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検索対象事例

ヤマワロ
1950年 熊本県
新造の炭竈にお神酒をあげるため、一升瓶とお金を持って出かけた。途中でヤマワロがまとわりつき歩けなくなった。姿は見えなかったが、酒瓶の栓が抜ける音がし、気が付いてみると酒もお金もなくなっていた。

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ヤマワロ
1950年 熊本県
山に入る時は必ずお神酒を持って行くべきだ。鋸を充分に入れてもどうしても木が倒れないことがある。そのような時はヤマワロが邪魔しているので、お神酒をあげて頼まなければならないためだ。また山仕事で困った時も、お神酒をあげて頼むとやってくれることがある。
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キツネ
1991年 静岡県
新聞の集金のお金を持ってある地点まで来ると少しお金がなくなるということが何回もあったので、お稲荷様にお願いをしたら、以後そういうことはなくなった。
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(ゾクシン)
1971年 茨城県
火事の夢を見るとお金が入る。
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ヤマワロ
1950年 熊本県
真っ先にヤマワロを発見するのは猟師ではなく犬だ。山中で犬が立ちすくんで動かなくなった時はヤマワロがいる証拠なので、すぐお神酒をあげてヤマワロに猟を請わなければならない。
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キツネ
1985年 岩手県
産婆が狐のお産を手伝い、お礼は鶏を殺したもの1匹とお金だった。お金は木の葉だった。
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テングサン
1983年 山梨県
天狗さんという人は急にいなくなって立派な成年になって帰ってきた人だ。その天狗さんが駄賃つけに馬を引いていって、須走の食堂でお金を持っていなくて貸しておいてもらいたいといったが、食堂のお婆さんに怒られた。そこで、外に出て天に向かってお金を貸してくれといったら、天からお金が降ってきたので、お婆さんはびっくりしてお金を取れなかった。
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ヤマワロ
1950年 熊本県
ヤマワロは酒が大好きである。ある農夫が山仕事中に煙草入れをなくし、ヤマワロに見つけてもらった。このように頼み事がかなった際は必ず酒でお礼をする。さもないと、何千匹ものヤマワロがやってきて家を揺さぶるなど、必ず報復をされる。
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ミツムネサン
1931年 山梨県
蔵にしまっておいたお金が少しずつなくなるので、蔵の番をする三峰様を借りてきてお金を盗む者を食い殺すように頼んでおいた。実はお金はその家の息子が盗んでいたのであり、2、3日後に蔵の前で殺されていた。
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アシマガリ
1985年 香川県
アシマガリは猫の子のような化け物で、足にまとわりつくと歩けなくなる。
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ヤマワロ
1950年 熊本県
ヤマワロが人間に接近するのはたいてい夜である。木や竹を伐ったり叩いたりする音が聞こえるが、姿は見えない。あとで音がしたと思える場所に行ってみても何もヤマワロがいた痕跡はない。
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キツネ
1973年 岩手県
役場勤めの人が出勤途中に狐に化かされて、風呂のつもりで水田で裸にされたので、今度は狐を化かそうと思って狐にお金を貸してくれるように丁寧に頼み込んだ。3日後に来いと言うので行くと、本物のお金を渡されてその役人は得をした。近所の金持ちの家の箪笥からお金がなくなり、代わりに朴の木の葉が入っていた。
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ヤマワロ
1950年 熊本県
炭焼きのため山中で寝ているとヤマワロがきて夜通し小柴を折って邪魔をする。そこで1度帰宅し、大神宮のお札を持ってきたところ、その晩からこなくなった。また、炭焼きは炭竈をヤマワロの通り道に作らないよう用心する。
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ヤマワロ
1950年 熊本県
ヤマワロの目的は常に食べ物で、食べ物さえやれば人に悪さはしない。祭りの重箱を提げた帰り道でヤマワロに遭った。訳を話して家に連れ帰り、ご馳走と酒を振舞った。ご馳走がない時は徳利の酒をそのまま外で垂らすが、酒が地に落ちることは決してない。
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(ユウレイ),(ゾクシン)
1942年 富山県
お金を貯めて死ぬと化けてくる。
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テング
1939年 福島県
登山する人の酒を奪う天狗がいるので、自分用の酒と天狗用とを分けて持って行く。焼酎を飲もうとした登山者が気付くと酒袋がなくなっていたこともある。
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ジゾウ
1986年 滋賀県
地蔵は子供に関する頼み事は何でもきいてくれる。お供えとしては少しお金をあげたりする。
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ヤマワロ
1950年 熊本県
ヤマワロは春の彼岸に川に入ってガラッパになり、秋の彼岸に山に入ってヤマワロになる。彼岸の頃には何千匹ものヤマワロが列を作って喋りながら山から下りてくる。行列の通り道をオサキといい、ここに炭竈や家を建ててはならない。
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タタリ
1981年 和歌山県
行をする和尚さんがお金をたくさんもって岩穴にこもった。鐘の音が聞えなくなったらこのお金を皆で使ってくださいと言い置いていたにもかかわらず、村人がお金欲しさに和尚さんを殺してしまった。その土地では祟りで口のきけない人や奴隷、癩病になる人が多いという。和尚のこもった岩穴はこうもり岩と呼ばれるようになった。
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オカネ
1988年 茨城県
瓶に入れられて土の中に埋められていたお金が、世の中に出たいと思って、光になって音を立てて飛び出した。度胸のある人が近づいて、袂を開いて招いたら、そこに入ってきた。
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オニ,シュテンドウジ
1939年 京都府
源頼光が酒呑童子に多量の酒を飲ませて退治した。須知の酒屋の鬼殺しという酒である。
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オオボウズ,ダイジャ
1968年 奈良県
ハラマキの滝にいる大蛇に小便を入れた一升瓶を、お神酒として供えようとしたら、その晩大坊主にうなされて、寝られなかった。
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