときにも船玉様を入れかえる。夜船の上で寝ているときにチンチンと音がすることを船玉様がいさむという。
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