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番号 |
C2010278-000 |
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呼称(ヨミ) |
デンゾウイナリ |
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呼称(漢字) |
伝蔵稲荷 |
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執筆者 |
細川修・松本清人 |
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論文名 |
第12編 口頭伝承 第2章伝説:10、地蔵や薬師や観音の伝説 |
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書名・誌名 |
長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承 |
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巻・号/通巻・号 |
1巻3号 |
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発行所 |
長野県史刊行会 |
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発行年月日 |
S62年3月31日 |
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発行年(西暦) |
1987年 |
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開始頁 |
501 |
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終了頁 |
511 |
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掲載箇所・開始頁 |
508 |
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掲載箇所・終了頁 |
509 |
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話者(引用文献) |
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地域(都道府県名) |
長野県 |
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地域(市・郡名) |
東御市 |
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地域(区町村名) |
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要約 | 昔,村外れに住んでいた伝蔵さんは時々狐に化かされる事があった。化かされているときはうつろな目をしてコンコンと鳴いたり,ピョンピョン跳ねたり,わけのわからないことを呟いて稲荷様の周りを廻ったりした。翌日になると本人はその事を覚えていない。だが,狐に憑かれる事が度々になってある時狐はらいをすることになった。油揚げを久津根稲荷に供え,伝蔵さんをお稲荷様の前に座らせて神主にお祓いをしてもらい,狐をとってくれるよう皆でお願いしたところ,伝蔵は狐に化かされなくなった。いつしか久津根稲荷を伝蔵稲荷と呼ぶようになった。
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