お大師様 | オタイシサマ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	C2030406-000

■	呼称（ヨミ）	オタイシサマ
■	呼称（漢字）	お大師様

■	執筆者

■	論文名	第12編　口頭伝承　第２章　伝説　　：10　神社や寺や堂の伝説　　（２）寺や堂の伝説

■	書名・誌名	長野県史　民俗編　中信地方　ことばと伝承
■	巻・号／通巻・号	3巻3号
■	発行所	長野県史刊行会
■	発行年月日	H2年2月28日
■	発行年（西暦）	1990年
■	開始頁	475
■	終了頁	477

■	掲載箇所・開始頁	476
■	掲載箇所・終了頁	477

■	話者（引用文献）

■	地域（都道府県名）	長野県
■	地域（市・郡名）	松本市
■	地域（区町村名）

■	要約	オーデシコという日があり、ごちそうになれるが死ぬまで食べさせられる人もいた。１人責め殺すとその年は豊作だといい、小さな女の子まで犠牲になった。ある時、乞食坊主が来た。いくら持ってきても皆食べてしまうので、「もうあげるものがない」と謝ると「ごちそうになった」とどこかへ行った。今年は凶作だと頭を抱えたが、翌朝調べると、食べ差しのうどんが裏の畑に山積みになっていた。誰からともなくあれは大師様で、行事のやりすぎをとがめに来たのだということになり、責め殺すことを止めたという。類似事例

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