国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

キツネ
1991年 静岡県
新聞の集金のお金を持ってある地点まで来ると少しお金がなくなるということが何回もあったので、お稲荷様にお願いをしたら、以後そういうことはなくなった。

類似事例(機械学習検索)

(ゾクシン)
1971年 茨城県
火事の夢を見るとお金が入る。
類似事例

キツネ
1985年 岩手県
産婆が狐のお産を手伝い、お礼は鶏を殺したもの1匹とお金だった。お金は木の葉だった。
類似事例

テングサン
1983年 山梨県
天狗さんという人は急にいなくなって立派な成年になって帰ってきた人だ。その天狗さんが駄賃つけに馬を引いていって、須走の食堂でお金を持っていなくて貸しておいてもらいたいといったが、食堂のお婆さんに怒られた。そこで、外に出て天に向かってお金を貸してくれといったら、天からお金が降ってきたので、お婆さんはびっくりしてお金を取れなかった。
類似事例

キツネ
1973年 岩手県
役場勤めの人が出勤途中に狐に化かされて、風呂のつもりで水田で裸にされたので、今度は狐を化かそうと思って狐にお金を貸してくれるように丁寧に頼み込んだ。3日後に来いと言うので行くと、本物のお金を渡されてその役人は得をした。近所の金持ちの家の箪笥からお金がなくなり、代わりに朴の木の葉が入っていた。
類似事例

ミツムネサン
1931年 山梨県
蔵にしまっておいたお金が少しずつなくなるので、蔵の番をする三峰様を借りてきてお金を盗む者を食い殺すように頼んでおいた。実はお金はその家の息子が盗んでいたのであり、2、3日後に蔵の前で殺されていた。
類似事例

キツネ
1954年 青森県
ある家で、たびたび金がなくなった。単に盗まれるだけではなく、目の前に置いてあるお金さえが消えてなくなり、その際に娘がひっくり返るのだった。宮司に見てもらい、言う通りにすると白っぽいキツネが出た。キツネは捕まらなかったが、逃げる際に10円札を1枚見つけた。以後、金はなくならず、娘の発作も起こらなくなった。
類似事例

ヤマワロ
1950年 熊本県
新造の炭竈にお神酒をあげるため、一升瓶とお金を持って出かけた。途中でヤマワロがまとわりつき歩けなくなった。姿は見えなかったが、酒瓶の栓が抜ける音がし、気が付いてみると酒もお金もなくなっていた。
類似事例

テング
1915年 長野県
古峯ヶ原講社の盛んな当地方(信州松本)には、お金を借りてくる際に、何月何日に自宅の何々の木の枝に掛けて返すと約束し、その通りにしておくと、天狗がそのお金を先方へ運んでくれるという話がある。
類似事例

(ユウレイ),(ゾクシン)
1942年 富山県
お金を貯めて死ぬと化けてくる。
類似事例

ジゾウ
1986年 滋賀県
地蔵は子供に関する頼み事は何でもきいてくれる。お供えとしては少しお金をあげたりする。
類似事例

キツネ
1979年 岐阜県
男の子が八幡町に遊びに行った帰り、峠で頬被りをして日に当たっていた人たちに、ご馳走やお金をもらった。翌日、目が覚めたら一面木の葉で、お金も木の葉だった。
類似事例

キツネモチ
1922年 島根県
自分の村では狐持は昔は貧乏であったが、急に財産家になった者ばかりという。狐持ちが狐を捨てようと思えば、全財産を売ってお金に替え、そのままそっくり人の良く通る往来に捨てておくという。そうするとその家の狐はお金について逃げてしまう。その代わりそのお金を拾ったものが、狐持ちになり、財産家となる。
類似事例

テング,テンゴサマ
1977年 富山県
テンゴサマはお金をよく使う。1回借りるとそれを返すためにまた別のところから借りるのである。
類似事例

ライジン
1921年 京都府
雷鳴とともに死体がなくなるということが続いた字があったが、圓通寺の和尚が葬送をいとなんでからはそのようなことはなくなった。
類似事例

ナガレボトケ
1990年 香川県
丸亀の人が漁をしていたら、御金をたくさん持った死人が流れてきたので、お金だけ取って供養せずに流した。それを元手に商売して繁盛するが、生まれた子供は口をきかず、物心ついた冬、死人からお金を取った時の様子をしてみせた。
類似事例

イナリサマ,キツネ
1968年 佐賀県
各家の稲荷様は初午に祀る。稲荷様は作神様。赤木のある家の稲荷様は京都から来た。新調の着物に狐の毛が入っていたので、稲荷様は狐であるという。人は一生一度は稲荷様を目にするものだ、という。
類似事例

タタリ
1981年 和歌山県
行をする和尚さんがお金をたくさんもって岩穴にこもった。鐘の音が聞えなくなったらこのお金を皆で使ってくださいと言い置いていたにもかかわらず、村人がお金欲しさに和尚さんを殺してしまった。その土地では祟りで口のきけない人や奴隷、癩病になる人が多いという。和尚のこもった岩穴はこうもり岩と呼ばれるようになった。
類似事例

オイナリサマ
1968年 佐賀県
稲荷様は家に具合の悪いことがおきたとき、法印に勧められて祀り始めることが多い。ある家の稲荷様は、1935年前後、祖父の弟の家が潰れたとき、その家で稲荷様を祀っていたことを誰も知らなかった。ところがその家の女の人が、初午の頃に毎晩稲荷様の夢を見て、そのお告げによってその家に稲荷があったことを知り、祀るようになった。
類似事例

ガンバコ
1976年 長崎県
昔、おじいさんが葬式に来て棺桶を預けて行った。何日しても取りに来ないので棺桶を開けてみると中にお金が入っていた。それで家が栄えた。
類似事例

オカネノカミサマ
1965年 高知県
ライ病にかかった遍路さん(アナヘンド)を泊めたら、あちこちに唾を吐く。追い出してみると、その唾はお金になっていた。遍路さんはお金の神様だったが、どこかへ去ってしまった。
類似事例

キツネ
1986年 石川県
帰り道、油揚げがなくなった。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内