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番号 C2020382-000

呼称(ヨミ) チゴイシ,グヒンサマ,テング
呼称(漢字) 稚児石,狗賓様,天狗

執筆者

論文名 第12編 口頭伝承  第2章 伝説  :2 石の伝説

書名・誌名 長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承  
巻・号/通巻・号 2巻3号
発行所 長野県史刊行会
発行年月日 H1年2月28日
発行年(西暦) 1989年
開始頁 580
終了頁 584

掲載箇所・開始頁 583
掲載箇所・終了頁 584

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 長野県
地域(市・郡名) 下伊那郡
地域(区町村名) 高森町

要約 小田沢川に稚児石と呼ばれる石があり、雨の降る日に大根を擦りつけると血がしみ出るという。4月8日のお薬師祭りの稚児舞の稚児に選ばれることは、名誉であると共に踊りを間違えると不吉があると言われた。ある年、稚児が足を踏み損なうと狗賓様がその子をくわえて飛び去った。そして小田沢川のがけの上の大岩で稚児を食い、残りを片桐松川で食べた。以後、稚児舞はなくなった。
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