国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

(ゾクシン)
1999年 長野県
産湯を沸かす時、漆板などの漆製品の一部を使って火を焚くと、その子供は漆かぶれをしないという。

類似事例(機械学習検索)

リュウ
1992年 宮崎県
漆取りの兄弟がいた。兄は上質の漆を取っては竹筒に入れて淵に沈めていた。弟もその漆を見つけて売るようになったので、弟を脅すため、兄は木彫りの龍を買ってきて淵に沈めた。その龍は本物の龍になってしまい、漆は取れなくなった。兄弟は仲直りをした。
類似事例

タヌキ
1975年 高知県
タヌキが夜に火を沸かす。
類似事例

カイエン,シシノアタマ
1976年 岡山県
備中松山から作州の温泉への行路に、漆淵という淵がある。ある兄弟が淵の底で漆や高価な物を発見した。弟が独り占めしようと獅子の頭のようなものを作り淵に沈めた。兄がそれに驚き逃げたので弟が取りに潜ったところ獅子に噛まれた。
類似事例

ユウレイ
1933年 岩手県
あるところに夫婦がいた。お互いに死んでも再婚せず、死んでも葬らずに身体に漆を塗ってお堂に供えるように約束していた。そのうち、妻が死んだ。夫はしばらくして後妻をもらった。夫が旅に出たとき、前妻の幽霊が後妻の咽に喰らいついて殺してしまった。夫が帰ってみると漆を塗った前妻の口が血みどろになっていた。
類似事例

ネコ
1973年 富山県
昭和初年、産湯を捨てた時に猫になめられてしまい、その子供は足が不自由になってしまった。
類似事例

ネコ
1973年 富山県
昭和初年、産湯を捨てた時に猫になめられてしまい、その子供は足が不自由になってしまった。
類似事例

ネコ
1973年 富山県
昭和初年、産湯を捨てた時に猫になめられてしまい、その子供は足が不自由になってしまった。
類似事例

チョウジャガハラ
1956年 宮城県
化女沼の西に長者がいて、美しい一人娘を土地の地頭から嫁に望まれたが、断ったので不法な圧迫を受け、長者は最上に移ることに決める。奉公人を街道に立たせ、財宝を手送りにして運び、娘は金の機を沼に沈めて去った。沼の魚もみな一緒に最上へ移り、その跡が点々と小池や水溜りとなった。漆万杯と朱万杯は運びかねて残していったので、沼の近くの原を馬が歩くと蹄に漆や朱がつくという。
類似事例

ヤクシノメン
1939年 島根県
山田寺の薬師の面の漆を塗り替えるために、京都の漆屋へ送ったが、その木が大金になるというので他の木で面を作り送り返した。すると面が怒ったので、八代の山田寺へ帰れと言って面を海へ投げたところ、同郡の温泉津の濱へたどり着いた。子供が面を拾って舞を舞っているのを八代の庄屋が見た。その夜、面が庄屋の枕神に立ったので、庄屋は面を山田寺へ持ち帰ったという。
類似事例

テングンサン
1978年 岐阜県
炭焼きをしていた男がてんぐんさんに九州の山に連れて行かれて剣術の稽古をした。ある日念仏を唱えたら「そんな弱虫は帰れ」と言われて、送られた。そのとき手にさせられた漆塗りの4尺棒がその家にあったが、火事で焼けてしまった。
類似事例

カイジュウ,ウミボウズ
1974年 大阪府
和泉国に住んでいる人が言うには、貝塚のあたりに海辺には時々海坊主が現れて、磯の近くに来るという。そのあたりの家では子供を磯には行かせず、間違って行くと捕られるという。3日ほどで沖に帰るという。その形は人に似て大きく、全身は漆のように黒く、半身を海上に現す。
類似事例

カミサマ
2000年 徳島県
正月15日の小正月に、真言宗の家では、炊き上がる前の粥に、切りかけした20~30センチの漆の木(無いときははぜの木)をつけて、柱を叩いて回る。その時に「この暮より神様早く来て下さい」と祈る。
類似事例

ナニカ
1982年 京都府
産屋が出来上がると、産婦がいなくても火を焚き、絶やすことはなかった。「何かが誘ったらイカンので」どんどん火を焚く、とのことである。
類似事例

ヘビ
1936年 鳥取県
子供の時に薬師寺の裏山で古い壷を見つけた。中には一匹の蛇がいて、底には漆のようなものがたまっていた。それらを持って帰り、壷は和尚さんに上げて、蛇は隣の爺さんにあげた。それから爺さんの家は目に見えて暮らしが良くなった。噂では蛇のお告げがあり、その蛇を弁天さんにお上げしたという。
類似事例

(ウルシノミノヨウナモノ)
1982年
享保18年、水口より伊勢路にかけて、大豆に似て平らで小さな漆の実の様な物が降った。木曽路ではこの実を粉末にして米に混ぜて団子にして食べると言う。江戸道中にはだいたい降ったと言う噂である。
類似事例

シセキ,リュウノミヤコ,スズリ
1980年
寛政8年(1796)の春に、ある人が紫色の石を持ってきて、これは昔から龍の都の石として伝わってきたもので、触れると痘患を治すという。翌年それを買い取って硯にしたところ、擦った墨は漆のように密であり、水は数日たっても一向に減らないという。
類似事例

オオビタキ
1990年 香川県
朝早くか夜おそく、塩田の仕事に行ったら、オオビタキが釜の中で火を焚いていた。人間が近寄ると、黒いもの2人が釜をかついて行き、一定の距離ををいうて火を焚いている。焚いていた場所に行ったが、燃えかすはなかった。
類似事例

テング
1990年 静岡県
天狗岩では誰かが火を焚いているように見えたという。人を脅かそうとして言ったのではないか。
類似事例

クモ
2000年 高知県
歳の晩に大きな火を焚くのは、大晦日に火で蜘蛛をしりぞけたことによるのだという。
類似事例

カマ
1976年 岡山県
備中吉備津宮で巫女が釜の下に火を焚いて、洗い米をひとつまみ入れ、水を入れて沸かすと、いつも釜が動く。神が受け入れれば、雷のように鳴り動くという。
類似事例

キツネ
1973年 岩手県
猟師が火を焚いていたら、女が来て火のそばで寝た。火が女の着物に燃え移り、狐の正体がばれた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内