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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シロギツネ
1933年 兵庫県
藪の中に棲んでいた白狐は大変碁が好きで毎晩人に化けて碁を打った。強くて誰も勝てなかったが、ある時碁仲間が仕掛けた鼠の油揚げに気を取られて打ち負かされてしまった。油揚げを取って退去した白狐は、後日死骸となって藪の中で発見されたという。

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キツネ
1990年 福島県
水沼から大栗山に行く道には狐がいて、よく人を騙して魚や油揚げを取る。藪の中にきれいな道が見えるのだが、実は藪の中をうろつきまわらされ、魚や油揚げをとられている。
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テング
1974年 愛知県
設楽町の碁盤石山のテングは碁が好きで、村人を連れてきては碁盤石で碁を打っていたが、碁の天才に負けて悔しくて碁盤石をひっくり返して去ってしまったと言う。それで今は碁盤石は裏を向いている。碁盤石の周囲はテングのお屋敷と言われており、草木が育たない場所がある。
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キツネ,タヌキ
1995年 愛知県
狐は油揚げが好きで、犬山で油揚げを買って帰ると、取られた。狸は化かさない。
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バンノイシ
1980年 岐阜県
盤の石という石がある。これは弘法大師が碁を打った石だといい、これをかまうと暴風雨になるという。一メートル四方くらいの石である。アマノジャクのいわれがあるともいう。
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ロウジン
1973年 富山県
碁を打ちに来る老人がいた。老人の家へ遊びに行き、ごちそうを食べて帰ってきたら三年たっていた。土産の魚をある娘が食べたら三百年も寿命が延びた。
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タヌキヤキツネ
1980年 静岡県
油揚げを食べて山へ行ったりすると化かされる。
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レイコン
1953年 新潟県
寺に碁を打ちに来ていた老人が重病になった。ある晩、寺を徘徊する幽霊の足音が聞こえてきたので、住職はこの老人の死を知った。数10分後その老人が死亡したと知らせにきた。
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キツネ
1939年 新潟県
猟師が白狐を傷付けた。漢方医が家の中で、白狐を見つけ治療をした。翌朝、子供がこの白狐を生捕りにしてきたので、家で食べてしまった。数ヶ月後、怪火が出て、燃え広がり、全てを灰にしてしまった。
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シンケイ
1940年 大分県
寺の近くの藪では、2人の武士が死んでいる。この藪に入るとシンケイになる。
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ツルベオトシ
1992年 福井県
夫達が毎晩囲碁に興じて帰りが遅かったので、妻の一人がタモノキの枝から釣瓶を落として脅すと夫はその音に驚き、以後碁会は夜にせず昼にするようになった。
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キツネ
1977年 秋田県
ある男が仏事の帰りに油揚げを背負って歩いていたら、眠気を催して寝てしまった。起きたら油揚げは取られていた。キツネの仕業。
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キツネ
1971年 岐阜県
あるお爺さんが春先、油揚げを買っての帰り道に狐に化かされた。法明の山道で迷わされて、墓場で一晩中墓石をなでてさせられていた。明るくなってから、一人で戻ってきた。油揚げは取られなかった。
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シロギツネ
1940年 滋賀県
ある男が意図的に白狐を困らせたことがあった。すると、その男に白狐が憑き、男は変死してしまった。
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テングサマ
1967年 新潟県
雲台寺に黒松の大木があり、駒ヶ岳から天狗様が降りてきて枝の上で住職と碁を打って年越しをする。天狗は住職に勝ったことがなく、取り上げられたままの団扇を取り返そうと毎年やって来るのだという。
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テング
1962年 静岡県
最勝院の住職が碁を打ちに夜外出すると、寺で火事が起きた。駆けつけた住職が念珠をもんで叫ぶと屋根の上に四つの烏天狗が現れた。寺は焼け落ちたが大半のものは助かったという。
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シロギツネ
1941年 大阪府
ある男が結婚した相手は、実は白狐であった。
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キツネ
1971年 岐阜県
あるお婆さんが小学校の運動会の時、お弁当に入れる油揚げを買いに行って狐に化かされ、山を歩かされて油揚げをとられた。
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キツネ,ヤマサキギツネ
1974年 滋賀県
ヤマサキぎつねに油揚げを取られたり、にしんを取られたりした。
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シロギツネ
1941年 岐阜県
さる馬車引きの中年男から聞いた話し。丹生川村折敷地の方へ向かって峠を越えかかった時のこと。突然馬が動かなくなった。見ると、先ほどの山路の曲がり角に白狐が座ってこちらを見ていた。まもなく白狐は姿を消し、動けるようになった。この峠ではよく白狐がでるという。
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キツネ
1983年 富山県
昔、油揚げを買ってきて狐に化かされた人がいた。そういうときは自分がどこを歩いているか分からなくなり、山の中や川の中を歩いたりする。
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サンボンアシノシロギツネ
1920年 大阪府
城蔵稲荷の由来。老僧が三本足の白狐を飼っていた。老僧の甥が猟師なのを怖れた白狐は、老僧に化けて甥に殺生の罪を語り聞かしたが、甥は鼠の天ぷらで引き寄せ白狐を殺した。
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