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                  | ■ | 番号 | C0411308-000 |  
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                  | ■ | 呼称(ヨミ) | バケネコ |  
                  | ■ | 呼称(漢字) | 化猫 |  
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                  | ■ | 執筆者 | 宮城縣 |  
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                  | ■ | 論文名 | 妖怪変化・幽霊:事例篇 |  
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                  | ■ | 書名・誌名 | 宮城縣史 民俗3 |  
                  | ■ | 巻・号/通巻・号 | 21巻 |  
                  | ■ | 発行所 | 財団法人宮城県史刊行会 |  
                  | ■ | 発行年月日 | S31年10月20日 |  
                  | ■ | 発行年(西暦) | 1956年 |  
                  | ■ | 開始頁 | 471 |  
                  | ■ | 終了頁 | 562 |  
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                  | ■ | 掲載箇所・開始頁 | 551 |  
                  | ■ | 掲載箇所・終了頁 | 552 |  
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                  | ■ | 話者(引用文献) | (『郷土の伝承』横山小学校報) |  
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                  | ■ | 地域(都道府県名) | 宮城県 |  
                  | ■ | 地域(市・郡名) | 登米市 |  
                  | ■ | 地域(区町村名) | 津山町 |  
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                  | ■ | 要約 | 明治初年頃,山地の部落の老マタギ源左衛門が翌日の猟の準備をしている時,トラ猫が炉辺でその様子を見ていた。翌日猟に出かけ,夜が迫ってきたので急ぎ足で下りてくると,見慣れない一軒家にたどり着いた。離れた所から窺っていると,老婆が恐ろしい顔でこちらを見た。化生の物と思って銃で撃つと,手応えがあったのに老婆は平気な様子であった。源左衛門が弾丸を全て撃ち込んでしまうと,老婆が「もう弾丸はあるまい」と言う。源爺は腹掛けに秘蔵していた命弾をそっと取り出し,今度は行燈目掛けて撃ち込んだ。すると悲鳴が上がって灯も小屋も一瞬に消えてしまった。源左衛門が翌朝未明に現場に行ってみると,骸は人間の老婆の姿をしている。しかし,やがて朝日と共に大猫が正体を現した。よく見ると我家の古猫らしい。果たしてトラ猫は昨夕から見えないということであった。 
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