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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シセキ,リュウノミヤコ,スズリ
1980年
寛政8年(1796)の春に、ある人が紫色の石を持ってきて、これは昔から龍の都の石として伝わってきたもので、触れると痘患を治すという。翌年それを買い取って硯にしたところ、擦った墨は漆のように密であり、水は数日たっても一向に減らないという。

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セイウ
1980年 福島県
寛政10年(1798)10月29日の夜に、甚だしく星が飛び、まるで星の雨のようであったという。また江戸でも同じことがあったという。
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フソウボク,スズリ
1980年 愛媛県
伊予の国に扶桑木(石化した木)があり、入手して硯に加工した。出来た硯に水を溜めておいたら、1日経っても水は全く減っていなかった。
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チゴイシ
1989年 長野県
小田沢川に稚児石と呼ばれる石がある。この石に雨の降る日に大根を擦りつけると、血がしみ出てくるという。
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ショウヒ・コシモト
1980年 東京都
寛政4年(1792)に、江戸の村山にある家に奉公する16歳の婢は長く病気をしていた。腰痛がひどく、次第に痛みが足に移り、また瘡が多く出来たが、翌年の夏には完治した。ただ忽然とその婢は男性になってしまった。
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リュウ
1992年 宮崎県
漆取りの兄弟がいた。兄は上質の漆を取っては竹筒に入れて淵に沈めていた。弟もその漆を見つけて売るようになったので、弟を脅すため、兄は木彫りの龍を買ってきて淵に沈めた。その龍は本物の龍になってしまい、漆は取れなくなった。兄弟は仲直りをした。
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スズリイシ
1980年 福島県
この地には「すずり石」と呼ばれる、硯の形をした石があり、その窪みの部分にたまった水は日照りのの際も涸れることがないという。武蔵坊がこの水で墨をすって、著到を書いたという。
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シロウシ
1980年 京都府
寛政9年(1797)京都の西木辻という酒屋に、全身が純白で非常に美麗な白牛を飼っていた。その家の主人はどこで手に入れたのかを決して言わなかった。
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タツ
1980年 愛知県
尾張国にある、ふさの浦という所に行った際、貝のような石を拾った。とても美しかったので床の間においていたら、石の周囲が湿った。よく見ると、石に針先ほどの穴が開いていたので、ここから水が出たものと思い、石を煮たら湿らなかった。そこで石を割ってみると、中には小さな蛇に足が生えたような虫が死んでいた。これはたつ(龍か)だろう。
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イシワリサマ,ノリクライシ
1950年 山梨県
ショウヘイ様の先祖が石割様の山へ鉄砲猟に行った。旧3月9日に鳩に向かって9発打ったが死ななかったのでそのまま帰った。その処に神代のジョウリ(草履か)が石の根にあった。この石は乗鞍石である事は知らなかった。翌年の3月9日に自宅の廊下に弾丸が9発転がっていた。不思議に思い先の場所を調べると石がありそれが乗鞍石とわかったので、それから石割様を祀った。
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ハクチ
1980年 福島県
寛政9年(1797)に白川の地で白雉を得た。白雉は祥瑞であるとして大君に献上した。
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オオイシノタタリ
1970年 山梨県
ある家の庭に明治40年の洪水で大棚から流れてきたという大きな石がある。数年前にその大石を除去するために石屋さんに頼んだところ、2,3日してその石屋さんが死んだ。それ以降、この石を割った者は死ぬといわれる。
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コウボウダイシ
1997年 山梨県
昔、弘法大師が内野村水のみ(水のもと)を訪れた時に硯の水に困り、筆の先で土をかくと清水が湧いてきた。それからここを弘法大師の硯の水といい、地名を水のもとと名付けた。
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イシ
1993年 岐阜県
貧しい夫婦が石の近くに赤ん坊をおく。1時間ほどで戻ってみると、赤ん坊はいない。夫婦は石の近くに住むようになる。石が泣いているのに気づき、ほお擦りすると石は泣き止む。
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(ゾクシン)
1979年 静岡県
鮎釣にある地蔵は、病気をしたときに地蔵の石を1つ借り、悪いところを石で撫でると治るという。治ったら、年の数だけの石を河原から拾ってきて、借りてきた石とともに地蔵のところに置く。
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ダケイシ,コウボウダイシ
1958年 岐阜県
ダケ石は弘法大師の杖が石になったといわれている石で、この石に触ると怪我をするという。
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セッショウセキ,ヤカンタマモ
1975年 栃木県
殺生石は下野国那須野にあり、方五間ほどの垣で囲んだ毒石で、この石に触れた人や虫、獣は死ぬ。近くにある那珂川を渡る人がよく溺死するのは石の毒気のためだという。野干玉藻が精霊石になったという。会津磐梯山にも毒石があり、触れた禽獣は皆死ぬ。
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ヘビ,キリ
1980年 広島県
備後国福山領に御領村という所があり、その山中に蛇が住んでいるという場所がある。そこは草も生えずただ1本の桐が立っていた。そして寛政8年(1796)にその蛇が桐に巻き付いたといい、木に残った痕跡が、金色に輝いたという。また今年に入ると銀色に変わったという。
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(ゾクシン)
1942年 三重県
7日に発って9日に帰ると死ぬ。
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リュウイシ
1990年 長野県
田のあぜにある石を竜石と呼んでいて、竜がくわえてきて落とした石だといわれている。家の庭へ持ってくると災難が続いたため、元へ返したのだという。
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カミノヒ,タ,シ,(ゾクシン)
1915年 福島県
旧暦4月の7日と8日は神の日であるため田に入ってはいけない。昔、この日に田に入った爺と婆は、山から落ちてきた大きな石の下敷きになって亡くなった。
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コトサマ
1950年 新潟県
2月8日はこと様が山から出てくる日で、12月8日は山に帰る日であるという。
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