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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タマシイ
1981年 和歌山県
1980年のこと。ある人が病院で亡くなった夜に、その留守宅を掃除に行ったらその家に灯りがともっていた。だれかもういるのかと思って近づいたら、真っ暗だった。魂は人が亡くなったあとでも家に帰ったり、移動したりする。

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ユウレイ
1996年 山梨県
1980年ごろのこと。子どもが3,4人いる夫婦の夫が亡くなった。妻が、「旦那が家を守ってくれている」と言っていたところ、白装束の幽霊が出るという噂になった。
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ヒノタマ
1996年 石川県 
人が亡くなったとき、川に火の玉が出た。
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ゼンチョウ,ヒトダマ
1946年 愛知県
母がなくなる1週間くらい前に家の屋根からヒトダマが出るのを見たという人がいた。その人は、これは亡くなるだろうと思っていたという。
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キツネ
1990年 長野県
昔、人が亡くなるとツゲビトが知らせに行った。そんなときにきつねが後をつけてくると、人が亡くなったので知らせに行くから化かすなと言った。
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タマシイ
1980年 秋田県
ある家の人が亡くなったとき、その家にいたら戸を開ける音がして、背中に死んだ人の魂がのしかかってきた。南無妙法蓮華経を唱えたら、スウーッといなくなった。
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ユウレイ
1995年 埼玉県
大工が家を直している途中で亡くなった。それから家の天井に指紋のあとがでる。
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シノヨチョウ,ワカレナリ
1978年 静岡県
ワカレナリといって、亡くなった人の家の作物が多くできすぎたことを、「ワカレナリだったでよう。」とその人が亡くなった後で言っていた人がいたという。
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ヒノタマ
1989年 山梨県
火の玉を、人が亡くなる直前に見た。
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ユウレイ
1983年 新潟県
寺の前の家の犬が夜吠えたので、人が来たのかと思って出て見ても誰もいない。再度吠えたのでまた出て見ても誰もいない。寝ようかと思ったところに檀家の人が亡くなったと告げ人が来た。犬は人の死を感じていたのだろうか。
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ヒトダマ
1985年 山梨県
Aさんのおじいさんが亡くなる直前に、ヒトダマが出たといって騒いだら、すぐに亡くなった。
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ヒトノケハイ
1992年 山形県
1人で留守番していると、だれもいない部屋なのに人の気配がする。
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コウジン
1984年 島根県
田の中や家のへりに荒神藪というところがある。藪の中には石や大木、祠、土盛りなどがあったりする。これは尼子時代の武将を埋めた墓だといわれている。年に1度掃除をするが、入るときには「荒神さんよけて下さい掃除します」と断ってから入り、掃除する。掃除する人にはたたらないが、知らずに入った人などにはたたる。病気などになったときはそこを掃除したり、横屋さんに拝んでもらったりするし、荒神ヤブを切るときには塩を撒かねばならない。
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タマシイ
1985年 山梨県
魂が青い穂を引いて通って、誰かが亡くなったとかいうようなことをいった。
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カブソ
1996年 石川県 
近所の家にかぶそが上がってきて、厩の2階に巣を作ってしまったことがある。夜物音がするので、その家の人はてっきり亡くなったお嫁さんが化けて出たと思って驚いた。
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タマシイ
1977年 和歌山県
死者の魂は、亡くなる前日の晩に実家の寺に入るという。女性の魂は台所から、男性の魂は表から入るという。
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タマシイ
1989年 長野県
人が死ぬと魂が抜け出し、生まれた家に帰ると言う。
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キツネ,アカリ
1972年 千葉県
夕方、狐が灯りをつけることがある。
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タマシイ,サワリ
1985年 和歌山県
山仕事をしていて亡くなった人がいた。その遺体を村に連れ帰る時、思いがけない出来事で亡くなった人の魂は、オメイて連れ帰らないと障りがあるので、オメキながら連れ帰ったという。
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(ヒトダマ)
1984年 山梨県
Aさんのおじいさんが亡くなったのは昭和9年9月3日だが、その時、亡くなったそのおじいさんが「奥さん、今帰ったよ」といって万年寺の本堂の戸がガラガラあく音がしたという。
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シラセ,アカイタマノヨウナモノ
2001年 青森県
義兄が入院していた時、自分の家の木の枝に赤い玉のようなものが止まっており、それは水色に変わったかと思うと、また赤くなって消えてしまった。後に病院に見舞いに行くと、死んだはずの母が渡り廊下を歩いているのを見た。兄は翌日に亡くなったが、みんなは母親が迎えに来たのだろうと言った。
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キジムナー
1969年 沖縄県
キジムナーの灯りがつかないうちに家に帰って来い、と子供に言い聞かせていた。
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