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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タヌキ
1993年 香川県
狸がついてきて、シャラシャラを足音がしたが、後を見ても何もいなかった。財布が落ちていて、そこから千円札がのぞいていた。財布からお金をとったら、財布はボッと燃え、お金は帰ったらくぬぎの葉になっていた。

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コエ
1953年 宮崎県
山村の豪家に住む老人は、若いころに盗っ人に託された縞の財布に入った三千円を自分のものにした。盗っ人は死刑になり、十三回忌の時から財布に祟られる夢に苦しみ、家族もすべて失ってしまった。
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センダイツウホウ
1928年 東京都
ある人が永代橋のたもとにある高尾稲荷に日参した。賽銭をあげようとして財布に手を入れると、びりびりとしびれた。不思議に思って財布を見ると、仙臺通寶が一枚入っていた。高尾太夫が仙台の殿様に吊るし切りにされた恨みでしびれたのだという。
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(ゾクシン)
1971年 茨城県
火事の夢を見るとお金が入る。
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キツネ
1997年 福井県
狐が女の人に化けて魚売りを襲ったとか、勘定橋で狐が魚売りを騙して魚を買い、後で確かめると貰ったはずの財布の中のお金が木の葉だったりしたとかいう話がある。
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キツネ
1997年 岐阜県
古山のあたりでは、夜になるとよく白きつねが出た。魚屋がある晩きつねに魚を分け与えた。家に帰ると財布には木の葉が溢れていたという。
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ビワホウシ
1935年 新潟県
失明の法師が京に上る途中、春日村五智の五智国分寺に一夜参籠したところ、何者かに財布を奪われた。やむなく郷里に引き返そうと、関川橋の上に至ったところである人とぶつかり倒れた。暫くして法師が気付くと両目が開いており、自分の財布を盗んだ盗人が失明して自分の前に立っていた。その不心得を諭し、共に国分寺に参り、琵琶と金子とを納めたという。
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テングサン
1983年 山梨県
天狗さんという人は急にいなくなって立派な成年になって帰ってきた人だ。その天狗さんが駄賃つけに馬を引いていって、須走の食堂でお金を持っていなくて貸しておいてもらいたいといったが、食堂のお婆さんに怒られた。そこで、外に出て天に向かってお金を貸してくれといったら、天からお金が降ってきたので、お婆さんはびっくりしてお金を取れなかった。
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ミツムネサン
1931年 山梨県
蔵にしまっておいたお金が少しずつなくなるので、蔵の番をする三峰様を借りてきてお金を盗む者を食い殺すように頼んでおいた。実はお金はその家の息子が盗んでいたのであり、2、3日後に蔵の前で殺されていた。
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ヘビ
1989年 鹿児島県
蛇が脱皮する時は見てはいけない。また、脱皮したのをどかして蛇にとり憑かれたというのをテレビで見たのでほっておいている。また、殻をお守りだといって財布に入れる人がいるが、これは頭から尻っ尾の先までないと駄目だそうだ。
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キツネ
1985年 岩手県
産婆が狐のお産を手伝い、お礼は鶏を殺したもの1匹とお金だった。お金は木の葉だった。
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シリョウ
1967年 石川県
姫の文兵衛という男が水死体から財布をとって死体は海へ棄てた。以来夜な夜な死霊が出て、文兵衛の家にはだれも住めなくなった。
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(ユウレイ),(ゾクシン)
1942年 富山県
お金を貯めて死ぬと化けてくる。
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ウルウドシ,ウス,トシノクレナド(セイカツニカンスルゾクシン)
1956年 宮城県
うるう年に不作はない、正月に臼の上に椀を伏せ、その内側に水玉(水滴)がつくとその年は雨が多い、年の暮れに財布・金入れを拾うと吉であるなどの俗信がある。
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キツネ
1991年 静岡県
新聞の集金のお金を持ってある地点まで来ると少しお金がなくなるということが何回もあったので、お稲荷様にお願いをしたら、以後そういうことはなくなった。
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イタチ
1957年 新潟県
一人歩きをしていると後から付いてくる足音がすることがあるが、これは鼬の足音。
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テング
1915年 長野県
古峯ヶ原講社の盛んな当地方(信州松本)には、お金を借りてくる際に、何月何日に自宅の何々の木の枝に掛けて返すと約束し、その通りにしておくと、天狗がそのお金を先方へ運んでくれるという話がある。
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キツネ
1979年 岐阜県
男の子が八幡町に遊びに行った帰り、峠で頬被りをして日に当たっていた人たちに、ご馳走やお金をもらった。翌日、目が覚めたら一面木の葉で、お金も木の葉だった。
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キツネ
1973年 岩手県
役場勤めの人が出勤途中に狐に化かされて、風呂のつもりで水田で裸にされたので、今度は狐を化かそうと思って狐にお金を貸してくれるように丁寧に頼み込んだ。3日後に来いと言うので行くと、本物のお金を渡されてその役人は得をした。近所の金持ちの家の箪笥からお金がなくなり、代わりに朴の木の葉が入っていた。
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ムジナ
1939年 岐阜県
狢は山に火を点けたり僧侶や娘に化ける。ある人が田の草を取っていると兄弟が馬子となって馬を引いてきたので待っていると、しばらくしてその人は消えたという。また祭りのときに露店を開き、菓子を売っている人が全部を売り尽くし喜んで最後に財布を開けてみると銭はなく木の葉だったという。それらは全て狢の仕業という。
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キツネ
1982年 宮城県
狐がお産で苦しんで、産婆さんを頼んだ。お礼のお金は椿の葉だった。
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ナガレボトケ
1990年 香川県
丸亀の人が漁をしていたら、御金をたくさん持った死人が流れてきたので、お金だけ取って供養せずに流した。それを元手に商売して繁盛するが、生まれた子供は口をきかず、物心ついた冬、死人からお金を取った時の様子をしてみせた。
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