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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

バケモノツキ,クチノオオキイオトコノバケモノ
1979年 滋賀県
短期大学の寮に住む学生が二人でいると、11時頃ひとりが「自分のベッドで誰かが寝ている」と出て行こうとする。寮は大パニックになる。この寮には口の大きい男の化物が出るという噂があった。

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キツネ
1976年 東京都
増上寺の寮の若い僧に狐が憑いて、所作が女のようになった。寮主に向かって言うには、隣舎の庭の祠に住んでいたが、寮主が祠を壊し捨てたので住む所が無い。庭に祠を建てて欲しいという。寮主が来歴を尋ねたら、洛西久世の者で、数百年前にこちらに来た「花崎」というものだという。その後祠も建てられ、鳥居には狐が書いた「花崎社」という額が今もあるという。
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バケモノ,リョウ,レイカン
1979年 滋賀県
短大の寮で、火の玉を見たり、口の大きい男が胸にのしかかってきたり、犬の鳴き声のような音を聞いたりした者がいる。
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ベッド
1986年 東京都
家にあるベッドのうち、あるベッドに寝ると必ず悪い夢を見る。お父さんもそのベッドで寝てうなされたという。今では誰もそのベッドで寝ない。
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キツネ
1976年 東京都
増上寺内の寮舎に狐の祠があったのだが、初午に近隣の僧を招いて酒販などを行い、祠にも供え物をした。しかし次の日、寮中の僧が玄関にいた時に、烏帽子装束の人が来て頼みがあるという。聞いてみれば、長年住んでいた祠に弁天が影向されたので別に祠を造って欲しいと言う。寮主に報告したところ、寮主は怪しんで初午の日に祠へ供え物をした者に何を念じながら供え物をしたのか問うた。すると弁天を念じたという。そうであればと、別の祠を近くに構えた。すると程なく烏帽子装束の人が現れ礼を述べた。
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(ロウコク)
1979年
天安2年10月、陰陽寮の漏刻の銅器に水を入れたところ音が鳴った。
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アシオト
1966年 東京都
学校の寮で、寮生が事故で亡くなった。他の生徒がいなかったので、1人でお通夜をしていると、足音が聞こえたが、部屋の前で止まり、誰も入ってこない。戸を開けてみたが、誰もいなかった。その晩は2,3度足音が聞こえた。
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〔エキオニ〕,イエオニ
1974年
宮内の疫鬼を追い出して帰ってこないようにする陰陽寮式追儺の祭文に見える神事について。
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ヒノタマ
1946年 神奈川県
川崎の工場から寮に帰る途中で電柱の二倍ほど高い所を赤い提灯のようなものが光を引いてかなりの速度で水平に飛んでいった。
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イシノヤジリ
1976年 山形県
元慶8年7月2日、海浜に石鏃に似た石が降った。矛先は皆南を向いていた。陰陽寮が占ったところ、かの国の兵賊の憂いであるということであった。
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メガヨッツデアタマサンカクノオオバケモノ
2002年 石川県
小学校の便所に毎夜、目が四つで頭三角の大化物が出て人を食うと、児童の間でパニックが起きた。
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バシャノオト
1986年 東京都
りんどうの間に寝ていると馬車の音が聞こえてくる。昔、この部屋で寝た女の子が二段ベッドの上から落ちて死んだのだという。
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タタリ
1975年
大神宮に勅使が行き奉幣していると、雷がにわかに轟き天地が揺れ、すさまじい雨が降り、一時の間に洪水のようになった。神宮や陰陽寮では、巽の方角で不浄の事があったための大神の祟りと考えた。果たしてその前日、勅使たちが泊まった宿坊で、不浄の行いがあったという。
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アヅキトギ
1950年 新潟県
出る。
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ヤカンコロバシ
1950年 新潟県
出る。
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サンボンアシノキツネ
1990年 秋田県
山仕事で百物語をしたら、化物が出てきて寝ていた30人の舌を抜いて殺した。ご飯炊きは寝ずに起きていて、化物の足をまさかりで切った。その化物は黒沢川の3本足狐だという。
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メダマノバケモノ
1982年 群馬県
大武士神社にひざに目玉のある化物が出ると言うので、信じない男が見に行ったら、出た。
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テング
1977年 東京都
小石川伝通院山内にいる岱雄という者は、僧とともに出かけたが帰らず、2日後、寺の寮で昏倒しているところを発見された。気が付いて語るには、供をしている時に、体が自然に空へ昇り、それから成田不動へ参詣し、大樹の間にいた出家者たちと相撲をしたり、食事をとったりし、7日ほどいたという。天狗の仕業でも趣あるものだ。また天狗は、再び参詣したければ、東を向いて不動を念じろと言った。そうすると再び天狗が現れ、成田山へ連れていかれた。帰りに諸々の土産ももらった。
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ツバキノツチ
1938年 新潟県
化物が出る寺に僧が泊まっていると、大坊主が出てきた。僧が、化物は大蟹や大鯉や椿の槌などが化けたものだろうと言い当て、最後に地獄に行けと言うと、それ以来、化物が寺に出る事は無かった。
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キツネ
1938年 長野県
3人で蛍をつかまえに行くと、ひとりが狐に化かされて沖のほうへ行った。家のものが探しに行くと、柳の下で寝ていた。
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クワズニョウボウ,オニ
1939年 岩手県
あるケチな男が口のない嫁をもらうが、この嫁は頭に口のある化物であった。男は隙を見て逃げ出すが、女は鬼の姿になって追ってきた。菖蒲や蓬の中に逃げ込んだおかげで、男は助かった。
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ムクイ,イヌ
1974年
2人の男が主人の犬を殺して食べたところ、犬のような行動をとるようになった。ひとりは狂い死にしたが、もうひとりは祈祷により快気した。
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