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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユウレイ
1933年 大阪府
男は郵便局から友人宅へ寄り道をして帰宅した。実印を郵便局に置き忘れたので取りに行こうとしたが、実印は家に置いてあった。寄り道の間に局員が届けに来たと思い、礼を述べに行くと、亡くなったはずの妻が応対して受け取ったという。

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チノフルイシ
1982年 群馬県
郵便局近くの畑の中の赤みがかった石は、動かそうとしたら血の雨が降ったという。
類似事例

キツネ
1991年 静岡県
郵便局員が狐に化かされ、山道を何日もさまよっていた。つい最近のことと言う。
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バカサレタハナシ
1981年 和歌山県
話者が郵便局の側を歩いていたら、国民服を着た人にあった。すれ違って振り返るともういなかった。何かに化かされた。
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タマシイ
1949年 新潟県
病人が死ぬのはほとんど夕方から明け方である。タマシイとぶち当たった郵便局の配達者もおり、特に寺の往路復路ではよく当たるので、道の端を歩くようにといわれる。
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キツネ,ジュウエンサツ
1954年 青森県
昔、大きな店の銭箱の銭がよくなくなった。向かいに住む家の者が狐を持っていて、盗らせていると言われていた。最近では、郵便局で金がなくなる。10円札などが、見ている目の前で柱をすっすっすっと上っていくことがある。
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キツネ
1987年 埼玉県
越生郵便局の配達人が配達の折、狐が出てきて長い尾を振った。化かされると思った配達人は怪しい者ではない旨を狐に伝えたところ、お狐様はのそのそと遠ざかって行ったという。
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タヌキ,ボウズ
1978年 和歌山県
郵便屋が家へ帰る途中、坊主に化けた狸に相撲をとろうと言われて一番とってみると、郵便屋が勝って、喜んでいい気分で帰った。持っていた袋を開けてみると砂がたくさん入っていた。
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キツネ
1990年 福島県
日暮れに郵便局員が提灯を持って歩いていると、山の方から音がして、前を子供のようなのが歩いていた。おかしいと思って追ったが、追いつけない。追っていると味倉沢で沢に飛び込んだ。高清水の茶店の前で何かがパッと光って我に帰った。
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キツネ
1999年 佐賀県
馬場山にご馳走に呼ばれ、魚を持っての帰り、やまいちごを採りに山に寄り道したら、子供が「こっちゃこい、こっちゃこい」と呼ぶ。ついて行くと、山奥に連れて行かれて、迷わされ、魚を取られた。きつねの仕業。
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キツネ
1939年 青森県
郵便夫の男の帰りが遅いので、ある男が迎えに来た。迎えに来た男が見知らぬものなのであやしんでいたが、やがて狐であることに気付き、煙管でなぐるとそれは木の根であった。
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カワウソ
1976年 新潟県
大正年間。郵便配達をしていた人が夜道で、髪が長く背が6尺(180㎝)以上もある女にあった。その晩、神楽の獅子のように追われる夢を見た。朝、屋根を確かめると、屋根の上にカワウソの足跡が沢山ついていた。その人は郵便配達夫を辞めてしまった。
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オオグチナワ
1968年 奈良県
昭和12・3年頃、郵便配達夫が犬と一所に歩いていたら、大きな蛇が山から下りてきた。蛇は鎌首をもたげて犬に襲いかかってきたので、郵便配達夫は杖で殴り殺した。
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ムジナ
1933年 長野県
夜、遊びにきた近所の友達と一緒に子供たちだけで遊んでいた。9時頃、急に土間の戸が開いて「郵便、郵便」という者がいたが、出てみても誰もいない。11時頃帰ろうとした友達が庭に出ると叫び声をあげたので訳を聞くと、何もかも玉色に光っていたとのことだった。狢が化かしたのだった。
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タマシイ
1981年 和歌山県
1980年のこと。ある人が病院で亡くなった夜に、その留守宅を掃除に行ったらその家に灯りがともっていた。だれかもういるのかと思って近づいたら、真っ暗だった。魂は人が亡くなったあとでも家に帰ったり、移動したりする。
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ネコ
1974年
旗本の息女の後見に、ある僧の仲介で教養の老齢の局を得た。ある夜主人が息女の部屋を見ると、息女の寝ている側で口が耳まで裂けた局がお歯黒を付けていた。斬り殺すと大きな古猫であった。その猫が書いた伊勢物語や草紙など、今も多くあるという。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
昔、美人妻を持つ男がいた。一人の男がこの妻に横恋慕した。その男は、妻を持つ男を漁に誘い出して殺した。男は村に帰り、美人の妻に夫は死んだから自分と結婚するように説得した。妻は男に、木を抱けば結婚すると条件を出した。男が言われた通りにすると、妻は男の掌を釘で打ち付けて殺した。男は7日7夜泣き、ケンムンになった。
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キツネ
1984年 山梨県
郵便屋さんが上九一色村のほうに手紙を持っていくとき、狐に化かされておかしなところに持っていくことがあった。
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タヌキ,ダンザブロウ
1975年 新潟県
佐渡国二ツ岩という山に、弾三郎という古狸がおり、非常に霊力がある。この狸は人に金を貸していたが、返さない者が増えたので貸さなくなった。ある時医師の伯仙が佐渡で病人を治したところ、病人の家の主が大金を礼にしようとしたが伯仙は受け取らなかった。すると主は自分は弾三郎という狸であり、これは兵火や洪水によって埋もれた金を、貧者を救う目的で拾い集めたものなので受け取ってほしいと請うが、やはり白仙は受け取らなかったという。次の日、礼に短刀を置いていった。
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(ユウレイ)
1980年
ある人の妻が死んだ翌日の夜、枕辺の障子が開いて、亡き妻が入ってきた。夫は恐ろしく思ったが、妻は着物が欲しいといったので、不憫に思って与えた。こういった事が毎夜続いたので夫はやせ衰えた。それを友人が見て、妻の居所を暴こうと追跡すると、実は妻に仕えていた女だったという。
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カマイタチ
1996年 宮城県
かまいたちは真空状態などの自然状態の時に発生するといわれる。郵便局員の男性も右腿を着られ、3針縫った。人事院はこれを自然状態で職務中に発生したものだとして、治療費の支給を命じた。
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タヌキ
1939年 大阪府
ある男が急に大食になった。尋常でない飲み食いをするので、男の妻は困り果てた。友人も駆け付けると、やがて、犬に警戒しつつ表を歩き出した。急に逆立ちをしたので、友人が背中を叩くと男は我に返った。きっと、狸に憑かれたのだということになった。
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